とある科学の超電磁砲T 第2話
テレビアニメ「とある科学の超電磁砲(レールガン)T」、第2話「大覇星祭」です。
風紀委員の美偉は、入院している黒子の所に車椅子を持ってきました。これは、少しでも早く風紀委員の役目に戻りたいと考えた黒子が美偉にお願いしたものです。飾利が、自分のせいで黒子がけがをしたのではないかと気に病んでいるのを知って、彼女を励ますためにも、黒子は早期の復帰を決心したのでした。
黒子は、美琴にまつわる事になるとすぐに暴走してしまいがちですが、それ以外の部分では、沈着冷静で気配りができる女の子なんですよね。風紀委員でのつながりがある飾利は彼女のそういう面を見ている事が多いでしょうから、信頼感は特に厚いでしょうし、自分が何とかカバーできるようにならなきゃ、と思っているのでは。第1話で時々考え込むような表情を見せていたのはそのせいだったみたいです。
飾利と涙子は同じ柵川中学の生徒で、美琴と黒子は常盤台中学の生徒、この2組は「大覇星祭」では一応競い合う関係にあります。けれど、だからといってにらみ合ったりするわけではなく、いつもと変わらない様子で(いえ、それ以上に?)仲良くおしゃべりをしたりしています。7日間続くこのイベントでは通常の授業はなさそうですし、競技のために別の学校の生徒達が同じ場所に集まったりするわけですから、彼女達が一緒にいられる時間は実は増えているのかもです。
この話数では、美琴の母親に初めて会った涙子が、体型の事で美琴を茶化したりしています。以前だったら涙子が(1学年先輩である)美琴にここまで言う事ってあまりなかった気がします。こういう風に冗談めいて言い合える仲に、彼女達はなっているようです。(考えてみれば時間軸的には、彼女達が出会ってからまだ数ヶ月しかたっていないわけですけれど、お互いの親密さは着実に高まっているっぽいですね。)
他には黒子の位置づけが気になりますね、、、。けがなんてものともしないバイタリティで百合度を高めてもらいたい所ですけれど、今の立場はちょっと不利みたいです(前回第1話の記事にも書きましたように、作品の演出的に活動を制限されている?)。美琴と光子が親しくなる事自体には文句はないと思いますが、やはり黒子は「お姉様」の一番近くにいたいのですよね。彼女の願いも叶えられるようになると良いかもです。
後は、絹保と万彬にこれから何かありそうな予感です。常盤台中学というお嬢様学校(しかも能力は全員レベル3以上という強豪校でもあります)で和やかに学生生活を送っている彼女達にとって、勝利を目指して燃えている他校の生徒達の姿は、少しまぶしく見えているみたいです。
その影響を、2人はやや受けつつある感じです。が、それが良くない方向に進んでしまうのではないかという心配もありそうな。、、、彼女達なら、たとえ一時的にそうなったとしても、ちゃんと元のように、いえそれ以上に仲良くなってくれるのではないでしょうか。
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