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2021年1月19日 (火)

2021年1月からとその後のアニメ作品リストなど

 1月から始まるアニメ作品の中で百合テイストのありそうなものを少し調べてみました。アイドルを題材にしたものが割と多いでしょうか。それから、延期されていた劇場版作品の上映なども予定されているようです。

◯1月から開始のテレビアニメ

裏世界ピクニック
 廃墟探検を趣味にしている女子大生の紙越空魚(かみこしそらを)は、ある時偶然に「裏世界」への入り口を発見します。「裏世界」とは、ネットで噂される怪異や奇妙な現象が渦巻く別の世界。彼女はそこで仁科鳥子(にしなとりこ)に出会い、ともに行動するようになります。
 原作は宮澤伊織さん作(イラスト担当はshirakabaさんです)のノベルで、ジャンルはSFホラーとされています。最新の第5巻の他、「ジュニア版」という児童書版(小学生向け?)も発行されています。また、月刊少年ガンガンで連載中の、水野英多さん作画によるコミック版の最新第5巻も、ノベルと同じく12月に発行されています。ノベルの発行元の早川書房ではSFやミステリー作品などを多く出版していますが、以前、雑誌「SFマガジン」で「SFと百合」を題材にした特集を組んだりしていますし(しかもその時の号はかなりの売れ行きだったのだとか)、12月発行のSFマガジン2021年2月号では「百合特集2021」が組まれるなど、百合テイストのある作品には前向きみたいです。宮澤さんによる別タイトルの百合SF作品「そいねドリーマー」が1月発行で、SFチックな百合作品に興味があるならここは注目なのかもです。
 さて本作アニメ版の方はどうなるでしょう。空魚と鳥子が裏世界へと足を踏み入れていく事になるきっかけは、それぞれの事情から、なのでしょう。それなら別行動をとっても良さそうですが、彼女達は一緒にいます。協力して危険から身を守るため、というのは確かに理由としてはあるかもしれません。でもそれ以上の気持ちが、彼女達の間には芽生えているのではないでしょうか。
 さらにその時、鳥子が探しているという女性、閏間冴月(うるまさつき)の存在が大きくなってきそうでしょうか。鳥子は冴月にどういう思いを抱いているのか、それを知った時、空魚は何を感じるのか、といった部分もポイントになるのかもです。

アズールレーン びそくぜんしんっ!
 ジャベリン、綾波(あやなみ)、ラフィー、Z23(ニーミ)、、、艦船の名前を持つ少女達は、アズールレーン所属の学園でにぎやかに学生生活を送っています。他にもたくさんの女の子達が、普段の戦闘はちょっと置いておいて、母校でのゆるやかな物語を紡いでいきます。
 スマートフォン用ゲーム「アズールレーン」では、艦船の名前を持つ少女達がバトルを繰り広げていきます。以前のアニメ化作品「アズールレーンTHE ANIMATION」でも、エンタープライズをメインに女の子達の戦いが描かれていますが、それとは別に本作では、和やかでコミカルなストーリーが見られるようです。前のアニメシリーズでは、ロイヤルとユニオンの陣営と、重桜と鉄血の陣営に分断されてしまっていましたけれど、本作では皆同じ学園で生活するのでしょうか。
 原作に当たる4コマコミックは、ホリさんの作画により、一迅社発行のまんが4コマぱれっとで連載されている他、ネットでも公開されています。単行本の最新第2巻は12月に発行されていますね。コミックでは「司令官」(ゲーム版でのプレイヤーの事でしょうか)というせりふも出てきています。これで男性司令官的なキャラがアニメ版に登場、みたいな流れになるのかどうかは気になる所です。
 たくさんの女の子達のエピソードが描かれていく中には、百合な恋心がメインになるものもあるでしょうか。そういうj部分を大切に取り扱ってもらえると良さそうですね。

のんのんびより のんすとっぷ(第3期)
 田舎にある旭丘分校の生徒数は、小学生と中学生を合わせても5人。小1の宮内れんげ(みやうちれんげ)や転校生の一条蛍(いちじょうほたる)など、生徒達ののんびりした生活は、学校の中でも外でもゆったりと、コミカルに繰り広げられていきます。
 れんげ達の笑えるストーリーがまた見られるのですね。新しいキャラも登場するようで、そちらとの関係はどうなっていくのでしょうか。それと、劇場版の「~ばけーしょん」に登場した、沖縄にいる中1の新里あおい(にいざとあおい)とのつながりがどうなっているのかも気になります。

ゆるキャン△ SEASON 2(第2期)
 山梨に引っ越してきた女子高生の各務原なでしこ(かがみはらなでしこ)と、1人で冬場にキャンプするのが趣味の志摩リン(しまりん)、彼女達の出会いから始まり、「野外活動サークル」(通称野クル)の大垣千明(おおがきちあき)、犬山あおい(いぬやまあおい)、それにリンの友達の斉藤恵那(さいとうえな)も、皆でキャンプを楽しむようになりました。年末、リンは再びソロキャンプへと向かい、なでしこも、1人でのキャンプに興味を持ち始めます。
 リンが冬場にキャンプをするのは、シーズンオフで人が少なく、1人でほとんど貸し切り状態になれるかららしいです。そういう風に群れたがらない彼女の性格を知っているために、恵那も今まではあまり干渉しすぎずに距離を保っていたのでしょう。
 人なつこいなでしこは、そんな距離感を乗り越えてリンに近づいていったわけですが、そのなでしこがソロキャンプに興味を持ち始めているようです。これだと、2人は寄り添っていられなくなっちゃう気もしますね。でもなでしことしては、リンと同じ経験をして同じ景色を見る事で、彼女にもっと近づきたいと感じているのかもしれません。

トロピカル~ジュ! プリキュア
 中1の女の子、夏海まなつ(なつうみまなつ)は、故郷の小さな島、南乃島を離れ、春から都会のあおぞら市の中学校に通う事になりました。引っ越してきたその日、彼女はローラという女の子に出会います。彼女は実は人魚で、「伝説の戦士プリキュア」を探しているというのです。ローラの故郷である人魚の国、グランオーシャンは、「あとまわしの魔女」とその召使い達によって闇に陥れられてしまったのですが、今度はその魔の手が地上にも及ぼうとしているのでした。
(ちなみに「人魚」というと、「魔法つかいプリキュア!」にロレッタという名前の人魚の女性が登場しますね。名前がちょっと似ている感じもしますけれど(しかも美しい声の持ち主だそうです)、、、特に関係はないのでしょうか。
 それから、海の中の国からやって来た女の子と、地上に住む女の子が出会い、不思議な力を授けられて闇の勢力と戦う、という流れだと、別作品をちょっと思い出してしまいます。こちらも別に関係はないですね。)
 プリキュアシリーズはだいたい2月の初め頃から新作の放送が始まりますが、今度のシリーズは2月末からの開始になるようです。これはもしかしたら、世の中の新型ウイルスの影響で前シリーズの放送一時停止などがあった影響なのかもです。全体の放送話数も変わってくるでしょうか。
 キュアサマーに変身するまなつは、名前に「なつ」が2つも入っているほどで(それが理由ではないかもですけれど)元気いっぱいな女の子みたいです。(前シリーズ「ヒーリングっど♡プリキュア」の主人公で、小さい頃に病気がちだった花寺のどか(はなでらのどか)とは真逆のタイプとも言えそうです。)「あとまわしの魔女」が人魚や人間から奪おうとしているのは「やる気パワー」なので、まなつとは正面からぶつかり合いそうですね。紹介されているキュアサマーのイラストは、手足を大の字に広げ、厚底でヒールの低いシューズで大地を踏みしめるようなポーズをとっています(コスチュームの露出がちょっと多めに見えるのは、「サマー」だから?)。こういう格好は何となく、「ふたりはプリキュア」のキュアブラックに近い印象があります。パワータイプを前面に押し出したプリキュアの登場、でしょうか。
 まなつ達の関係性はどうなっていくでしょうか。今公式サイトでプリキュアとして紹介されているのは、まなつ(=キュアサマー)と、彼女のクラスメイトの涼村さんご(すずむらさんご=キュアコーラル)、2年生の一之瀬みのり(いちのせみのり=キュアパパイア)、3年生の滝沢あすか(たきざわあすか=キュアフラミンゴ)の4人です。元気なまなつと、優しくおしゃれなさんごは仲良しの友達になれそう? 知的でクールなみのりや、運動神経抜群で面倒見の良いあすかは、まなつにとって憧れの先輩となるでしょうか。ローラは、まなつやさんごと同い年で、地上の世界に来てまなつ達と一緒に暮らすようになるらしいのですが、学校にも一緒に通うようになるのかな(それと、ローラがプリキュアになるのかどうかも気になります)? 伝説の戦士を探してはるばる地上までやって来た彼女が最初に出会うプリキュアはまなつですから、この2人の間には特別な関係が生まれたりするのかも。でも、本好きのみのりは特に「人魚姫」の物語が大好きらしいですから、本物の人魚の女の子が目の前に現れたら、ハートを奪われちゃう可能性も、、、。彼女達の間に暖かな愛情が育っていくと良いですね。

ワールドウィッチーズ発進しますっ!
 人類の脅威、ネウロイを倒すため、魔法力を使って空へ羽ばたき戦うウィッチ達。ですが、本作では彼女達の基地での生活などが、シュールな笑いとともに描かれていくようです。
 本作の前身に当たる「501部隊発進しますっ!」と同じように、キャラ達の振る舞いはかなりギャグ調になっているっぽいですね。今度は、宮藤芳佳(みやふじよしか)達501部隊と、雁淵ひかり(かりぶちひかり)達502部隊のストーリーが交互に描かれていくらしいです。百合なエピソードもギャグの中で描かれていく、かな?

IDOLY PRIDE(アイドリープライド)
 年に一度、流星群がきれいに見えるという星見町には、星見プロダクションという小さな芸能事務所がありました。そこに所属するアイドルの長瀬麻奈(ながせまな)は、デビューしたとたんに注目を集め、VENUSプログラムというアイドルランキングを一気に駆け上っていきます。それから何年かが過ぎ、星見プロダクションは新しいアイドルを発掘するオーディションを開催します。集まったのは、麻奈の妹の長瀬琴乃(ながせことの)や、麻奈そっくりの歌声の持ち主の川咲さくら(かわさきさくら)など様々な個性を持つ10人の女の子達。彼女達は寮で共同生活を送りながら、アイドルの高みを目指します。
 女性アイドルものの作品だと、女の子達はたくさん出てくるものの気づいたら事務所のマネージャーの男性が主役だった、みたいな流れになる場合もある気がします。本作でも、プロダクションのマネージャーや社長は男性キャラらしいですけれど、どうなっていくでしょうか。
 キャラ紹介のページには、キャラ達の関係を示す相関図も用意されています。その図に書かれているのは、他のプロダクションも含めてアイドルの女の子達だけ。、、、となると、女の子同士の百合な展開も期待できそうでしょうか。キャラ達の思いの中には、憧れやライバル心などいろいろな気持ちが渦巻いているようです。さらには「♡」も? 彼女達のラブなエピソードは見られるでしょうか。
(後は、星見町で見られるという「流星群」が、物語に関係してくるのかどうか、するならどういう形でなのかが少し気になります。)

WIXOSS DIVA(A)LIVE
 カードゲームWIXOSS(ウィクロス)が流行している世界、ネット上にある仮想空間「WIXOSSLAND」では、カードバトルだけでなく歌やパフォーマンスも重要な魅力の要素になっています。特に、3人1組になって戦う「ディーヴァバトル」は人気が高く、高1の明日平和(あすひらな)も、伝説のディーヴァ、夢限少女に憧れて、WIXOSSLANDへと足を踏み入れます。
 WIXOSSは実際にカードゲームとして販売されているようです。アニメ版に登場するキャラもカードになっているようで、メディアミックス的な流れがあるのかも。それと、以前「selector WIXOSS」というアニメ作品が制作されていますので、そちらとも関係しているのかもしれません。
 「selector~」の方は、カードゲームを通じて女の子達が悲惨なバトルを繰り広げるという暗めの物語だったようですけれど、今度の作品にもそういう要素は含まれているのでしょうか。バトルする女の子達の間に、深い愛情が生まれたり、とか?

ゲキドル ACTIDOL PROJECT
 「世界同時都市消失」と呼ばれる謎の災害から5年が過ぎました。少しずつ復興しつつある世界では、「シアトリカルマテリアルシステム」というホログラムを使った演劇が行われています。守野せりあ(もりのせりあ)もステージに憧れる女の子の1人で、劇団「アリスインシアター」に入り演劇の勉強を始めます。
 本作は演劇をテーマにしていますけれど、実際に舞台での公演も3月に予定されているみたいです。一部のキャストはアニメ版と同じ方が担当されるっぽいですね。
 さらに、「Alice in Deadly School」というアニメ作品も制作される予定なのだとか。ストーリーや舞台設定は本編とは別ですが、キャストの方達は同じになっているらしいです。これは、、、「ゲキドル」の世界観の中で、アリスインシアターが公演している演劇の世界をアニメ化する、みたいな感じなのでしょうか。
 アリスインシアターの役者は女性だけで構成されているようです。輝くステージを目指す彼女達の間には友情やライバル心、それを乗り越えた強い感情が生まれたりする?
(それと、「世界同時都市消失」という設定をわざわざ持ってきているのも気になる所です。何か不条理な展開とかあったりするのでしょうか。)

装甲娘戦機
 リコが突然放り込まれたのは、金属生命体ミメシスの攻撃によって崩壊寸前の世界。彼女は、同じように「転移」してきた女の子達とともに、「LBX」と呼ばれるユニットを身にまとい、ミメシスとの戦いを余儀なくされていきます。
 本作は、ゲームやアニメに展開している「ダンボール戦機」の世界観を引き継ぐものとなっているらしいです。ダンボール戦機では、LBXという名前の小型ロボットを使ったホビーが流行しているとされていますが、本作ではリコ達はLBXの武装を自分のみにまとって戦う事になるようです。それから、「装甲娘 ミゼレムクライシス」というスマートフォン用ゲームも配信されています。ゲーム版の方のキャラ達はアニメに登場したりするのでしょうか?
 リコ達は、訳がわからない内に無理矢理戦わされているっぽいですね。こういうタイプのストーリーだと、最初の内はネガティブな感情がたくさん湧き上がってしまって、そこをどうにかするエピソードが多くなりそうな気もします。キャラそれぞれには立場や思いがあるのでしょう、その辺りをお互いに理解し合った上で、仲を深めていけたら百合な流れなどあるでしょうか。

アイカツプラネット!
 「アイカツプラネット」は、「ドレシア」の力を手に入れドレスアップしたアイドル達がバトルステージを繰り広げる世界。私立星礼高校に通う1年生の女の子、音羽舞衣(おとはまい)はある日、行方不明になった陽明咲(ひなためいさ)の代わりに、トップアイドルの「ハナ」となってアイカツプラネットでパフォーマンスしてほしいとお願いされます。
 本作は、実写パートとアニメパートが組み合わさった構成となっています。舞衣達のいる世界でのドラマが実写で描かれ、舞衣が「ミラーイン」してハナになり入り込むアイカツプラネットの世界がアニメやCGで描かれるみたいです。
 アニメの方は、これまでの「アイカツ!」シリーズっぽい雰囲気になっています。が、実写パートの方はどうなるのでしょうね。それと、アニメパートで声を担当するのが実写パートのキャストの方になるのかどうかも気になる所です。(もう一つ、「アイカツ!」シリーズの伝統ともいえる(?)「崖登り」は、アニメパート、実写パート、どちらにも出てくるのでしょうか?)
 物語としてはどうなっていくでしょう。舞衣は、得意のバレエで養った運動神経でアイドルのパフォーマンスはこなせそうですけれど、これまで明咲が作り上げてきた「ハナ」のイメージをキープし続けなければならないのだとしたら、かなり大変なようにも思えます。舞衣が前からアイカツに興味があったのかどうかはわかりませんけれど、「なりたい自分にミラーイン!」したからには、ハナでも明咲でもない、自分自身の姿や振る舞いを、皆に見てもらいたいと考えるようになるのではないでしょうか。
 後は百合的な流れ、ですね。舞衣には小学校からの幼なじみの本谷栞(もとやしおり)がいて、彼女もシオリとしてアイカツをしています。舞衣が彼女に、自分がハナになった事を打ち明けるのかどうか(事務所からは口止めされそうですけれど)みたいな所で、彼女達のつながりの強さが試されるのかもです(こういう展開になったら、別作品に登場する、らぁらとなおの関係に似てきちゃうかも?)。
 他には、中2の女の子、栗六杏(くりむあん、アイカツプラネットではアン)と、同じ事務所に所属している高2の月城愛弓(つきしろあゆみ、アイカツプラネットではキューピット)の関係も注目でしょうか。杏は愛弓にとても憧れているようで、作品のビジュアルでも、杏が愛弓を見つめているような構図になっています。杏は、アイカツプラネットでのかりそめの(営業的な?)姿ではなく、本物の愛弓に惹かれているのでしょうか。彼女達がお互いを認め合い、ステージの上ではなく、普段の生活から寄り添い合えるようになると良いですね。

◯劇場版作品

美少女戦士セーラームーンEternal 前編(1月)、後編(2月)
 前編は9月から延期されて1月の上映開始予定です。ちなみに後編のスケジュールは元から2月の予定とされていました。
 今度の映画化では、原作の「デッド・ムーン編」が取り上げられます。うさぎ達セーラー戦士の成長や、ちびうさの淡い初恋などが描かれていきます。まあ、うさぎには衛、ちびうさにはエリオス、みたいに男女間の恋愛がメインにはなるのでしょうけれど、女性同士の関係もありますね。
 天王はるか(てんおうはるか)と海王みちる(かいおうみちる)の、お互いの存在を世界の危機よりも大切にする思いや、「滅びの星」の定めを背負う土萠ほたる(ともえほたる)と、彼女をどこまでも守護しようとする冥王せつな(めいおうせつな)のつながりなどもありそうです。そういう関係性はたくさん描かれたりするでしょうか。

プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章(2月)
 こちらも上映が延期されていましたけれど、第1章の上映が始まるようです。ストーリーとしては、テレビシリーズの第12話の後から始まるっぽいです(テレビシリーズでは、話数の進み方と時間軸は一致していませんが、ともかく騒動が収まった後、新たなストーリーが始まるのでしょう)。
 カサブランカでバカンスしていたアンジェやプリンセス達「チーム白鳩」に、新たな任務が与えられます。スパイの仕事を再開させる彼女達でしたが、共和国から王国へ派遣している仲間が実は二重スパイらしいという情報を受け取ります。アンジェ達は、疑いがかけられている「ビショップ」というコードネームのスパイに接触を試みます。
 チームメンバーのアンジェ、プリンセス、ベアトリス、ドロシー、ちせの5人は、様々な生い立ちを持っています。アンジェとドロシーはスパイとして訓練を積んできたものの、プリンセスはアルビオンの王女(本当はまた別なのですけれど)ですし、ベアトリスは貴族の娘、ちせは剣の達人ですが元は日本からの留学生というように、生粋のスパイではありません。スパイ集団としては力不足とも言えそうですが、彼女達なりに自分の持つ力を引き出し機転を利かせてたくさんのピンチを乗り越えてきました。そういう経験を通して、彼女達は絆を深めています。これからの困難なミッションも、このチームならこなしていけるのでしょう。さらにその中で、アンジェとプリンセスが、お互いへの愛情を育てていってもらえると素敵かもです(テレビシリーズでは2人がいちゃつく場面はあまり見受けられなかったので、「~Crown
Handler」では是非ラブラブする様子を見せつけてもらいたいものです)。

ガールズ&パンツァー最終章 第3話(3月)
 この作品もいろいろな事情で上映が延期されていました。第3話は3月から見られるようになりそうです。
 前回第2話で大洗女子学園は、「無限軌道杯」での知波単学園との試合を開始していました。ジャングルや湿地のような悪条件のフィールドの中、みほ達は苦戦させられているようです。
 西を隊長とする知波単学園のメンバーは皆、ピンチでもあきらめずに戦い続ける大洗女子学園を尊敬していて、参考にできる所は素直に取り入れ成長してきました。彼女達はみほ達を素晴らしい人物だと思っているからこそ、その分敬意を持って全力で撃破しようとしてくるはずです。みほ達も精一杯の力で対抗する必要があるのではないでしょうか。

映画 ヒーリングっど♡プリキュア ゆめのまちキュン! っと GoGo! 大変身!!(3月)
 プリキュアシリーズは、テレビ放送も劇場版も制作が延期されたりしていて、劇場版前作「映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」も上映時期が後ろへずれていました。本作ももしかしたらその影響を受けているのかもしれません。
 ストーリーは、東京へやって来たのどか達がいろいろな出来事に遭遇する、というものらしいです。プリキュアシリーズでは、ヒロイン達が住む場所は架空の街がほとんどで、他に実在の場所が出てくる事はそれほどない(例えば「ハートキャッチプリキュア」の主人公、つぼみは鎌倉から引っ越してきていて、エピソードの中には鎌倉を舞台にしたものもあります(そういえば「ハートキャッチ~」の劇場版ではつぼみ達はパリに行っていますね)。後は、劇場版の「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」では、舞台は横浜のみなとみらい地区となっています)感じですが、場所を具体的に指定したという事は、そこに関係する何かがストーリーに関わってくるのかもです。
 公式サイトの「ストーリー」のページには、舞台となる街の様子が背景に描かれていますが、、、東京っぽくはないような? まあ特にリアリティはなくファンシーな街並みにしているのかもです。
 さらに、本作には第4シリーズに当たる「Yes! プリキュア5 GoGo!」のメンバーも登場するようです。のぞみやくるみ達は、のどか達とどのように関わってくるのでしょう。それに、作品を超えた彼女達の間での愛情がどういう風に育まれていくのかも気になります。

◯放送継続の作品

ヒーリングっど♡プリキュア

キラッとプリ☆チャン

◯再放送

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(第3シリーズ)
 本放送第13話のすぐ後に再放送が始まるのもちょっと珍しいかもです。スマートフォン用ゲーム「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」や、次のアニメシリーズとして制作が予定されている「ラブライブ! スーパースター!!」のスケジュールなどとの関係性もあったりするでしょうか。

きんいろモザイク(第1期)
 劇場版の「きんいろモザイク Thank you!!」も制作が予定されていますし、そこに向けて第1期を復習できそう?

BanG Dream! 2nd Season(第2期)

◯4月からの制作予定作品

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
 現代の世界でOLだった相沢梓は、異世界に生まれ変わり、不老不死の魔女、アズサとなりました。これまでの働き過ぎを反省し、彼女はできる限りのスローライフを送る事にします。お小遣い稼ぎにスライムを倒したり、薬を作って近くの村人達に提供したり。これでもかとのんびり暮らしていたのですが、、、300年後。スライムを倒し続けてきたために、彼女はいつの間にかレベルMAXの最強魔女へと上り詰めていたのでした。
 原作ノベルを手がけられているのは森田季節さんです(イラストは紅緒さんが担当されています)。(これ以外にも、シバユウスケさんの作画によるコミック版や、スピンオフノベル「ヒラ役人やって1500年、魔王の力で大臣にされちゃいました」、さらにそのスピンオフノベルのコミック版が村上メイシさんの作画で制作されています。)森田さんは、コミック百合姫で何本かの百合ノベルを連載されたりもしていました。例えばその中の作品、「ウタカイ」は、早川書房からも「ウタカイ──異能短歌遊戯」として発行されています(早川書房は、アニメ「裏世界ピクニック」の原作ノベルを発行している出版社でもありますね)。なので、、、本作も百合テイストのあるものになる、でしょうか?
 最強の魔女になったアズサの所には、噂を聞きつけたのか様々な異世界の住人達がやって来ます。ドラゴン娘、女性エルフ、精霊姉妹などなど、、、皆女性なんですね。彼女達はいろいろな理由からアズサとふれあい、やがて一緒に暮らし始めます。彼女達がそうするのは、仮にあれこれ理由をつけたとしても、本当はアズサ自身を愛しく思っていて、いつでもそばにいたいと感じているから、なのかもです。

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(劇場版映画、5月)

◯さらにその後または制作時期未定の作品

きんいろモザイク Thank you!!(劇場版映画、夏公開)

ゆるキャン△(劇場版映画)

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd Season(第2期)

響け! ユーフォニアム 久美子3年生編
 本作と同じ舞台で描かれる、みぞれと希美を主人公にした劇場版アニメ「リズと青い鳥」では、復刻版の台本付きブルーレイ映画公式パンフレット受注生産が行われるそうです。どちらもすぐに売り切れてしまって入手が困難になっていたようですね(私もパンフレットを探してあちこち劇場を巡りました、、、)。この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。なお、受注期間は2/15までとされています。

まちカドまぞく(第2期)

連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ(2021年)

ラブライブ! スーパースター!! School idol project(第4シリーズ)

推しが武道館いってくれたら死ぬ(実写化)
 こちらはアニメ作品ではありませんけれど、原作コミック第7巻の帯で、実写化について告知されています。この作品の場合、テーマ的に、実写ドラマとして描いてもマッチするような気がしますね。(キャラの雰囲気については原作をそのまま実写にするのは難しいでしょうからそこは普通にアイドルと女性ファン(しかも美人)らしいキャスティングでも良いかも。)
 気になるのは百合度、ですね。実写化される場合、百合度が下がってしまうような作品もあるように思われますが、本作では是非、原作やアニメ版の、えりと舞菜、ゆめ莉と眞紀、文と優佳、れおと空音のような、女の子同士のいちゃつきや愛情のやりとりをたっぷり描いていってもらいたいものです。それと、アニメ版の第2期以降も見たいですね。

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