キャロル&チューズデイ 第13話
テレビアニメ「キャロル&チューズデイ」、第13話「Walk This Way」です。
オーディション番組「MARS Brightest(マーズプライテスト)」で、優勝はしなかったものの人々に受け入れられデビューも決まったキャロル&チューズデイ。街の人々にも顔を知られるようになって、彼女達の生活は少しずつ変わり始めているようです。
この話数から、オープニングとエンディングの主題歌が新しいものになっていますね。オープニングは「Polly Jean」でキャロル&チューズデイの曲(実際に歌っているのは、2人の歌唱担当のNaiBr.XXさんとCeleina Annさんです)、エンディングは「Not Afraid」でアンジェラの曲(こちらも実際に歌っているのは、アンジェラの歌唱担当のAlisaさんです)となっています。
第1クールの曲「Kiss Me」と「Hold Me Now」はどちらもキャロル&チューズデイの曲で、タイトル(日本語だと「キスして」と「今すぐ抱きしめて」とかでしょうか)からは百合っぽいものが想像できそうな感じでした。今度のは、曲の雰囲気からするとそれほどでもなさそう?
「Not Afraid」は、映像では、アンジェラの姿や、心臓の鼓動、脳の断層写真のようなものがあったり、コンピュータのデーやプログラムのようなものが描かれたりしています。歌詞の感じからも、アンジェラは何か危うい方向へ足を踏み出そうとしているのではと思えてきます。
「Polly Jean」の方は、キャロルとチューズデイがあちこち歩いたり、一緒に楽器を鳴らしたりしています。並べられた楽器の周りを回って、お互いに使う楽器を取り替えながら演奏している場面とかは、彼女達は本当に楽しそうで、「Kiss Me」の時の映像よりももっとのびのび、生き生きとしている印象です。
「Kiss Me」では、前半は2人が出会う前のイメージで、後半は一緒に活動をするようになった関係を示しているように感じます。今度の曲ではそこからさらに進んで、一緒にいて楽しくなる関係が表されているのかなと思えます。この調子でもっと親密になって百合な雰囲気を存分に出していってもらえると良いかもです。
さてストーリーの方は、新しいキャラも増えてきていろいろな事が起こっていきそうな予感です。キャロルとチューズデイは音楽活動する事をとにかく願っているようで、第2クールに入っても、彼女達のプロモーション作戦は続いています。
この様子だと、彼女達がミュージシャンとしてやっていけるかどうかが話題の中心になって、売れる歌手になれるかどうかだけが物語のポイントになってしまいそうにも見えます。でもそれだけではない、ですよね。
例えば、チューズデイの母親のヴァレリーは大統領選に出馬表明をしていますが、息子(チューズデイの兄)のスペンサーは応援演説の時、有権者の一票で自分の母親を「マルス」にしてほしいと言っています。マルスとは、火星の別名で神様の名前らしいです。
そのマルスというのは、戦いの神なのですね。スペンサー自身は、「火星」のリーダー、ぐらいの意味で言ったのかもですけど、これはいずれ火星で大きな戦いが起きる予感、だったりするでしょうか。
・「キャロル&チューズデイ」レビューリスト
| 固定リンク
「百合レビュー」カテゴリの記事
- 星屑テレパス 第2話(2023.11.17)
- 16bitセンセーション ANOTHER LAYER 第1話(2023.11.15)
- 星屑テレパス 第1話(2023.11.09)
- アサルトリリィ BOUQUET 第5話(2023.10.30)
- アサルトリリィ BOUQUET 第4話(2023.10.23)
コメント