神田川ＪＥＴ ＧＩＲＬＳ 第４話

　テレビアニメ「神田川JET GIRLS」、第４話「マイフェイバリット」です。

　凛とミサは、凛のおみやげのキーホルダーを巡って、ジェニファーとエミリーのチーム「雲海SURFERS」とジェットレースの試合をする事になりました。ブースト性能に特化したマシンを使いこなすジェニファー達に対して、凛はまだオルカーノを使いこなせず、なかなか追いつく事ができません。

　ここでも、第２話と同じように白熱した試合が展開されていますね。急に決まった試合にもかかわらずやって来た万条あくあとsyoco先輩のおかげで、試合の見所もわかりやすく説明されています。
（凛達は、神田川の使用許可願いを出してもすぐには川を使えなかったのに、この試合はすぐにセッティングが実現していますね。なぜなのでしょう、、、今日は偶然ジェニファー達が使う予定だった、とか？）

　試合展開も白熱していますけれど、ここ的にはやはり百合模様がどうなっているのかが気になります。ここでは、２組のチームが凛達の試合を観戦しています。

　白石マナツ（しらいしまなつ）と緑川ゆず（みどりかわゆず）は、新宿区立高田馬場女学院（略称馬場女？）の２年生で、「MKHU」というチームを作っています。双子姉妹のパン・ツウィとパン・ティナはCSプロダクション学園の生徒で、アイドル活動もしていますが、「ヘルズ・キッチン」というチームでジェットレースに参加しています。

　マナツとゆずは見た目からもちゃらそうな雰囲気が漂っています。が、実はちょっとうぶだったり、ジェットレースには真面目に取り組んでいるっぽいですね。
　制服の着こなしは、お色気をアピールするような感じにもなっています。彼女達が百合的な意味で仲良しなのかどうかは、ここではまだよくわかりません。この後のストーリーや、レースをしている時などに、いちゃついてくれたりするでしょうか。

　ツウィとティナは、いかにもアイドルらしいひらひらのたくさん付いた衣装を着て、試合中継を眺めています。公式サイトのキャラ紹介のページによると、学園側がジェットレースよりアイドル活動を優先させようとしている事に不満を抱いているみたいです。試合では素晴らしいテクニックを見せるのかも。
　この話数の中では、ツウィとティナは、何かというと体を密着させたり、一方の膝の上にもう１人が座って抱きしめ合ったり、とにかくいちゃついている様子です。これがアイドル的な営業（百合営業？）スタイルなのか、それとも本当に愛し合っているのかは、まだ何とも言えないような。でも、彼女達には、百合な愛情で結ばれていてもらいたいように感じます。

　この他ジェットレースに関わってきそうなキャラというと、第１話にも少しだけ登場していた環楓花（たまきふうか）と翠田いのり（みすだいのり）がいますね。彼女達は聖橋大學附属高校の先輩後輩の関係で、「水龍會」というチームを作っているらしいです。
　楓花といのりの場合は、「スール」的な意味での姉妹らしく、第１話では凛の前で麗しいふれあい（路上でのいちゃいちゃ）を見せています。エンディング映像でも密着していますね。この話数では登場していませんけれど、これからストーリーに関わってくる時には、２人だけの甘い世界をたっぷりと凛達に見せつけてもらいたい所です。

　さてでは凛とミサはというと、、、ここでは、ミサのいじらしさが見えてきている雰囲気です。本気の試合をしてまで手に入れたかったものは、他の人ならあまり気にしないアイテムかもしれませんが、ミサにとってはとても大事なものだったみたいです。

　ミサの場合、ジェットレースに打ち込むあまり、これまでの学生生活の中で他の同じ年頃の人達とふれあう機会は少なかったようです。そのためなのか、人付き合いに慣れていないというか子供っぽい振る舞いをしてしまっているように思えます。
　このままずっとつたない状態だと、凛との関係はなかなか発展しないのではとも感じられます。ミサがもう少し大人な考え方ができるようになり、凛ときちんと向き合えるようになったら、彼女達の恋愛も発展していくのかもしれません。

　彼女達は、ジェットレースを通じて着実に信頼関係を築き上げています。そうやって喜びや悲しみを分け合う内に、お互いを誰よりも大切な存在と感じられるようになるのではないでしょうか。

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