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2019年7月27日 (土)

キャロル&チューズデイ 第14話

 テレビアニメ「キャロル&チューズデイ」、第14話「The Kids are Alright」です。

 「伝説のプロデューサー」をおびき出すために、路上パフォーマンスを始めたキャロルとチューズデイ。そこへ現れたのは、正体をなくして斧を振り回す老人。怖じ気づく2人をよそに、ガスは大喜びします。この人こそが、探していたプロデューサー、トビーなのでした。

 キャロルとチューズデイは、デビューに向けて、少しずつではありますが前進できているようです。バイト生活は続いていますが、未来への希望がちょっと見えてきているのではないでしょうか。
 もし彼女達がブライテストレコードと契約していれば、それなりにプロデュースしてもらって順当にデビューできていたかもしれません。契約で多少は縛られても、ミュージシャンとして「皆に歌を届ける」事はできていたとも思われます。でもそうしないのは、もっと自由でいたい、のびのびと音楽活動をしたい、と感じているからなのかなという気がします。

 同じくデビューしようとしているアンジェラはというと、プロデューサーのタオを頼りにしながらも、少し不安を感じているようです。子役から始まった女優人生から目を背けるように歌手へ転身しようとするアンジェラ。彼女は果たしてこれからも、自分の考える通りのアーティストになっていけるのでしょうか。

 という2組の動きを描きつつ、他のキャラ達が関係してくる事で、3人を取り巻く環境はちょっとずつ変わってきている感じです。前回第13話から、さらに不穏な気配も漂っています。歌だけではない何かが、やがて起きていくのかもしれません。

 仮にそうなったら、キャロルとチューズデイはどうなってしまうのでしょう。大きく変わっていく世界に流されて迷ってしまうでしょうか。
 いえ、そうはならないと信じたいですね。彼女達が歌っている挿入歌「Army of
Two」のように、彼女達は2人そろえば無敵の存在になれるのでは、という気がします。困難が起きたとしても、2人でともに、力を合わせ寄り添いながら乗り越えていってもらいたいものです。

・「キャロル&チューズデイ」レビューリスト

 

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