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2020年1月29日 (水)

アニメ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」 第3話

 テレビアニメ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」、第3話「こんにちは、新しい世界」です。

 「壁」の出す指令には絶対に従わなければならない、という状況に、22/7のメンバー達はやや窮屈さを感じているみたいです。それを何とかしようとしたのか、都は動物のぬいぐるみを持ってきて「壁」の前に置きました。そのぬいぐるみは、名付けて「壁ちゃん」だとか。そうしている間にも、新しい指令が届いています。今度は「お披露目ライブをしろ」という内容でした。

 ライブの開催日が2/27なのは「22/7」とかけているのかも? でも「壁」がそういう意図を持っているのかどうかは、みう達にもスタッフにもまだまだわからないようです。

 でも指令に従う事が求められているという以外は、みう達やG.I.プロジェクトのメンバーがしている事はほぼ一般的なアイドル活動、プロモーション活動のように見えます。練習して、ライブを開催して、デビュー前なのにファンもそこそこ集まって。メンバーは歌ったりダンスしたり、MCでは自己紹介を兼ねたアピールも見せて、観客を笑わせたり和ませたりしています。
 みう達のアイドル活動は、この流れでこれからも進んでいくのでしょうか。ストーリー的には様々な転機や盛り上がりがあっても良さそうですけれど、それはどういう形でやって来るのでしょうね。

 この話数では、みうが、自分の失敗のせいでステージが台無しになるんじゃないかと、かなりマイナス思考になる場面があります(自分のせいで、と言い過ぎてしまうと、やや自意識過剰気味にも受け取られちゃいそう?)。その段階から、最後の演奏に至るまでの彼女の心境の変化がもっと際立って描かれると、彼女がステージに立つ意味がはっきりしてきそうな気がします。
 自分を追い詰めるような考えになるのは、ステージを成功させたいという気持ちが人一倍強くなったからなのでは、と思えます。でもこの場面では、みうが自分をおとしめるような言い方が心中言として描かれているので、彼女が心底そういう気持ちを抱いている、みたいな印象になってしまいそうです。なのに突然演奏を始める所にややギャップが出そうにも思えます。ここでの彼女の胸の内を掘り下げて考えてみると、物語の解釈が進むのかもしれません。

 百合的には、、、第2話でみうを心配してみうの家まで1人でやって来ていた桜が、練習でもステージでも、みうにけっこう近い位置にいるように感じられます。ステージ上でパフォーマンスをしている最中にも、何かとみうに目配せしたりしていますし、、、。
 彼女がみうに抱いている気持ちが恋愛感情なのかどうかははっきりしていません。できれば女の子同士でいちゃつく展開になってもらえたらという気がします。

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