キャロル&チューズデイ 第17話
テレビアニメ「キャロル&チューズデイ」、第17話「Head Over Heels」です。
金回りが良く、いつも取り巻きが絶えないDJアーティガン。ある夜、遊ぶのに忙しくてAIに仮想通貨取引を丸投げしたら、次の日突然現れたロボット達に、資産を全部差し押さえられてしまいました。口座の預金残高がゼロになっているというのです。
人間が稼いだお金を横取りして自分は遊びほうけているAI、というと、どこか第4話に登場したディレクターAIを思い出します。あの時はキャロルやチューズデイだけでなくガス達もいいように踊らされて奇妙なPVを作らされていました。こういうAIのやり口って、火星ではよくある事なのでしょうか、それともこの2体には何かつながりがある?
ともかくアーティガンが財産を失ったと知ると、取り巻きはあっという間にいなくなり、メディアもプライベートを掘り返して叩きまくっています。借金取りに追われるような事にはなっていないみたいですが、本人は自信喪失してまるで力が抜けてしまっていますね。
この人はこのまま音楽界から消えて行ってしまうのでしょうか? どうなるのか、どうするのかは、本人次第なのでしょう。
ところでこの話数では、タオの性格がちょっと見えている感じです。いつもは人とあまり接する事がなく、アンジェラに対しても必要最低限の言葉しかかけないため、何を考えているのかわかりづらい印象です。が、ここでは2年も前の雑誌に載っていたインタビュー記事を持ち出しています。この人は、自分が気に障った事は、いつまでも憶えているような、意外と細かいタイプなのかもです。
アンジェラの方は、自分につきまとう影に不安を抱き始めている様子です。その影とは何者なのか、まだよくわからない感じですね。
(そういえば、マネージャーのケイティってどうなったんでしょう。彼女も、アンジェラを崇拝するような所がありましたけれど、アンジェラの勘違いで、チューズデイをけがさせた犯人なのではと疑われてから、姿を見せていません。付き人をやめたのかやめさせられたのか、今はどうしているのか、など謎な部分はあります。彼女がこの後姿を見せるような流れはあるのでしょうか。)
さてキャロルとチューズデイはというと、アルバム制作の作業を始めています。プロデューサーは、デビュー曲「Army of Two」の時と同じトビーです。そのこだわりの強さから、アルバムに収録する曲がなかなか決まりません。でも、キャロル達は文句を言いながらも、前向きに考えているみたいです。「Army of Two」の人気も高くなってきていますし、自分達の歌を、今度はアルバムという形で皆に届けたいという気持ちが、彼女達を元気づけているようです。
百合的には、、、あまりなさそうでしょうか。第1クールでの、シベール(女性です)がらみのいざこざがあった後は、一緒に音楽する仲間として順調に活動している感じです。
というかチューズデイは、カイルの事がちょっと気になっている、、、? キャロルもチューズでも今まで恋愛経験はないらしいですけど、このままチューズデイは男女の恋愛へと進んで行ってしまうのでしょうか。
・「キャロル&チューズデイ」レビューリスト
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