アイカツフレンズ 第54話
アニメ「アイカツフレンズ!」、第54話「かがやけ! あたしの色!」です。
早朝にランニングをしていたあいねの所へミライがやって来てお願いをしています。彼女が発掘した新人アイドルに、アイカツがどういうものなのかを体感してもらうため、あいねの1日付き人をさせてほしいそうです。あいねは胸を叩き2つ返事で引き受けました。
これまでちらちらと姿を見せていた新しいアイドル、春風わかばが、本格的にあいね達に関わり始めていますね。彼女はアイドルもアイドル活動も大好きで、何事にも興味を持って取り組んでいるみたいです。
またそれだけでなく、アイドルとしての素質も十分あるようです。さすがミライが発掘した新人だけの事はある、という感じでしょうか。
自分に憧れてくれているわかばを前にしたあいねは、先輩としてお姉さんとして(あいねは今は高1で、わかばは中3です)かっこいい所を見せてあげたいと思っています。あいねが思う先輩像は、、、エマは1学年上ですけれど、舞花やみおと同じように気さくにつきあう間柄です。カレンやミライ、ひびきとかは、あいねが憧れている存在と言えるでしょう。
ではあいねがわかばに対して、カレン達のように振る舞っているかというと、ちょっと違うような? やけにきりっとした表情で、大人(なのでしょうか、、、?)な意見を言おうとしています。あいねの中ではああいう感じが「大人」、「お姉さん」のイメージなのかもです。
けれど、彼女のその態度に触れた周りの人達の反応は、何か今ひとつっぽいです。彼女の振る舞いを見て、「大人っぽいね」とか「お姉さんになったね」みたいな見方をする人はいないような。
それに、「いつものあいねらしくない」というのが皆の感じている事なのでしょう。なので実は、いつものあいねらしくある事が、一番アイドルらしい、ピュアパレットのあいねらしい事なのかもしれません。(ジュエルもそう判断しているのかも。)
さて百合的には、、、わかばはあいねの事が大好きらしいです。これが普通に大ファンという意味だったら、別に隠す事もなく堂々と言っても良さそうです。が、わかばはその事をあいねに黙っているようにとミライにお願いしていたみたいです。
わかばがこういう行動をするのはもしかしたら、単なるファン以上の気持ちを相手に抱いているから、だったりするのではないでしょうか。下心があるように思われて嫌われたりしないかとか、まるで相手にされなかったらショック、とか、彼女はいろいろ考えていたのかも。
わかばの付き人は一時的なものなので、あいねとの間でこの話数のような位置関係になる事はもうないとも言えそうです。これからは、2人のアイドルとして向き合うのでしょう。
わかばはパフォーマンスの才能があるみたいですから、新人といってもこれからどんどん伸びていくのではと思えます。わかばとあいねがもう一度会った時、わかばはどういう態度をとるのでしょうね。そこでもあいねへの憧れは持ち続けているでしょうか。
それから、ここではみおの反応も気になります。楽しげに語り合うあいねとわかばの姿がまぶしく見えているらしいみお。とても気があっているらしい2人を目の当たりにして、彼女は何を感じているのでしょう。
ピュアパレットのパートナーであるあいねは、何があっても最後には自分を選んでくれると、みおは確信していると思われます。でもあいねがわかばに向ける笑顔を見ていると、ちょっと切ない気持ちになっているのでは。みおは、女の子としても、あいねという女の子と一番に親しい関係でありたいと願っているのかもしれません。
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