スター☆トゥインクルプリキュア 第20話
テレビアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」、第20話「銀河に光る☆キュアコスモ誕生!」です。
惑星レインボーで、怪盗ブルーキャットに奪われたフワとプリンセススターカラーペンを取り戻すため、ひかる達は追跡を開始します。ノットレイダーではないブルーキャットがなぜこんな事をするのか、ひかる達にはわかりませんでした。
惑星レインボーの民は元々、自由に自分の姿を変えられる能力を持つ種族だったようです。ところが、他の宇宙人にはないその能力のために、人々は忌み嫌われ、住む場所を追われて宇宙をさまよっていたらしいです。
例えばレインボー星人が、その変身能力を使って誰かになりすまし、良くない事ばかりしていたというなら、追い払われるのも当然だったでしょう。でも、ブルーキャットの語るいきさつや、1800人ほどしかいないレインボーの民が辺境の惑星でひっそり暮らしていた事実を考えると、そんな事は全くないのでしょう。
その民の性質は、素晴らしい力を持つレインボー鉱石が見つかった後も変わりませんでした。鉱石を高値で売って大もうけしようとか宇宙星空連合を支配しようなどとは考えず、自分達の生活を少し潤すためだけに使っています。とても穏やかで、平和を愛する人達だったのでしょうね。
そういう性格は、ブルーキャットも持っていたはず。彼女も、惑星レインボーで仲間達と一緒に和やかに暮らしていたのではないでしょうか。
人々の落ち着いて生活を壊したのが、ノットレイダーだったのですね。その日から人々のあり方は大きく変わってしまいます。ブルーキャットも例外ではなかったでしょう。
盗まれたレインボー鉱石を取り戻すためとはいえ、「怪盗」を名乗らなければならない皮肉。宇宙に散らばった鉱石を探して奪い返すたった1人の旅には、簡単には言い表せない苦難がつきまとったのでは、と思えます。
さらにバケニャーンに姿を変え、ノットレイダーのアジト奥深くに潜入している時は、自分が信じる正しさをねじ曲げてでも、闇の勢力の下僕として生き延びる選択をしなければならない時があったのではないでしょうか。アイワーンの暴虐をそれとなく押しとどめる助言をしていたのは、せめてもの罪滅ぼしだったのかもしれません。
そうまでしてブルーキャットがしたかったのは、仲間を救う事です。他の宇宙人は誰も手を差し伸べてくれない、皆を助けられるのは自分だけだ、彼女はそんな風に自分に言い聞かせながら、宇宙アイドル・マオの華やかな姿の陰で、闇の世界を渡り歩いていたのではないでしょうか。
ですが、ブルーキャットがとっくにあきらめていた気持ちに、光をもたらしてくれる人がいました。それが、ひかるなのですね。
ひかるの言葉は、笑顔は、ブルーキャットに降りかかってくるどんな偏見も、一気に吹き飛ばしています。サマーン星人であるララも、思いはひかると同じでしょう。えれなも、まどかも。
ブルーキャットが、ひかる達の気持ちを受け止めて思い直してくれるかどうかは、まだはっきりしていません。けれど、彼女の中で何かが変わったのは間違いないのではないかと感じられます。
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