朗読劇「やがて君になる 佐伯沙弥香について」 トークイベントの情報などが更新されています

　上演されるエピソードは別のものになるようですが、１０月に本作の劇が見られるのですね。百合度については、どちらであっても高いのではないでしょうか。

　発行KADOKAWA、コミック電撃大王に連載されていた、仲谷鳰さん作のコミック「やがて君になる」は、テレビアニメ版の他、ノベル版「やがて君になる 佐伯沙弥香について」（文は入間人間さん、イラストは仲谷さんが担当されています）や、舞台版が制作されています。その舞台版の第２弾が１０月から１１月にかけて上演予定となっています。

　形式は朗読劇となるようです。タイトルは、「やがて君になる 佐伯沙弥香について」です。ノベル版の舞台化という形ですね。

　舞台作品については、元は、原作コミック版のストーリー全体を織り込んだものが上演される予定でした（前の舞台版の時はまだコミック版が連載中だったため、上演後に描かれたエピソードも含めた内容にする予定だったみたいです）。けれど、この頃の新型ウイルスの影響で、上演時期は同じであるものの、形式や内容を変えて行われる事になったらしいです。

　上演期間は、10/29(木)から11/8(日)までとされています。その中には、劇の代わりにトークイベントを行う回もあるみたいです。

　公式サイトの公演概要のページによると、10/31(土)に２回行われる予定です。参加されるのは、小糸侑役の河内美里さん、七海燈子役の小泉萌香さん、槙聖司役の伊崎龍次郎さん、柚木千枝役の七木奏音さんで、２回目の方にはスペシャルゲストとして春咲暖さんが登場されるそうです。佐伯沙弥香役の礒部花凜さんは参加されないようですね。

　チケットは、朗読劇の方とトークイベントの方で別の設定になっているようです。購入方法など詳しくはチケット料金のページを見てみてください。

　コミックやアニメの本編では、侑と燈子をメインに、２人が出会ってから様々な出来事を乗り越え結ばれていく姿が描かれています。沙弥香はその中の登場人物の１人なわけですけれど、彼女自身、女性同士の恋愛感情について、経験は持っているのですよね。
　しかもそれは高校に入る前、燈子に出会う前からですから、かなりの経歴(?)の持ち主なのではないでしょうか。その彼女の経験を、朗読劇で熱く語っていくとしたら、これはかなり百合度が高くなりそうな気もします。本作に期待するのと同時に、元々行う予定だった原作コミック版の舞台第２弾も、いずれ上演されるようになると良いように思います。