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2019年8月19日 (月)

戦姫絶唱シンフォギアXV 第7話

 テレビアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」、第7話「もつれた糸を断ち切って」です。

 チフォージュ・シャトーの残骸の上に突如現れた物体。シェム・ハの腕輪の力によって出現した神、アヌンナキと思われる(胎児のような姿をした)その物体は、辺り構わず攻撃を始めます。響達装者は対応に当たりますが、ノイズやアルカノイズとは違い「神の力」を振るってくる相手に、翼達の攻撃はあまり効き目がありません。十分に対抗できるのは、「神殺し」の力をまとう響のみ。彼女は全力で相手に挑みます。

 チフォージュ・シャトーの残骸が舞台になっていて、エルフナインがいると、つい第3期「~GX」の雰囲気が出てきますが、、、それどころかキャロルの声が?! 特に前回第6話辺りから、これまでのシリーズの要素が今の装者達にどんどん関わってきていますけれど、今度のもなかなかですね。

 第3期といえば、自動人形(オートスコアラー)に哲学兵装ファウストローブなどがあります。この話数でそれらがどういう風に扱われるかが見所になりそうです。
 その上、最後の決めぜりふもなかなか、、、。さらに、1クールの折り返しなどではいつものエンディング曲とは別の曲が、スタッフロールとともに流れたりする事が多く、ここでもそうなのですが、この曲が使われるのも面白いですね。次回に向けて強力な引きになっている感じです。

 ではエルフナイン以外はというと、翼の様子がちょっと気になりました。シャトーから戻った後、作戦行動について弦十郎と話していた翼は、ふと穏やかな表情を見せます。それは、昔ともに戦っていた人を思い出していたから、なのですね。その記憶が、この日の彼女の行動につながっていた事に、彼女は喜びを感じているようです。
 が、それを見た弦十郎は、何というか若干怪訝そうな顔をしているようにも見えるんですよね。司令の冷静な目から見て翼の様子がちょっと変だという事なのでしょうか。それとも特に意味はないのでしょうか。それがわかるのはもう少し後になる?

 響と未来については、、、第5話辺りから気になっているのですが、この話数では、未来が眠っている事もあってあまり大きく描かれている感じではなさそうでしょうか(第6話では、未来は眠っている間に見ている夢のような状態でも響の事を気にしていました)。未来を取り戻す(取り戻してもう一度ちゃんと話し合う)ために響は無理をしてしまっています。
 2人とも元気でなければ、お互いに気持ちを通じ合わせるのも難しいでしょう。2人とも早く元気になって、ちゃんと向き合える日が早く来ると良いのですけれど、、、演出的に、会えない状態が続いてしまう? 第2話の場面では描かれず、ここで初めて語られたエピソードも、2人を引き離す力の強さを物語っているように感じられます。

 響と未来、彼女達が寄り添い合う姿を少しでも多く見ていたいものです。そのためにも、必死に伸ばし合う彼女達の手が、間違う事なく触れあえるようになると良いのでは、と思います。

・「戦姫絶唱シンフォギア」レビューリストレビューセンター

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