キャロル＆チューズデイ 第５話

　テレビアニメ「キャロル＆チューズデイ」、第５話「Every Breath You Take」です。

　これまでのキャロル＆チューズデイの売り出し作戦は、DJフィーチャリングもPV制作もうまくいっていません。ガスが考え出した次のプランは、、、地道にライブ？　結局オーソドックな所に落ち着いた感じなのでしょうか。

　でもこの作戦にも問題はあるようです。ライブをさせてもらえる場所をどう調達するかという事と、、、キャロルもチューズデイもライブをやった経験がないという事。

　ガスやロディが、彼女達をミュージシャンとして売り込もうとしているのは間違いないでしょう。ミュージシャンなら素晴らしい曲をたくさん作って、一般向けにリリースしたり、テレビで演奏したり、当然ライブもこなしたり、という意識にはなりそうです。
　一方でキャロルとチューズデイは、少なくともこの時までは、そこまでの気持ちにはなっていないみたいです。やはり彼女達は、芸能人として売れたいというのとは別の思いを抱いているのかもです。
　たくさんの人達に自分達の歌を届けたい、それが彼女達の願いです。通常のミュージシャンの枠にとらわれない彼女達なら、この後何か大きな感動を火星中の人達にもたらしてくれるのでは、と思えます。

　そういう彼女達に対抗する事になりそうなアンジェラも、歌を歌い始めています。彼女は、どういう形でキャロルとチューズデイに関わっていくのでしょうか。

　いろいろあって、キャロルとチューズデイは初めてのライブをしようと取り組んでいます。「伝説のファーストライブ」は彼女達の記憶に残るものになりそうですけれど、観客の方はどうでしょう。確かに反応は良いっぽいですけど、何か、お目当てのアーティストのライブを聴きに来たら前座で歌ってた子達の演奏がなかなか良くて儲けものだった、ぐらいの感じもしてしまいそうな、、、。まあいずれは、これぐらいでは済まないぐらいの大反響が起きていくのでしょう。

　キャロルとチューズデイは、つらい事も楽しい事も一緒に経験して、ともに歩んでいます。彼女達が寄り添っている限り、物語は次々に花開いていくのでしょう。どんな事が起こっても、彼女達はお互いがそばにいれば前へ進める、と感じている事でしょう。いつもその気持ちを大切にしていてもらいたいです。