キャロル&チューズデイ 第9話
テレビアニメ「キャロル&チューズデイ」、第9話「Dancing Queen」です。
火星のオーディション番組、「MARS Brightest(マーズブライテスト)」の2日目。キャロルとチューズデイの出番はありませんが、ガスの勧めもあって、彼女達はステージ近くから観覧する事にします。
司会者によれば、この回は「4組のディーバ」が歌を披露するそうです。ディーバとは歌姫、つまり全員女性という事でしょうか。けど、「マーメイドシスターズ」のように、どちらとも決めづらい人達(本人達も、自分達は男でも女でもない、とはっきり言っています)もいるみたいです。
この人達がまた、個性的、というか歌っている最中は危ない言葉を連発しています(アメリカとかだったらこの部分は放送できなさそうですね)。こういう歌って、予選の段階で見つかってアウトになりそうな気もしますけれど、なぜか本戦に出場できてしまうのは、番組制作側のチェックが甘かったとかなのでしょうか?
まあそれはそれとして、この日は、第8話で登場したシベールも歌っています。この人は一人称が「僕」ですけれど、順当に(?)女性だそうです。
彼女は前回一方的にチューズデイと距離を縮めてきました。今度も同じようにチューズデイにかなり入れ込んでいます。ちょっと度が過ぎているように思える所もあるような、、、。
でも、チューズデイは強く断ったりはしていません。キャロルから見ればかなりやきもきしてしまう反応のようです。というか、もしかしたらチューズデイもシベールに対してまんざらでもない気持ちを抱いているのでは、なんてキャロルが邪推してしまうほどみたいです。
それで実際はというと、そういうわけではありませんでした。これには、キャロルも少しほっとしたのではないでしょうか。
シベールに向かって、チューズデイはちゃんと自分の考えを伝えられるかどうかがここでのポイントになるのでしょう。結果的にシベールはチューズデイの意志を思い知らされているようです。
ではこれでシベールの出番はもうないのかというと、そうでもないっぽい? 彼女がチューズデイに対して恋愛的な気持ちを抱いているかどうかによっては百合的な盛り上がり方も変わってくるかもです。けれど、何というかチューズデイの思いを大切にしていない雰囲気がしますね。シベールがこれからも登場してくるなら、恋愛方面でも大きな役割を持つようになると、よりドラマを生み出す可能性もあるかもです。
メインとしては、チューズデイとキャロルの関係に期待したい所です。チューズデイの誕生日(6/10だそうです)に関係してキャロルも何か考えがあるようですし、シベールをきっかけにして、彼女達がもっと恋愛的な意味でお互いを大切にしていけると素敵なのではと思えます。
・「キャロル&チューズデイ」レビューリスト
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