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2020年12月17日 (木)

戦翼のシグルドリーヴァ 第1話

 ワルキューレの中でも高い能力を持つ「ネームド」であるクラウディアですが、その表情は沈みがちで、何か苦しみを抱えているようです。彼女が館山で出会う事になる宮古達は、彼女に笑顔を与える事ができるでしょうか。
(百合的にどうなるのかが気になりますけれど、若干ネタにされているような雰囲気もあるでしょうか、、、。ワルキューレ達以外のキャラの活躍も多いようで、女性だけの甘い雰囲気はなかなか見られなさそう?)

 テレビ放送が始まったアニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」を見てみました。第1話のサブタイトルは「館山基地へようこそ!」です。(第1話は1時間枠での放送となっています。)

 かつて、地球上の様々な場所に突然出現した、「ピラー」と呼ばれる存在は、強力な軍勢を侵攻させ、人類を危機に陥れていました。各国の首脳が、見いだせない打開策を議論していると、そこへ「オーディン神」を名乗る存在が現れます。オーディンは、ピラーに対抗する兵器「英霊機」と、それを操る女性達(「ワルキューレ」と呼ばれます)の存在を示しました。ここから、人類のピラーに対する反攻作戦が始まります。

 同じワルキューレからも一目置かれる存在らしいクラウディア・ブラフォードは、オーディンも何だか目をつけている(?)感じです。彼女が本当は何者なのか、という点も、ストーリーの中では重要になってくるのでしょう。

 、、、それにしても、オーディンのキャラデザが、何というか。少年っぽい風貌に眼帯をつけて、時々目が赤く光る、とかっていうのは、何となく「中2」っぽいような?
 各国の首脳を納得させようと思うなら、最初から北欧神話っぽい姿を見せれば良いようにも思うのですけれど、何かそうしてはいけない理由でもあるのかな(演出的な意図とか)? このオーディンが、自分のいいようにクラウディア達を操ろうとしていて、オーディンの思いや願いがストーリーの中心になるのだとしたら、クラウディア達女性の気持ちの奥深くはあまり取り上げてもらえなくなるのではという気もしてきてしまいますが、そこはどうなるでしょうか。

 ワルキューレの女性達以外のキャラも割と目立っている感じですね。基地の司令や管制官、パイロット、整備班など、任務に就いている人達はたくさんいますが、皆何だかのんびりしている雰囲気です。最前線ではないから、皆あまりぴりぴりしていないといった所なのかも。地域の住民の人達とも仲良くしているみたいです。

 その割には、ひとたび警報(この警報は「ギャラルホルン」と呼ばれているようです。、、、つい別作品(のスマートフォン用ゲーム)を思い出してしまいますね)が鳴れば、住民の人達も含めて皆きびきびと自分のやるべき事をこなしています。実は有能だけど、普段は隠している、みたいな位置づけでしょうか。

 ワルキューレの六車宮古(むぐるまみやこ)や駒込アズズ(こまごめあずず)、渡来園香(わたらいそのか)も、見た目や振る舞いは子供っぽい印象ですが、それぞれに経験を積んできた「女傑」とも言えそうなメンバーです。この感じだと、宮古達のようなスーパー才人達に見守られながら、障壁を乗り越えてクラウディアが成長していく、といったストーリーになる、のかな。

 百合的には、、、アズズは宮古に気があるらしいです。が、基地の他の人達にネタにされるぐらいなので、どんどん進展していって結ばれる、みたいな流れにはならない?

 宮古の方はクラウディアに興味があるっぽいです。本作関係のグッズでも、この2人が仲よさそうにしているモチーフが多く用意されています。彼女達は何か百合な方向へ進んでいってくれるでしょうか。

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