テレビアニメ「裏世界ピクニック」 サイトがリニューアルされています&PV第2弾配信など
自分の存在に価値のなさを感じている空魚。そのネガティブな気持ちが、彼女自身をピンチに陥れてしまう可能性もあります。そういう彼女にとって、鳥子は、救いとなるのでしょうか。
発行早川書房、宮澤伊織さん作、shirakabaさんイラストによるノベル、「裏世界ピクニック」は、水野英多さん作画によるコミック版が発行されていて、さらに10月からはテレビアニメ版の放送が始まる予定です。その公式サイトがリニューアルされています。
トップに使われているビジュアルは、これまでのものと同じっぽいですね。廃墟が続くような街並みの中を、ライフルを担いだ仁科鳥子(にしなとりこ)と、拳銃を手にした紙越空魚(かみこしそらを)が歩いています。彼女達がいる場所は、「裏世界」ですよね。様々な異形の「怪異」がうごめくという危険な場所に、武器を持って乗り込んでいこうとしているのに、2人の表情は屈託がなくて、本当に「ピクニック」へでも出かけようとしている雰囲気です。彼女達のこの度胸みたいなものが、誰も知らない世界の奥深くへ突き進んでいく原動力になっているのかもしれません。
これまでの公式サイトはトップページのみで、キャストの紹介やPV第1弾へのリンク、公式Twitterアカウントへのリンクがあるぐらいでした。リニューアルの後は、いろいろなページが追加されています。
物語を紹介する「INTRODUCTION」や、キャラ紹介、スタッフ紹介などが見られるようになっています。ストーリーとしては、、、埼玉に住む女子大生の空魚は、都市伝説やネットの噂話(ネットロア)に詳しく、1人で廃墟を探検したりしていました。ある時彼女は偶然、「裏世界」と呼ばれる別の世界を発見してしまいます。そこで彼女は鳥子に出会います。2人はいつしか、連れ立って「裏世界」を探索するようになります。
原作ノベルは「SFホラー」というジャンル分けになっているようで、「裏世界」に存在する様々な異形のもの達、「怪異」が、空魚たちの前に現れるようです。都市伝説では、こういう存在はだいたい危険で、出くわした人は呪われたり命を奪われたりする、と言われています。空魚や鳥子も、次々に危険な目に遭う事になるのでしょう。武器を持っていたとしても危険と隣り合わせ。そんな彼女達の経験が、SFテイストやホラーテイストたっぷりに描かれていくのかもです。
では百合は、、、? どうなのでしょうね。個人的にネベルもコミックも見ていなかったりするのですけれど、、、空魚は、「めちゃめちゃ美人」の鳥子とのふれあいにときめいたりしているみたいです。
それと、鳥子が「裏世界」へ行く理由も気になりますね。彼女は、行方不明になった閏間冴月(うるまさつき)という女性を探しているらしいです。鳥子にとって冴月とはどんな存在なのか、それを知った時、空魚はどう思うのか、みたいな所に何かあるのかもしれません。
本作のPV第2弾も新しく公開されています。映像の長さは2分ほどですね。第1弾の時と同じように、あちこちから聞こえてくる、ささやくような声が、都市伝説について語っています。その中で、本編らしい映像が細かいカットで流れていきます。空魚と鳥子はだいたいいつも一緒にいて、様々な怪異に遭遇しているようです。こういう部分が、本編でもメインになってきそうです。
やがてふと空魚は思ってしまいます。この「裏世界」で命を落としたらどうなるのか。友達もいない自分の事なんて、誰も気づいてくれないし思い出してもくれない。怪異に気持ちを操られているのかどうかはわかりませんけれど、自暴自棄になっているようです。
そこで手を差し伸べるのが、鳥子なのでしょうね。最後の場面のせりふの感じからも、彼女は空魚を特別な存在だと思っているのではないでしょうか。
「STAFF&CAST」のページでは作品のスタッフとキャストが紹介されています。キャストについては、以前から紹介されていたように、空魚役を花守ゆみりさんが、鳥子役を茅野愛衣さんが担当されます。それ以外のキャストのお名前が出ていないという事は、たとえ他のキャラが登場するとしても、メインはやはり彼女達2人、なのかもです。
スタッフについては、監督を佐藤卓哉さんが担当されます。佐藤監督というと、劇場版アニメ「あさがおと加瀬さん」、「フラグタイム」など百合な作品を次々に(!)手がけられています。(これらの作品のスタッフの方も一部本作を担当されていますね。)また今年は「どうにかなる日々」も監督されています。この流れで、本作でも百合度の高い展開があると楽しいかもです。
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