スター☆トゥインクルプリキュア 第34話
テレビアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」、第34話「つながるキモチ☆えれなとサボテン星人!」です。
ひかる達の所へアブラハムが連絡が入ります。プリキュアが住む地球という星がどんな所なのか確かめるため、星空連合からサボローという視察員がやって来るというのです。新しい異星人に会えると知ったひかるは大喜び。ですが、予定の時間になっても相手はなかなか現れませんでした。
ひかる達がサボローだと思った異星人は実は別人だったという事がわかりますが、それでもえれなは、相手に精一杯のおもてなしをしようとします。いつもならひかるが、ファーストコンタクトする異星人にぐいぐい迫っていく所なのに対して、ここではえれながアプローチしています。
サボローは植物が進化した宇宙人らしく、その性質にいち早く気づいたえれなは、困っていた相手に手を差し伸べる事ができました(彼女の父親が花屋だから気づけた、というのもあるのかもしれません)。それをきっかけに打ち解けられたと思ったものの、地球人のある習慣が、サボローには気に入らなかったようです。
回想場面によると、これまでサボローは、様々な星を旅してきたみたいです。その星の異星人達は、初めて見る相手に様々な反応を示しています。回想に出てきた経験がすべてかどうかはわかりませんけれど、サボローは、一方的に恐れられたり、いわれなく責め立てられたり、あるいは無視されたりしてきたらしいですね。
攻撃したり略奪したりするつもりがないとしても、素性を知らないサボローに対して、宇宙人達はどうしても警戒してしまうのかもしれません。過剰な態度をとってしまうのは、サボローがどんな宇宙人なのかを知ろうとしない、無理解が生み出す行動なのかも。
でも少し思うのは、サボローの方も他の宇宙人達と似ているのではないかという事だったりします。サボローも、相手の宇宙人達が何を恐れ、何に怒り、何に興味を示すのかを理解しようとしなかったから、お互いにとって望まない結果になってしまったのでは、という気がします。
サボローが何を求めて宇宙を旅しているのかはよくわかりません。けれど、地球で経験した出来事や、えれなとの会話(言葉はありませんでしたけれど、、、)は、サボローがこれから他の宇宙人達とどのように接していけば良いのかを意識させるきっかけになったのではないでしょうか。これからの旅が実り多いものになり、いつかまたえれなと会った時に、笑顔で話し合えるようになると良いかもです。
、、、といった感じで、百合な雰囲気はあまりなさそうでしょうか。ララやユニが、宇宙人としてひかるを見る気持ちが、サボローとえれなよりももっと女の子同士ならではの関係になっていってもらえると良いかもです。
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