アイカツフレンズ! 第56話
アニメ「アイカツフレンズ!」、第56話「君だってMyStar」です。
あいねとみおの「トモダチカラ」を知らなかったために、これまでひびきは、アリシアに向き合って気持ちを伝えるのをためらっていたようです。その彼女は、第51話の時、わらにもすがる思いで「助けてピュアパレット」というメッセージとともにあいね達の所へやって来たわけですから、あいねとみおとしても一肌脱がないわけにはいかないでしょう。
ここで彼女達が見せようと思い立ったのは、フレンズやアイカツの素晴らしさ。スペカツまでこなしてきたひびきならそれは十分わかっているはず、ですけれど、アリシアに受け入れてもらえない事で胸の中では落ち込んでいて、アイドル活動を見失いかけている、と、あいね達は考えたのかもです。
ひびきに自分達の思いを伝えるために選んだ方法はかなり大胆というか、、、先代のダイヤモンドフレンズ、ラブミーティアのカレンとミライに挑戦する事でした。こういう事を思いつくからこそ、ひびきも彼女達を頼ろうと思った、と言えそうです。
戦いの舞台は映画。カレンとミライを主人公にしたSFものです。それにしてもこの感じだと、ピュアパレットが一方的にラブミーティアの仕事に割り込んできたように見えてしまいますね。カレンとミライは、後輩達のチャレンジを受けて立つ気満々ですが、2人の気持ちだけでは簡単に構成を変えられる事ではないでしょう。
けれど、意外にも監督は乗り気になっています。新旧のダイヤモンドフレンズ、2組のアイドルの競演となれば話題性抜群、と考えたようです。
そうして、あいねとみお、カレンとミライのダブルキャストで映画の撮影が始まります。それぞれ全力を出して作品に取り組んでいます。
、、、という所までは順当っぽい感じです。けど、そこからが百合的にちょっとポイントかもです。
2組それぞれの配役は、王子とお姫様です。王子役はミライとみおが、お姫様役はカレンとあいねが担当する事に。
まあ役で考えれば男性と女性にはなるわけですが、元々はこれをミライとカレンにやらせようとしてたんですよね。映画の狙いとしては、今をときめくアイドルユニットのかわいらしい女の子2人に、壮大な世界観を舞台にしていちゃついてもらいたい、という事?
公式サイトにあるストーリー紹介の文章にも、「スペース・ロマンスが繰り広げられる!」と書いてあります。2組のフレンズどちらも、女の子同士の「ロマンス」にふさわしい絆を持っている、という意味なのかもです。
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