スター☆トゥインクルプリキュア 第7話
テレビアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」、第7話「ワクワク! ロケット修理大作戦☆」です。
前回第6話の出来事を経験して、ひかる、えれな、まどかは、これまでララが1人でしていたロケットの修理を手伝う事に。効率よく作業できるように、ロケットに搭載されたAIが見立てた役割に従って、4人は作業を分担します。ひかるに割り当てられた仕事は、、、お掃除? 彼女は一瞬呆気にとられますが、掃除だって大事な仕事、と、励みます。
AIが最初に立てた作業計画は、そう間違っていたわけではないのでしょう。ロケットを修理するという目標に向けて、今ある人材を最大限に活用し、できるだけ早く作業を終わらせるには、この方法が一番だったのかもしれません。想定された時間の中には、ひかる達の作業効率が下がって動きが鈍くなる分も含まれていた可能性さえありそうです。
でも、AIが見落としていた要素があったみたいです。その要素があれば、人間は、たとえ最初の計画より作業量が増えても、素早くこなす事ができるのでしょう。さらにそれだけではありません。楽しい気持ちになれたり、作り上げたものに愛着がわいたりするようです。
ひかる達と同じ答えをAIが導き出せなかったのはなぜなのでしょう。地球人という、「辺境の辺境」の星に住む人間の行動パターンが読めなかったから? または、分析や推論の能力が高いといっても、AIは万能ではない、という事なのでしょうか。
少し心配なのは、計画や意志決定をすべてAIに頼っているらしい惑星サマーン(ララの故郷です)の人々が、間違った道に進んでしまってはいないかという点だったりします。まあララの様子を見る限りでは、自分では何も考えない無気力な人間とかではないですから大丈夫なのでしょう。
サマーンの人達がどういう生活をしているのか、というのも気になりますね。シリーズ中で、ひかる達がララの故郷へおじゃまする、みたいなエピソードはあるでしょうか。ララも、いくら大人扱いされているからといっても、家族や友達と離れて見知らぬ惑星に長い間暮らしているわけですから、星が恋しくなったりしているかもしれませんし、例えばひかる達の夏休みを利用してサマーンに出かけるというような展開があっても面白いかもです。
それはそれとして、皆で力を合わせた結果、ロケットは完成します。意見を出し合って考えたデザインはとてもかわいらしく、4人とフワ、プルンスは嬉しそうです。
デザインを作り上げる時、意見の食い違いや衝突が起きる可能性もあった事でしょう。でも実際にはそれがありませんでした。これは、偶然なのでしょうか。
いえ、そうではないと思いたいですね。彼女達は皆、お互いを信頼していて、相手の意見を素晴らしいものだと感じられるから、全員でその意見を共有できるのでは。それに、皆で1つのものを作り上げられる事がこの上ない喜びなのかなと思われます。
だからこそ、それを奪ったり壊したりしようとするノットレイダーの所業を、ひかる達は許せないのではないでしょうか。このエピソードでは、4人同時の必殺技ではなく個別の技が使われていましたが、それでも銃bん彼女達の連携はとれていて、とても強い力を発揮する事ができていたようです。
こんな風にして、彼女達は少しずつ絆を深めていくのでしょう。4人それぞれのあり方を受け入れて、彼女達はお互いに愛し合えるようになるのでは、と感じられます。
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