「新米姉妹のふたりごはん」 実写ドラマ版が始まっています
実写だと食事シーンなどがリアルに描かれていくのかもしれません。そこは押さえながら、サチとあやりの親密になっていく関係を、丁寧に描いていってもらえると素敵かもです。
発行KADOKAWA、コミック電撃大王に連載中の、柊ゆたかさん作のコミック、「新米姉妹のふたりごはん」は、現在第6巻までが発行されています。この作品の実写ドラマ版の放送が始まっています。
放送局はテレビ東京です。地上波では10/10の25:00から、BSテレ東では10/15の24:00から開始となっています。また、地上波での放送から1週間は、「ネットもテレ東」で見逃し配信が行われるようです。
本作のストーリーは、、、高校生のサチは、親の再婚で突然血のつながらない妹を持つ事になりました。妹の名前は、あやり。同い年ですが、口数が少なくて表情も乏しく、何を考えているのかよくわかりません。その上両親は仕事で海外へ行ったきり。姉妹2人だけでの生活に不安を抱くサチでしたが、そこへ両親から荷物が届きます。
、、、個人的にこの作品は追っていなかったためよくわからないのですけれど、このドラマ版の第1話は、百合を期待させるような雰囲気がありますね。タイトルの画面で、2人並んだサチとあやりが、少しずつ寄り添い合い距離を縮めていく様子がコマ送りで描かれています。その体をくっつけていく姿が、単なる姉妹の関係を超えているようにも感じられます。
全くその存在を知らなかった女の子(普通再婚相手に子供がいれば前もって顔合わせぐらいはするような気もするのですけれど)と2人きりで一緒に生活しなければならない(引っ越し荷物の感じからすると、どちらかの家に住むのではなく、2人とも知らない新居で暮らす事になったようです)というだけでも緊張しそうです。さらに、明るく表情豊かなサチから見れば、無口なあやりとどう接していけばいいのかわからず悩ましい所なのでしょう。
でも、不安なのは実はどちらも同じ、なのですよね。同い年の女の子同士なら、お互い相手に対して興味はあるでしょうし、できれば仲良くなりたいと思うのでは。そこから、2人は近づいていく事ができるようになるのかなと思われます。
後は、それ以上になるかどうか、ですね。彼女達は姉妹になりましたから、お互いを姉妹として、家族として意識できるようになる事が重要になるでしょう。
百合的には、そこをさらに超えた感情が生まれるのかどうかが気になります。姉妹だけど血縁ではない、でもとても愛しい、そういう気持ちが、百合な恋愛感情に発展していったりすると素敵かもです。
テレビ東京のサイトでは、あやり役の大友花恋さんへのインタビュー記事が掲載されています。その中で、2人の距離が縮まっていく様子や、女の子同士の関係などについて、サチ役の山田杏奈さんやスタッフの方達と一緒に考えているといった事が書かれています。スタッフとしてもその辺りはとても意識していて、女の子達のストーリーを素敵なものにしていきたいと考えていらっしゃるようです。
(ところで、この記事に書かれていた所では、花恋さんは「カワイイ女の子が好き」で、杏奈さんとのふれあいで癒やされているらしいです。こちらも百合っぽいかも?)
グルメ関係で百合っぽい実写ドラマというと、別作品になりますが「ラーメン大好き小泉さん」などもありますね。こういうジャンルが受け入れられやすいのかどうかはわかりませんけれど、女の子同士の恋愛関係を扱う実写作品がもっと増えていくと良いかもですね。
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