キラッとプリ☆チャン 第64話
テレビアニメ「キラッとプリ☆チャン」、第64話「だいあフェス! いよいよカラッとはじまるんだもん!」です。
バーチャルプリチャンアイドルのだいあがプロデュースするフェス、「だいあフェス」が始まります。参加できるのは、ジュエルに選ばれたジュエルアイドルだけ。今の所この資格を持つのは、みらいとりんか、めるの3人だけです。3人ともエントリーしようとしていたのですが、なぜかりんかだけが締め切りぎりぎりになっても現れませんでした。
りんかの母親って、お医者さんだったんですね。りんかと母親は見た目がそっくりなため取り違えられる事も多いようですが、そのおかげでここではりんかがピンチに、、、。「やってみなくちゃわからない」はミラクル☆キラッツの合い言葉ではありますけれど、この場合はちょっと、いえ、かなり危ういシチュエーションになっているような。
とまあそれは、みらいとめるの一騎打ちに至るまでのいきさつ、なのでしょうね。キラッツとメルティック・スターの激突みたいな構図が作られましたけれど、みらいとめる本人達は別にお互いバトるつもりはないようです。
それから、この話数では、これまで噂が出ていた「ディアクラウンの店長」が本格的に登場しています(前回第63話でも少し出てきています)。名前は幸瀬なる。幼く見えますが彼女はかつてプリチャンアイドルとして有名だったらしいです。
(ところでプリチャンアイドルの有名人って、何というか年齢不詳な人が多い感じですね。なるの他、七星あいらや白鳥アンジュなど、かなり前からプリチャンに関わっていたみたいなのに、みらい達と一緒にアイドル活動ができちゃうほどの人がたくさんいます。なぜそうなっているのかが、この後ストーリーとして語られる、みたいな事はないでしょうか。)
その他この話数では、だいあフェスとは全く別の場所で、女の子同士のふれあいが描かれていますね。それは、金森まりあと黒川すずです。
まりあとすずは、ディアクラウン一押しのアイドルとしてプロモーションされていて、2人でユニットを組む事が店長から期待されています。まりあは、かわいらしいすずとパートナーになれる事が嬉しくて仕方ないみたいですが、すずの方は(たぶん本心ではまりあを好ましく思っているのでしょうが、表向きは)なかなかそういう気持ちになれないようです。
彼女達がユニットを組む事は、本人達の意志よりも先に、周りの思惑で決められてしまっています。こういう形になると、たとえ本人達が一緒にいたいと思ったとしても、プロデュースされて仕立て上げられた関係のように見えてしまうのかも。
まりあの方は、周りの都合なんて全く気にしていないっぽいです。店長に引き合わされたのは単なるきっかけでしかなく、すずのそばに行きたいという自分の気持ちが強く、いつでもその思いに素直でいるから、遠慮なくぐいぐいすずとの距離を縮めようとしているのではと感じられます。まりは何を見ても「かわいい」と言いますし、すずにも同じトーンで「かわいい」と言い続けていますが、姿を見ただけで何があってもすぐに駆けつけようとするのは、実はすずに対してだけのような気がします。
この話数でも、海辺でたたずむすずを見つけたまりあは、思わず彼女に駆け寄っていますね。でも、少し物憂げな表情のすずを見たまりあは、いつもの「かわいい」攻撃はやめて、すずの隣で口をつぐんでいます。
これは、彼女達の関係が進展する予感のような。まりあもすずも、もっともっとお互いの事を知っていければ、今よりもずっと仲良しになれるように思います。そういうエピソードが、これからたくさん見られるようになると良いですね。
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