アイカツオンパレード！ 第５話

　テレビアニメ「アイカツオンパレード！」、第５話「ラッキー☆ハロウィン」です。

　スターライト学園で行われるハロウィンイベントに、らき、あいね、みおも参加できる事になりました。様々な仮装に身を包むアイドル達の中には、何とあいね達の先輩、神城カレンと明日香ミライもいます。彼女達によると、２人でステージを終えた後、気づいたら見知らぬ場所に来ていた、というのです。らきの姉のさあやが仕掛けた「実験」は、思わぬ所まで影響しているみたいです。

　姉を追って別の世界へと入り込んだらきでしたが、まださあやを見つける事はできていません。そのさあやの方はというと、自分の計画通りに物事が動いている手応えを感じているみたいです。
　アイカツのステージが他の世界とつながり、アイドル達（らきだけでなく他の子も）が行き来できてしまうのが彼女の狙いに含まれている、のでしょうか。彼女は何をしようとしているのでしょうね。そして妹に対してはどういう思いを抱いているのでしょうか。
（それにしても、自分の知らない場所、自分達を誰も知らない場所に来ても、即座にイベントのプロデュースをしちゃうなんて、ミライもさすがですね。カレンの方も、世界中を巡ってきたアイカツ親善大使としては、たとえ今いる場所がどこであろうとも、たくさんの女の子達にアイドルの素晴らしさを広めていくのかもです。）

　らき達は不思議な出来事を経験させられっぱなしですが、たくさんのアイドル達に出会える事自体はとても楽しいのではと思えます。憧れのあいねやみお、カレンやミライ以外にも、きらびやかなステージでキュートなパフォーマンスを見せる女の子達を見て、ため息が出るほど感動しているようです。

　この話数では特に、氷上スミレが気になっている様子？　ステージの後で楽屋へ行って、自分の感動をありのままにスミレに伝えています。

　少し話し合った後、スミレを改めて見たらきは、なぜか頬を染めてときめいてしまっている様子です。パフォーマンスが終わったばかりでまだきらきらしているスミレがまぶしかったから、というのもあるのかもしれません。でもそれ以上のものを、彼女は感じている気がします。

　以前第３話の時に、あいねとみお、ゆめと小春が醸し出していた、女の子同士のペアの愛情の深さを見て、らきは何かを思っているようでした。自分もいつかあんな風に、いつも一緒にいて、喜びを分け合いながら一つずつ思い出を重ねていけるような女の子に出会えるだろうか、彼女はそう考えていたのではないかと思います。

　その相手が、今まさに目の前に、、、？　みたいな気持ちが、スミレと２人きりになったらきの胸の中に湧き上がってきた、なんて事はあるでしょうか。自分達がいたのとは別の世界であっても、この人だ、と思える女の子に出会う可能性だってある、と、らきは直感したのかも。

　ではらきとスミレが結ばれるのかというと、実際にはそう簡単なものではないのかもしれません。本作のストーリーはまだまだ続くでしょうし、その中で他のアイカツシリーズの世界へ飛び込むらきが、美しいアイドル達に巡り会いときめきまくる場面はもっとたくさんあるのでしょう。

　でもそうだったとしても、彼女には、１人１人のアイドルとの出会いを大切にしてもらいたいですね。そうしてやがて、気持ちを重ね合い手を取り合って生きていける素敵な女の子を見つけてもらいたいです。
（当然相手を見つけるだけじゃなく、一緒に華やかなステージを披露したり、あいね達やゆめ達を上回るいちゃいちゃを見せていってもらいたいものです。）

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