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2026年4月18日 (土)

ゴーストコンサート : missing Songs 第2話

 接触する事で能力が高まる。この特性は、2人にとって、良い事なのでしょうか、そうではないのでしょうか。周りの思惑はあるとしても、結果は彼女達自身の気持ちにかかっているのかもです。

 テレビアニメ「ゴーストコンサート : missing Songs」、第2話「生離死別 [後編]」です。

 MiucSに命を狙われた芹亜は、雪庭のとっさの判断でピンチを切り抜けられました。彼女が楓と一緒に向かったのは、TERA(テラ、Treasure, Encircle, Reclamation, Accumulation)の茨城支部。そこには、リーダーの雪庭をはじめ、芹亜や楓のような霊能力を持つ朱莉、瑠衣、凛空がいました。

 ここでは本作の世界観が幾つか説明されていますね。彷霊界の存在、そこにある資源の奪い合いを始めている国々、同じように彷霊界を占拠するため日本で組織されたTERA、TERAに所属する楓達、、、。
 さらに雪庭達には別の目標もあります。それは、MiucSを破壊し、人類に「歌を取り戻す」事。
(なかなか複雑な関係ですね、、、。彷霊界にやって来るグレートゴーストの側にも考え方の違いがあるみたいですし、彷霊界を独り占めしようとする国々の利益関係もありますし、さらにはTERAの中でも茨城支部のメンバーは、彷霊界とは別にMiucSを相手にしようとしています。いろいろな方面のいろいろな思惑が絡み合う事で、なかなかすっきりした答えが出てこなさそうな雰囲気もあります。この第2話でも、食事のシーンでは、支部のメンバー達の間でさえ、何か共有できていない思いがありそうですし。彼女達はどうなっていってしまうのでしょうね。
、、、ちなみに、本作の公式サイトにはKEYWORDというページがあり、作中に出てくる用語の説明が載せられています。この辺りも参考になるかもですね。)

 人々に歌を取り戻す事は、雪庭だけでなく朱莉、瑠衣、凛空の願いでもあるようです。今は人々に歌を提供しながら、人々が歌う事を禁止しているMiucS。その状況を、メンバー達は変えたいと思っているみたいです。
 けれど、ちょっと気になる所もあります。それは、このようなメンバー達の思いに、世界中の人達すべてが賛成するのかどうか、という点だったりします。前回第1話では、愛子や弦は、自動運転する車の中で流れてきた自分達専用の楽曲を、けっこう気に入っているようでした(芹亜はそれほどではなかったようですけれど)。そんな風に、今(本作の時代設定は2045年となっています)の状況(生体認証とかアプリが人の命を握っているとかは別として、MiucSが娯楽を提供している事)を受け入れている人達にとっては、MiucSを壊す事は物騒な話題に聞こえてしまいそうです。
 それ以外にも、例えば何か理由があってうまく気持ちを表せない人にとっては、MiucSが自分のためだけに作ってくれる音楽は、自分を代弁し周りの人とわかり合える道具にもなりそうです。また、強い気持ちを持っているのに才能がなくて芸術作品を作り出せない人にも、表現のチャンスを与えてくれそうでもあります。
 単に、MiucSを壊す、と言うだけでは、そういう人達には理解してもらえないかもしれません。無理矢理壊してしまったら、逆にそういう人達から未来や可能性を奪う事になるかも。霊能力という強大な力を持っている彼女達だからこそ、多くの人達に自分達をわかってもらい、皆で明るい将来へ進んでいける方法を考える必要がありそうな気がします。

 その意味でも、前の記事にも書きましたように、芹亜と、愛子、弦の間で、お互いの存在を認め合えるようになってもらえると、理解し合える世界を作る象徴になるのでは、と思えます。、、、が、この話数の展開では、それが難しくなってきているような? 芹亜と愛子達の関係はこれからも描かれていくのでしょうか。

 関係、という部分では、芹亜と楓の関係が進展していくのかどうかも気になりますね。やはり2人は小さい頃に一緒にいた時期があったようで、楓が芹亜を「芹ちゃん」と呼びそうになるのも、その頃の呼び方の影響みたいです。
 自分達の記憶を話せるようになった事、自分達が一緒にいてもいいと許された事が、楓の気持ちをより高めているようです。時々頬を染めてしまうのも、芹亜と自分が、また一緒に歩んでいける事への希望の表れとも言えそうです。
 では芹亜の方は、、、? 彼女は自分のせいで楓と離ればなれになってしまったのではないか、と考えていたらしいです。じゃあ自分達の事を隠さず話せるようになった今はどう感じているのでしょう? 彼女の振る舞いを見ていると、楓ほど喜んだり愛情がわき上がったりはしていないような、、、? 実際はどうなのでしょうね。芹亜と楓、彼女達がお互いを思う恋愛関係とかも描かれていくと良いですね。

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