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2020年7月21日 (火)

テレビアニメ「安達としまむら」 オープニング&エンディング主題歌が試聴できるようになっています

 どちらの曲も1コーラス以上、たっぷり聞けるようになっています。そこに描かれるのは、、、甘く切なく揺れ動く気持ち。正に恋愛、って感じで期待が高まります。

 テレビアニメ「安達としまむら」は、10月から放送開始予定となっています。その主題歌の試聴動画が配信されています。

 曲のタイトルは、オープニングが「君と会えた日」、エンディングが「メリーゴーランド」です。試聴動画では1本に2曲が収録されています。なお、この曲は10/28にリリース予定だそうです。

 映像の長さは4分50秒ほどですね。よくある1コーラス収録ではなく、動画のタイトルにもあるように、2コーラス分が入っています。なのでたぶん、テレビで放送されるよりパートよりも長く聞けるのではと思われます。(PV第2弾にはオープニング曲が使われていましたが、こちらの方がもっと長く聞けるようになっています。)

 歌っているのは、物語の主人公の女子高生、安達桜(あだちさくら)と島村抱月(しまむらほうげつ)です。CVはそれぞれ、鬼頭灯里さんと伊藤未来さんです。

 ふわふわと柔らかなメロディに乗せて、安達としまむらのユニゾンや、追いかけっこでもするように代わる代わる歌う様子が綴られていきます。2人とも作中では割とダウナーな語り口(まあ落ち着いている普通の女子高生のテンションなのかもです)で、歌にもそれが反映されている気がします。

 「君と会えた日」では、相手に会った瞬間から変わっていく世界を感じる気持ちが歌われています。隣にいて、一緒に歩いていく、たったそれだけの事でも、とても大切で、ずっと憶えていたいと願うような気持ちになっているようですね。もう少し近づきたい、でもそうしたら何が起きてしまうんだろう、だけどけっして離れたくはない、そういう揺れ動く思いが込められている気がします。

 「メリーゴーランド」では、その距離感が、さらに細やかに描かれています。同じメリーゴーランドでも離れた場所に乗ってしまうと、2人の距離は縮まりません。近づいたと思っても、相手は同じ分だけ先へ行ってしまう。相手ばかり見つめてその美しさに目が回ってしまうほどなのは自分だけなのか、相手も自分を思ってくれているのか、願うような気持ちが歌われている感じです。

 雰囲気としては、どちらも、「相手に思いを寄せるラブソング」と言えそうです。歌詞的には、片思いをする女の子の心情が描かれている、みたいな所。

 、、、ですが、本作は主人公が2人とも女子高生なんですよね。そうなると、この歌の意味もかなり変わってくるのではないでしょうか。

 この歌は、安達としまむら、2人のデュエットで歌われています。なのでこの歌詞は、彼女達2人の思いを言い表しているとも考えられます。
 つまり、2人とも相手に好意を抱いていて、相手が自分を思ってくれているかどうかがとても気になっている、という事ですよね。それってもう、両思いなんじゃないかと。

 女の子同士の関係を描く物語でここまでのラブソングが主題歌になっているのもなかなか良いですね。アニメ本編でも、彼女達のゆらめく気持ちと相手へのラブの高まりをたっぷり描いていってもらいたいものです。それと、片思いではなくちゃんと両思いになり、その後どういう経験をしていくのか、みたいな部分もたくさん見てみたいですね。

 この動画に使われているビジュアルでは、いつもの体育館で、制服を着た安達としまむらが肩を寄せ合っている姿が描かれています。誰も見ていない彼女達だけの空間で、顔を近づけ目を見つめ合い、手を重ねています。2人は気づいていないかもしれませんが、彼女達の表情はもう、恋人同士と言っても間違いない感じです。

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