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2026年5月 7日 (木)

魔法の姉妹ルルットリリィ 第5話

 皆で力を合わせてクイズ番組に挑戦、、、! の、つもりが、魔法のおかげで想像もしなかった展開になっています。このピンチを4人は乗り切る事ができるのでしょうか。

 テレビアニメ「魔法の姉妹ルルットリリィ」、第5話「地獄のクイズへようこそ」です。

 テレビ局の楽屋で髪をセットしてもらっているリリィ。彼女は自分が本当にアイドルになれたんだと改めて実感しています。隣にはルルがいて、他に塔子とせなも一緒にいます。今日は「プロダクションわんすもあ」の所属アイドル達が総出でテレビのクイズ番組に出るのです。タイトルは「波乗りトレジャー」、風やうぐいす、あずきも毎週見ている人気番組です。

 これまでの第1話から第4話では、風と流の「強い思い」が魔法を生み出し、2人の世界を変え始めるエピソードが描かれています。風は、姉の流に追いつきたい、彼女を笑顔にしたいという思いから、成長した姿(=リリィ)に変身し、その気持ちを届けようと精一杯歌で呼びかけました。流は、リリィの初めてのステージを目にして、自分ももう一度歌えるようになりたいという思いから、成長した姿(=ルル)に変身し、自分からリリィに会いに行きました。

 こうして、アイドルのリリィとルルが誕生したのですね。この第5話では、彼女達の芸能生活がファンタジックに描かれています。
(風と流の関係については、第4話の最後の方の場面にもあるように、もっと何かが起きる必要がありそうです。風がリリィとして、流がルルとして活躍できているとしても、それだけでは風と流の気持ちが近づく事にはつながりづらい気もします。その辺りは、これから丁寧に描かれていくのでしょうね。)

 この話数で少し家の事情が見えてきたのは、塔子ですね。電話で話している感じからすると、母親とはあまりうまくいっていない(それとも、2人の話題に出ていた祖母の事で何かひっかかりがある、とか)? 塔子は、アイドル兼プロデューサーとして芸能事務所を立ち上げ、叔父の矢須王に社長を任せているのですよね。彼女の行動力は抜群でしょうけれど、それだけではない何かが、彼女にはあるのかもです。
(そういえば、彼女のスマートフォンって、画面の角の所が割れてるんですよね。第2話でステージの映像をリリィに見せた時にもそういう状態になってました。本作は、キャラデザや背景の色合い、音楽なども含めて割とふんわりした雰囲気がある中で、その画面の割れ方だけ妙にリアルっぽいのが少し気になります、が、あまり深い意味はない?)

 電話に出ていた塔子に、せなが声をかけています。塔子の返事は、「いつものやつ」でした。たぶんこの2人の間では、塔子と親との関係についてはちゃんと共有できているのでしょう。もしかしたらその関係をどうにかしたいと考えて、芸能活動とは別に、2人で一緒に行動していたりするのかもしれません。

 さていろいろありつつも、第5話はコミカルな展開が多い感じですね。ルルの「画伯」ぶりや、リリィのお菓子好きなどが次々に明らかになっていきます。恥ずかしい事もあるけど、これも芸能活動の内?
 番組の最初では、4人がそれぞれの特徴を捉えた自己紹介をしてますね。いかにもアイドルっぽい感じです。もしかしたらこれは、事務所に皆で集まっていろいろ考えて決めた成果なのかも。お互いの行動や性格の特徴を観察しながら、意見を出し合って文面を考えていくのは、シンプルに楽しいでしょうし、彼女達にとってはお互いをもっと知っていくチャンスになっていたのではと思えます。

 作中では、彼女達の他にもちょっと気になる人達が登場しています。クイズ番組司会のバーナードけんとは、第4話でルルがデビューステージを見せた歌番組の司会もしていますね(声を担当されている水島裕さんは、スタジオぴえろ魔法少女シリーズの第1作、「魔法の天使クリィミーマミ」にも参加されています。ちなみに、塔子たちの事務所、「プロダクションわんすもあ」というのも、クリィミーマミのOVA、「永遠のワンスモア」と名前が近いですね)。

 他には、番組のアシスタントとして登場している綿屋凛でしょうか(声は大橋彩香さんが担当されています)。公式サイトのNewsの記事によると、(事務所は別ですが)リリィ達よりも先輩のアイドルらしいです。
 彼女の振る舞いを見ていると、単なる脇役以上の存在感があるような。この後も何か重要な場面で姿を見せたりするでしょうか。

 後は、キャストクレジットで「アイドルファン」と書かれているらしい女の子ですね(声は根本京里さんが担当されています)。彼女は、クイズ番組を見ていて、リリィ達を応援するコメントなどをSNSにたくさん書き込んでいます。
 その部屋の壁には、リリィ、ルル以外にも塔子とせなのポスター(この2人は「キャンディックサンダー」というユニットを組んでいるようです)などがたくさん貼られています。「プロダクションわんすもあ」箱推し、というか、彼女達1人1人のファンなのかもですね。
(なお、この人は第2話でも登場しています。風の家の和菓子屋「風流」に行こうとしている姿がちょっとだけ描かれています。着ているシャツは、、、この第5話と同じっぽい? 胸には「The Gyoza」と書かれているみたいで、何か餃子にこだわりが?)

 こういう、取り巻く人々も、リリィやルル達の物語を盛り上げていくのでしょう。そんな風に周りに見守られながら、リリィとルル、それに塔子とせなは、それぞれの絆を深めていく事になるのではないでしょうか。

 塔子とせなについては、この話数でもちょっとした関係性が見えてきています。塔子が絶体絶命のピンチ(恥ずかしさという意味で)に陥った時、思わず頼るのは、やはりせなみたいです。せなの方も、塔子の表情を見て、すぐさま反応しています。この関係は、彼女達が時間をかけて築いてきた、彼女達だけのもの、とも言えそうです。

・「魔法の姉妹ルルットリリィ」[レビューリスト]

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