推し武道 アニメPV第3弾やキービジュアル、スタッフコメントなどが公開されています&百合度は、、、?
新しいPVでは舞菜がたくさんしゃべっています。彼女のえりへの思いも伝わってきますね。百合的にも期待したい所ですけれど、どんな感じになるでしょうか。
テレビアニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」は、1月から放送開始予定となっています。そのPV第3弾やキービジュアル、スタッフコメント、放送情報が公開され、キャスト情報も追加されています。
PV第3弾の映像の長さは1分40秒ほどですね。桜が満開の並木道を歩くえり(ジャージ姿ではないので、舞菜のファンになる前ですね)。呼び止められて振り返ると、そこにはかわいらしい衣装を着た2人の女の子が立っていました。彼女達はアイドルで、近くでイベントをやるためお客集めをしていたのでした。片方の女の子がおそるおそるチラシを差し出した時、えりは息をのみます。これが、えりと舞菜との出会いでした。
その後は、えりが唯一の舞菜ファンとして、彼女が所属するユニット、ChamJamの現場で応援しまくる姿が描かれています。舞菜に塩対応されても全くめげなかったり、相手への愛が強すぎて出血したり、他のメンバーを推すファン達(くまさや基です)とつるんだりなど、アイドルファンの中でも特にアツい感じの生き様(?)が見られます。
一方の舞菜は、握手会の時に自分の前にだけ列ができない事を気にしたりもしています。が、えりがファンになってくれてからは、彼女がイベントに来てくれるだけで嬉しくなってしまうようです(えりに塩対応しているように見えるのは、本人を目の前にするとときめきすぎて何もできなくなっているからなのですね)。
もっと近づきたい、仲良くなりたい、、、。そう思う気持ちは、ファンであるえりより、アイドルである舞菜の方がより強いようです。アイドルとファンの関係、女の子同士、など、彼女達の間には様々な壁があるように見えますが、2人はそれを乗り越え結ばれ合う事はできるのでしょうか。
今度のPVではそういった感じの事が描かれています。が、ちょっと気になる部分も。
、、、何というかこのPV全体の構成が、映画の予告編みたいな雰囲気なんですよね。キャラの紹介の仕方や作品タイトルの出し方とか。またナレーションも、たぶん映画とかで実際に声を当てているようなナレーターの方を起用しているのではという気がします。
ここまで映画風にしているのは、テレビシリーズの後に劇場版の上映を狙っている、、、というわけではなさそう? これは実は、笑いをとろうとしているのでは、とも思ったりしています。
アニメ版の作品のテイストとして、笑いが基本ではあるけれど、時々不覚にも感動してしまう、みたいな流れが強調されているのかもしれません。それをあらかじめ示す意味でこういう映画の予告編っぽいPVを作った、とか。
そうなると、作品全体としてのテイストも、ギャグ寄りになったりするのかな? 現在「special」のページで公開されているスタッフからのコメントで、シリーズ構成を担当されている赤尾でこさんのコメントの感じからすると、愛情がたっぷり表現されそうに見えて実はコミカルな方に行ってしまう流れがあると言おうとしているようにも見えてしまいます。赤尾さんは百合な雰囲気のあるアニメ作品の脚本などを手がけられていたりしますので、その方のコメントとして見ると、女の子同士の恋愛という部分があまりクローズアップされないのでは、と気になってしまいます。
原作者の平尾アウリさんやプロデューサーの方、音楽担当の方などのコメントにも、「百合」という言葉は一つも出てきません。アニメ本編ではあまりそちらの方面は望めないのでしょうか。
(ちなみに以前岡山で開催された、原作コミックの原画展では、ポスターのキャッチコピーに、「アイドルと百合と岡山」とはっきり書かれていたようです。)
コメントには、「笑い」、「愛情」といった言葉が多く見受けられます。ギャグな雰囲気の中にも、女性同士の愛情のやりとりがたっぷりと描かれている作品になるのを期待したいですね。
(原作では、えりと舞菜だけでなく、ゆめ莉と眞妃、れおと空音など気になる関係の女の子達がたくさんいますから、そちらのエピソードもいろいろ見られると良いですね。)
追加のキャストも発表されています。今度は舞菜、ですね。声は立花日菜さんが担当されるそうです。PV第3弾での感じでは、一生懸命アイドル活動しようとしているけれど周りになかなか伝わらない様子や、えりを思って胸を熱くしている感じが印象的です。本編でも、舞菜からえりへの思いをたっぷり表現していってもらえたら素敵かもです。
(映像では、冒頭の場面であやも登場してしゃべっています。あやらしい元気さと幼さがありますね。この声はどなたが担当されているのでしょうか。)
公式サイトのトップページに載せられているキービジュアルでは、ChamJamの握手会らしい場面が描かれています。「はがし」をする運営スタッフが見守る中、他のメンバーの前にはたくさんのファンが行列を作っていますが、一番手前(原作コミックでも、だいたい向かって左端が定位置らしいです)の舞菜の前だけはがらんとしています。その空いている場所へ歩いてくる1人の女性、えりの姿が。その瞬間、周りの景色はかすんで、世界には2人だけのようになり、きらきらした輝きが彼女達を包みます。えりは視線をまっすぐ舞菜に向けて、迷う事なく歩み寄っています。それに対して舞菜は、顔を赤くして少しうつむいています。えりが自分だけを見てくれている事、自分のために会場にきてくれているらしい事が、嬉しくて恥ずかしくて、顔を上げられずにいるのでは、と思えます。
原作コミックでは、舞菜はアイドルという立場を忘れるほどの勢いでえりに思いを寄せていますが、えりの方はまだファンとして(といってもかなり濃い方ですけれど)舞菜と接しようとしている雰囲気があります。アニメ版では是非その先、彼女達がお互いに同じ意味での愛情を分け合えるようになると良いかもです。
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