星屑テレパス 第１巻 インタビュー記事が公開されています他

　自分の居場所を見つけられない海果の前に現れた（自称）宇宙人のユウ。彼女達をはじめとしたキャラ達や、物語について語られています。

　発行芳文社、まんがタイムきららに連載中の、大熊らすこさん作のコミック「星屑テレパス」は、第１巻が7/27に発行されています。この作品についての大熊さんへのインタビュー記事が紹介されています。

　掲載しているサイトは「コミスペ！」です。「インタビュー」の7/27付けの記事で紹介されています。

　本作のストーリーは、人とうまく話す事ができない女の子、小ノ星海果は、学校でも人付き合いができず、疎外感を味わっていました。そこへ、自分の宇宙人だという女の子、明内ユウが現れます。この出会いをきっかけに、海果は少しずつ自分の世界を広げていこうとし始めます。

　海果が自分の中に抱えてきた夢は、暮らしづらい今の状況から抜け出したいという気持ちに直結しているようにも思えます。もし、海果がもともと望んでいた通りの結果になったとしたら、彼女は単に、自分の苦手から目を背け逃げ出しただけになってしまうような気もします。それが良くない事だと気づくには、彼女１人だけでは難しいようにも思えます。そういう意味でも、ユウの存在は重要になってくるのかもしれません。

　といっても、何でも海果に都合良く出来事が進んでいくだけでは、彼女のためにはならなそうですよね。ユウは（自分が宇宙人だと言うぐらいですから）広い気持ちの持ち主ではあるのでしょうけれど、海果を甘やかすだけではない接し方をするのが良いのではとも思えます。その辺りは物語が進むにつれてじっくりと描かれていくのでしょうね。

　インタビューでは、２人についての他に、遥乃や瞬といった他の女の子達についても語られています。それぞれに、海果との接点を持ち、その関わりの中でいろいろなエピソードを紡いでいくようです。

　本作については、作品紹介のページには、「"百合"と"宇宙"のめくるめく青春ストーリー」と書かれています。きらら系の作品紹介では、内容が女の子同士の恋愛っぽくても、なかなか「百合」という単語を使わない気がするのですよね（一時期は割と使われていたように思いますが最近またあまり見かけなくなったような、、、）。なので、本作については百合を期待できるのではないでしょうか。（インタビュー記事の中に載せられている作中のカットには、海果がユウにハートを奪われているような描写が見られます。）

　ちなみにユウが使う特殊能力として、おでこをくっつけ合うと相手の気持ちを知る事ができる「おでこぱしー」というものがあります（何だかあのイギリス映画のタイトルっぽいですけれど、まあ関係ないですよね）。この能力を発動する時のビジュアルも、百合っぽいかもです。

　この他、「コミスペ！」では、本作のサイン入り単行本をプレゼントするキャンペーンを行っているそうです。締め切りは8/27までとなっています。応募には条件があるようです。詳しくは、記事の２ページ目の末尾を見てみてください。

【インタビュー】『星屑テレパス』大熊らすこ「叶うわけないと諦めず、子どものころの夢を追いかけてみて」｜コミスペ！ https://t.co/DzZtcXD2Ye

きららの次世代を担うガール・ミーツ・ガールストーリー『#星屑テレパス』。大熊らすこ先生にデビューから現在までの軌跡を振り返っていただきました！ pic.twitter.com/4L2wSK1t1f

— comicspace / コミスペ！ (@comicspacejp) July 27, 2020