スター☆トゥインクルプリキュア 第２２話

　テレビアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」、第２２話「おかえり、お父さん！ 星奈家の七夕☆」です。

　ひかる、ララ、えれな、まどかは皆でロケットのお手入れ。今日は７月７日の七夕で、ひかるにとっては大切な日。しかもララの誕生日だという事もわかって、皆でお祝いしようとします。そこへ、謎の人物が現れました。

　ひかるの家は、ひかると、母親の輝美、祖父母、というように、普段は４人暮らしです。元大学教授の父親、陽一は、今はUMAを追いかけ世界中を旅していて、家に帰ってくるのは１年の内１日だけなのですね。ひかるの不思議大好きな所や「キラやば～！」な口癖は、父親譲りらしいです。

　それだけではありません。陽一は、UMA（というかフワやプルンス、ララなのですが）を発見して大興奮していましたが、もし３人が地球にいる事が公になってしまうと地球にいられなくなる、とひかるから訴えかけられて、あっさり見逃す事にしています。長い年月の間、家族と離れてまで探し求めていたものが今目の前にあるのに、それを見なかった事にするのは、決して生やさしい決断ではないはず。それでも、相手の立場を思って引く所は、やはりひかるの父親らしいと言えそうです。

　それと、まどかは陽一が出版しているUMAについての本を読んでいたらしいです。彼女の父親の冬貴は政府の役人として謎の現象を追跡する立場にいて、そういった関係の本もたくさん持っているため、まどかはそれを読んでいたみたいです。
　ひかるもまどかも、父親はUMAに関係する仕事をしています。でもその関わり方は大きく違っています。２人とも、ララ達の存在に理解を持ってくれると良いのですけれど、そこはどうなるでしょうね。

　この話数では、「家族のあり方」にスポットが当てられています。家族とはどういう形であるのが良いのか、考えさせられる内容になっているのではないでしょうか。

　家族という点では、これまでもえれなやまどかの家についてのエピソードがありました。ではララとユニ（＝ブルーキャット）は、、、？

　ユニは、家族とも言えるレインボー星の仲間を石にされたままです。彼女の一番の望みは仲間を取り戻す事ですが、解決方法はまだ見つかっていないようです。

　ララの星、惑星サマーンでは、彼女の年頃（地球で言うとひかると同い年ぐらいです）はもう大人として扱われていて、ララ自身も自分の意志で宇宙へ飛び出してきています。
　でもそうは言っても、家族は大切ですよね。彼女の両親とかが物語に絡んでくる事はあるでしょうか。

・「ふたりはプリキュア」レビューリスト、レビューセンター