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2026年2月 8日 (日)

わたなれ 第5話

 一念発起して高校デビューを果たし、学校で一番の友達グループに入れたれな子。しばらくは必死に明るく振る舞って、真唯達について行こうとしていたらしいものの、今はそうする余裕さえなくない様子、、、。彼女は自分の身をガードする(?)のに精一杯みたいですけれど、それが結果的に周りを落ち着かなくさせてしまっていたりはしないでしょうか。

 テレビアニメ「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)」(略して「わたなれ」)、第5話「恋人とか、ぜったいにムリ! その2」です。

 れな子と真唯、2人が親友になるか恋人になるか決めるのは、高校を卒業するまでいったんお預けになりました。少しは落ち着きを取り戻せるはずだったれな子ですが、今は全く気が休まっていません。というのも、真唯に対抗心を燃やしているらしい紗月が、恋人にならないかとれな子に持ちかけてきていたからでした。

 紗月と話している場面で、れな子は、自分が女性を恋愛対象としているわけじゃないといった意味の事を言っています。でも、第2話やその他の話数を見ている感じでは、彼女は女性に対してかなり恋愛的な見方をしているような気もします。彼女はそれを自分では感じていないのでしょうか、それともわかっていて外に対しては違う事を言ってしまっているのでしょうか。

 れな子は、中学時代に友達づきあいがうまくできなかった過去があって、コンプレックスのようなものを抱いているみたいです。自分の意見には自信がなく、他の人が言った事にすぐ従おうとするような所もあるらしいです。
 けれど、それがかえって、相手を不安にさせていたりはしないでしょうか。ちゃんと仲良しとして相談したり意見を言ったりしているのに、れな子は何とか穏便に済ませようとするばかり。彼女は自分の事を真剣に考えてくれていない、自分を軽くあしらっているだけなのでは、とも思われてしまいそうです。

 れな子が「親友」を作りたいと考えているのなら、自分の都合にばかりこだわるのをやめて、ちゃんと相手の事を見てあげるのが良さそうですね。そうすれば相手も、れな子の不安や悩みを聞いて相談に乗ってくれるようになるのかもしれません。

 、、、というのはよくある学園もののエピソードで、本作の方はというとそういうくくり方ではまとめきれない、のですよね。れな子には周りを思いやる気持ちを持ちながら、百合な恋愛を広げていってもらいたいかもです。

・「わたなれ」[レビューリスト]

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