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2019年11月13日 (水)

スター☆トゥインクルプリキュア 第39話

 テレビアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」、第39話「えれな大ピンチ! テンジョウ先生のワナ!」です。

 英語のスピーチコンテストが開かれる事になり、観星中の代表としてえれなが指名されました。えれながスピーチの原稿を考えていると、そこへ英語教師のジョー・テング先生が現れます。彼女の正体は、ノットレイダーのテンジョウ。えれなを闇へと突き落とすため、原稿執筆の指導をするふりをして、えれなに良くない考えを吹き込もうとするのでした。

 テンジョウは、プリキュアの中でも特にキュアソレイユ(=えれな)が気に入らないみたいです。いつもなら「コマちゃん」達を使って攻撃を仕掛け、自分は椅子に座って高みの見物、というスタイルですが、ここでは1対1でえれなと向き合っています。

 なぜそこまで、彼女はえれなにこだわるのでしょう。そこには、彼女の過去の経験が深く関係しているらしいです。

 といってもこのエピソードでは、具体的にどんな事が起きたのかまでは語られていない感じです。テンジョウの回想では、同じ星の仲間達がうわべだけのつきあいしかしていないらしいのですけれど、それだけで彼女が絶望するとは考えづらいような。そこがもう少し掘り下げられる事はこの後あるのでしょうか。

 いつも笑顔を振りまき、周りを明るくしていく「観星中の太陽」ことえれなの事が、どうしても気になってしまうテンジョウ。本当の所は彼女も、笑顔でいたいし周りと喜びを分かち合いたいと願っているのでは?
 自分の星の仲間達とも、うわべだけではないつきあいをしていきたいと本当に思っているのなら、そうするための努力は続けなければならないのでしょう。やれる事は全部やったけど結局どうにもならなかった、と彼女は言うかもしれませんが、本当にその努力は無駄だったのか、何をしても誰も救われないのか、については、まだ考えて行動する余地があるのでは、という気もします。

 テンジョウは、えれな達に比べると年上のように見えますが、悩みや苦しみを分け合う事はできそうに思えます。すぐに答えが見つけ出せないとしても、皆で一緒に、少しずつでも前へ進む事だってできるのではないでしょうか。またそういう所に(年の差?)百合のチャンス(?)もあったりするのかも。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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