アニメ「アサルトリリィ BOUQUET」同時視聴企画 第1話に寄せて
リリィ達のしとやかな振る舞いや言葉遣い、CHARMをふるって可憐に戦う姿がアニメで描かれるのは素敵ですね。ゲームや舞台、ライブ、ドール、コミック、小説などで彼女達のストーリーに触れる場面はいろいろありますけれど、やはりアニメの新作でも見てみたいものです。
アニメ「アサルトリリィ BOUQUET」の放送3周年と、原作となるアクションドールの発売10周年を記念した企画の一つとして、アニメの同時視聴をしようというキャンペーンが始まっています。本放送の日に合わせて各話を見て、感想をSNSに投稿するもので、第1話の視聴が10/1 21:30から行われました。
こういう企画も楽しいですね。改めて見てみると、気づく事などある気がします。
個人的には以前レビュー記事を書きました。リンクを載せておきたいと思います。
→アサルトリリィ BOUQUET 第1話「スイレン」
豊かな自然の中にたたずむ厳格な女子校に通うお嬢様達が、謎の敵との熾烈なバトルを繰り広げる、というモチーフの取り合わせが、本作では特徴的な気がします。オープニング曲「Sacred World」の熱いビートと、エンディング曲「Edel Lilie」のしっとりとしつつ熱情的なメロディもそれを表しているような。この世界観の中で、年頃の女の子達が愛し合う姿が描かれていくのは百合的にも良い感じです。
(「Edel Lilie」の映像も美しいです。ストーリーには描かれない一柳隊メンバーの表情が見られますね。それに「命、感じる」の名フレーズ(?)を生み出した場面も出てきますし、、、。)
「Edel Lilie」といえば、前のレビュー記事では『「高貴なる百合」といった意味になるらしい』とも書きました。これもよく考えてみると、「気高き百合」と言い表せたりもしますね。、、、これは、百合作品として重要なあのシリーズで、聖ミアトル女学園の学園歌のタイトルに似ていたり? そう思うと、百合ヶ丘女学院の制服の、黒をベースにしたシックで落ち着いた雰囲気は、あちらの女学園の制服に通じるものがあるような。さらには、ヘルヴォルが所属するエレンスゲ女学園の、白をベースにした、パリっとした印象の制服は聖スピカ女学院の、グラン・エプレが所属する神庭女子藝術高校の、暖色系でチェック柄がワンポイントの制服は聖ル・リム女学校の制服のイメージがありそうです。そういう所からも、百合な雰囲気が高まっていきそうです。
夢結と亜羅椰の一触即発の状況に楓が巻き込まれてしまう場面で、梨璃は、リリィ同士が武器を交える事を懸命に止めようとします。この、「リリィ同士がCHARMを向け合う」というモチーフは、この後の第2話や第3話でも意味を持ってきている気がします。リリィ達をつなぎ結ぶのはCHARMなのか、それとも別の何かなのか、そういう所を考えながら見返してみるのも面白いかもですね。、、、というか新作、第2期も見てみたいです。
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