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2019年7月13日 (土)

戦姫絶唱シンフォギアXV 第1話

 テレビ放送が始まったアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」を見てみました。第1話のサブタイトルは、「人類史の彼方から」です。

 響、翼、クリス、マリア、切歌、調は、S.O.N.G.のメンバーとともに南極にいました。分厚い氷の下から浮上してきたのは、「棺」と呼ばれる物体。それはやがて何かに反応し、辺り構わず攻撃を仕掛け始めます。響達はギアをまとい、「棺」をめがけて降下を開始します。

 第1話から激しいバトルが繰り広げられていますね。武器や攻撃方法がわからない相手に響達はかなり手こずっていますが、6人のチームワークはかなりのもので、お互いの意見を素早く一つに集め、何が起きても自分達の精一杯の力を出して対応しようとしています。

 またそれだけではないのですよね。彼女達が6人ともピンチに陥っても、助けようとしてくれる人は周りにちゃんといます。こうやって助け合いながら、彼女達は人々を救おうとしています。

(ところで個人的には、最初にライブシーンが出てくると良いなと思っていたのですけれど、そうはなっていないですね、、、。(前にも書きましたように)第1期第2期第3期のように、表向きは華やかな活動をしながら、陰では自分の命をかけて戦う、という構図が、翼やマリアの潔さや勇ましさを表すのと同時に、装者達皆の生き様を示しているようにも感じるのですけれど、まあそういうわけでもないのでしょう。)

 この話数で現れてくる謎の存在は、「カストディアン」です。この言葉は、第2期の頃から登場していました(ちなみにカストディアンは英語ではCustodian、管理人とか保管者、保護者、看守といった意味があるようです)。また第4期では、アダムが「アヌンナキ」という言葉とともに口に出していました。人類(「ルル・アメル」と呼ばれています)を支配、管理する神のような存在なのかもですけれど、響達とはどのように関わってくるでしょうか。

 それと、錬金術師の姿もちらちらと見えてきています。ちょっと横柄な雰囲気の人達っぽい感じもしますけれど、響達はまた自動人形(オートスコアラー)達との戦いの時のように見下されきりきり舞いさせられてしまうのでしょうか。

 後は、未来ですね。第4期の第13話では、彼女はとても重要な位置づけにいる事がほのめかされています。
 第5期のメインビジュアルでは、響と手をつないで流れ星を見上げる姿が描かれています。ビジュアルに添えてあるコピーも、第4期第13話を見た後では、響から未来への言葉なのか、その正反対なのか、どちらにも意味をとれそうです。この部分がはっきりしてくる時、物語も感動的に展開していくのではないでしょうか。これからの各話も注目したくなりますね。

 この第1話では、響と未来は、クリスのバースデープレゼントの買い出し(という名目のラブラブデート?)をしています。古代建築風の内装と、天井に映像が投影される広い施設は、海浜地区にあるあのショッピングモールを思い出しますね。その後2人が乗った、シースルーゴンドラもある大きな観覧車は、モールの近くにあるような。彼女達が出かけたのはそういう場所なのでしょう。

 まあそれはそれとして、観覧車の場面で、未来がふざけて口にした言葉が、響の表情からふと笑顔を消してしまいます。未来としては軽い冗談のつもりで言った事なのですが、響の胸には妙に残ってしまったようです。
 こういうのって、フラグ、ですよね、、、。世界がどうなってしまうのかというのと同じに、いえそれ以上に、響と未来の関係がどうなっていくのかが気になります。

 これまでにも、彼女達は苦しい選択をたくさんしてきました。ここでも彼女達の身に様々なつらい出来事が起きていくのでしょう。
 でも、それを乗り越えて彼女達には結ばれてもらいたいです。その上でこれまでよりもっと甘くいちゃついてもらえたら良いなと思います。

・「戦姫絶唱シンフォギア」レビューリストレビューセンター

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