2019年6月辺り発行の百合なコミック作品などのリスト
コミック作品などで百合テイストのありそうなものを調べてみました。イベントの他、百合テイストゲームのリリースや、アニメの劇場公開なども行われます。
○6/2
・テレビアニメ「私に天使が舞い降りた!」スペシャルイベント「~ハッピー・ハッピーフレンズ~」開催
○6/7
・仕事の後は恋しよう(岩下継 作、イースト・プレス 発行)
○6/9
・テレビアニメ「となりの吸血鬼さん」イベント「†吸tie Ladies Fes†」開催
当日は、抽選会や原画展など様々な追加企画があるようです。
○6/12
・付き合ってあげてもいいかな 第2巻(たみふる 作、裏少年サンデーコミックス、小学館 発行)
女子大生同士の百合ストーリーの第2巻です。
○6/13
・ゲーム「夢現Re:Master」リリース
本作はジャンル名に「キラ☆ふわ」という言葉が付いていますけれど、これまで同じように「キラ☆ふわ」とされていた作品は、後半はあまりキラキラふわふわしていない、というか正反対の方向に向かう展開になっていたりするようです。本作ではその辺りはどうなっているでしょうか。
○6/14
・神絵師JKとOL女子 第1巻(さと 作、ヒーローズ 発行)
「フラグタイム」などを手がけられているさとさんの新作です。あるアニメにはまって日夜SNSに感想を書き込んでいるOLの相沢香織。彼女はミスミというハンドルネームの人物が公開する2次創作イラストにとても共感し、いつもたくさんの返信をしていました。ある日、ミスミがイベントに出展すると聞き、おめかしをして会いに行きますが、予想に反して相手はかなり年下の女子高生、住田でした。
2人がはまっているアニメは、男性同士の恋愛を描く「アグリ イン オカヤマ」(略称「アグオカ」)というものなので、必然的に住田の描くイラストもそういうテイストのものになっています。2人が感想を話し合う場面でもその手の話題になるわけですけれど、そちら方面はあまりクローズアップされないので、相沢と住田の関係性に集中できるかもです。
2人とも相手に対して特別な気持ちを抱いているのはわかっているようですけれど、それが恋愛なのかどうかについては、特に相沢の方はそう考える事にやや抵抗感があるようにも見えます(相手が高校生だから、というのもあるのかも)。それに比べて住田の方は、自分が抱いている気持ちが何なのかはまだよくわからないものの、その思いをいつわったりはせず、常に相沢にまっすぐ向き合っています。彼女達の気持ちがぴったりと重なり合うのはまだ先のようにも感じられますけれど、それまでは2人のたどたどしいふれあいを応援するような形になるでしょうか。
(ところで別作品になってしまいますけれど、オカヤマ(岡山?)が舞台で、有名人とその熱烈なファンの間の百合模様を描く物語というと、つい、岡山のマイナーアイドルと、彼女を全力で応援する女子の関係を描くあの作品を思い出してしまいます。まあ特につながりがあるというわけではないのでしょうね。)
○6/15
・劇場版アニメ「ガールズ&パンツァー 最終章 第2話」上映開始
「第1話」からかなり時間がたってしまいましたけれど、第2話の上映開始です。「無限軌道杯」に参加した大洗女子学園は、戦車道では無名校のBC自由学園と対戦しますが、相手の奇抜な作戦に翻弄され、絶体絶命のピンチに。みほ達はこの状況を逆転する事ができるのでしょうか。
○6/18
・コミック百合姫 2019年8月号(一迅社 発行)
この号から、6/13リリースのゲーム「夢現Re:Master」とのコラボで短編ノベルの連載企画が始まります。
・グッバイ・ディストピア 第3巻(ひそな 作、百合姫コミックス、一迅社 発行)
・私に天使が舞い降りた! 第6巻(椋木ななつ 作、百合姫コミックス、一迅社 発行)
・ガラスの靴を脱ぎ捨てて(桐山はるか 作、百合姫コミックス、一迅社 発行)
・女子高生と王子ちゃん 第2巻(くうねりん 作、百合姫コミックス、一迅社 発行)
・私の百合はお仕事です! 第5巻(未幡 作、百合姫コミックス、一迅社 発行)
・行進子犬に恋文を 第3巻(玉崎たま 作、百合姫コミックス、一迅社 発行)
・ささやくように恋を唄う 第1巻(竹嶋えく 作、百合姫コミックス、一迅社 発行)
○6/22
・百合オンリーイベント「GirlsLoveFestival27」開催
前回「~26」は大阪での開催でした。今度はまた東京に戻ってきています。
○6/25
・私以外人類全員百合 第1巻(晴瀬ひろき 作、角川コミックス・エース、KADOKAWA 発行)
主人公の潤野茉莉花(うるうのまりか)は、「普通」を愛する普通な女の子。その朝もいつものように学校へ向かうのですが、通学路の真ん中で見たのは、友達の2人の女の子が堂々とキスしている場面。気がつけば、共学だったはずの学校には女の子しかいないし、ネットのニュースに出てくる有名人も女性ばかり。いつの間にか彼女は、女性だけの世界、しかも女性同士が愛し合う世界へと紛れ込んでいたのでした。
同じようでいて何かが決定的に違う世界へ突然放り込まれた茉莉花は、とても戸惑うとともに、強烈な違和感を覚えているようです。とにかく元の世界に戻ってほしいというのが彼女の最初の心情らしいです。
また、茉莉花の周りの人達も、彼女の振る舞いを不審に思っているように感じられます。例えば学校の友達が茉莉花についてひそひそ話をするカットでは、まなざしに深い影が差していて、茉莉花への不信感を表現しているのではと思わせられます(単に茉莉花自身の違和感を表現しているだけなのかもですけれど)。
世界中の女性が当たり前のように百合な恋愛を謳歌している世界観は百合的になかなか素敵ですね。でもこの中で茉莉花が主人公で居続けるためには、少なくとも彼女だけは女性同士の恋愛を避ける方向性を持っていなければならないとも考えられそうです。彼女の言葉からすると、今までいた世界でやり残した事があったりするみたいですし、このまま彼女が百合を拒み続けて押し通したり、百合のない世界に作り替えようとしたりなんて展開の可能性もある? まあせっかく(?)ですし、彼女が一番大きな百合恋愛を見せてくれるようになると良いかもです。
本作はSFテイストがあるのも特徴のようですね。各話のサブタイトルの中にも、SF小説の題名をもじったものがあるみたいです。世界の謎や、それを解くための鍵なども、SFなものになるのかもしれません。
○6/26
・書籍「宮本絵美子 東映アニメーション プリキュアワークス」(一迅社 発行)
宮本さんは「魔法つかいプリキュア!」のキャラデザを担当されています。この本には版権絵や設定画、落書き(!)なども収録されているそうです。みらいやリコ、はーちゃん達のいろいろな姿が見られるのでしょうね。特にみらいとリコの麗しいふれあいがたくさん見られると素敵かもです。
○6/27
・NEW GAME! 第9巻(得能正太郎 作、まんがタイムKRコミックス、芳文社 発行)
まんがタイムKRコミックス作品のキャラ達がたくさん登場するスマートフォン用RPG「きららファンタジア」では、「作家クエスト」と呼ばれる企画が始まっています。第1弾は、得能正太郎さんがシナリオを書き下ろした「PECO -A trial version-」です。PECOというと、作中で青葉達が制作したゲームのタイトルですね。青葉達は、きららファンタジアの世界であるエトワリアから、さらにPECOの世界へと飛び込んでいくようです。そこにはどんな物語が待っているのでしょうか。
・ゲーム「じんるいのみなさまへ」リリース
PS4とNintendo Switch用のゲームです。ジャンル名は「ガールズアドベンチャー」となっています。
主人公の榛東京椛(しんとうきょうか、CVは佐東茉奈さんです)は、女友達と一緒に5人で秋葉原へ旅行へ来た、、、はずでしたが、気がつけば街は荒れ果てて草木が生い茂り、彼女達以外の人の姿も見えず、ネットも通じません。なぜこうなったのかはわからないものの、とにかく生活していかなければなりません。非常食のカップラーメンばかりではやっていけないので、食べられそうな草や木の実を探したり、近所の海(秋葉原のそばに海?!)で魚を捕ったり。彼女達のゆるいサバイバル生活が始まります。やがて彼女達が見つけ出す真実は、という流れになるようです。
こちらの作品の制作が発表された時は、同じ日本一ソフトウェアの他の作品の影響からか、後で暗い展開になるのではと噂されていました。が、制作スタッフの方達によるTwitterでのQ&Aや、YouTubeでの生放送番組内で、そういう要素はないと説明されていました。なので、落ち着いて(?)いちゃいちゃな百合が見られるのではと思われます。
・もんこ~ろ 第2巻(木村光博 作、太田ぐいや 原作、リュエルコミックス、実業之日本社 発行)
この作品はこの巻が完結巻となります。
・熱帯魚は雪に焦がれる 第5巻(萩埜まこと 作、電撃コミックスNEXT、KADOKAWA 発行)
○6/28
・ノベル「じんるいのみなさまへ -わたしたちの場所-」(伊西殻 作、春夏冬ゆう イラスト、KADOKAWA 発行)
前日発売の原作ゲームをノベル化した作品となるようです。ストーリーはゲームの内容を描くものになるのでしょうか、それともオリジナルだったりサイドストーリー的なものだったりするのでしょうか。
・カヌレ スール百合アンソロジー(百合姫コミックス、一迅社 発行)
「スール百合」という事は、「マリみて」のような、女子校でのお姉様と妹の関係にスポットを当てたアンソロジー、でしょうか。麗しい姉妹関係がたくさん見られると良いですね。
・NTR 寝取られ百合アンソロジー(百合姫コミックス、一迅社 発行)
百合姫コミックスで「NTR」と聞くと、つい「捏造トラップ」を思い出してしまいますけれど、その作品も掲載されたりするでしょうか。
・ゆるゆり10周年記念本 ゆるゆりX(百合姫コミックス、一迅社 発行)
・ゆるゆりアンソロジー 10周年記念ver.(百合姫コミックス、一迅社 発行)
原作の掲載開始から10周年を記念した書籍が2冊発行されます。今年は10周年記念のOVAが制作されたりイベントが行われたりしていますし、この他にも企画が考えられたりする?
○6/29
・劇場版アニメ「フレームアームズ・ガール~きゃっきゃうふふなワンダーランド~」上映開始
テレビシリーズの作品に新規の場面を追加して制作した劇場版だそうです。なので基本的なストーリーはテレビシリーズと同じなのかもです。追加された場面のおかげで百合度がアップすると良さそうですけれど、どうなっているでしょうね。
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