マナリアフレンズ 第8話
学院では学院祭が行われているようです。敷地内のあちこちには出店があったりしてたくさんの人でにぎわっています。
講堂の控え室で、クラシックな王子様のような衣装を着たアンがそわそわしています。やがて彼女の前に現れたのは、リボン付きの白いドレスをまとったグレアでした。
彼女達はどうも劇を上演するらしく、2人はそれぞれ王子様とお姫様の役なのでしょうね。衣装はミランダ先生のお手製のようです。先生は第3話でも語られているように、珍しいコスチュームを手作りするのが得意で、趣味が高じてお店を開くほどですから、今度の衣装も品質は高そうです(役者全員の分を用意していたようでとても手間がかかったみたいですけれど、、、)。
グレアはかわいらしい服を着慣れていないのか、とても緊張しています。でもアンによれば、周りの皆が、グレアのお姫様姿を見たがっていたみたいで、その期待に応えるためにはこうするしかなかったのかも(いえ、、、実際には、アンがグレアの着飾った姿を見たいと強く希望したのかも?)。
緊張を解きほぐすために、アンはグレアにアドバイスしています。これは、第6話でグレアがアンに言っていた言葉ですね(あの呼吸法もアンがやっていました)。アンはなぜわざわざこのせりふを使ったのでしょう。あの時のグレアみたいに、自分も彼女をリードしてあげたいと思ったのでしょうか。それとも、言われっぱなしで面白くなかったから言い返したかった? まあどちらだとしても、グレアと自分、2人だけの思い出をいろいろ作りたかったという事なのかもしれません。
それにしても、2つの国の2人のお姫様が、王子役と姫役を任されるとなれば、劇では相当重要な役どころのような気がします。だとしたら、控え室でいちゃついて(?)いないで舞台へ行って皆の通し稽古に参加しなきゃいけないのではと思うのですけれど、大丈夫なのでしょうか。まあ彼女達なら、やる時はやってくれるのかもです。
そしていよいよ本番に。まずは吟遊詩人っぽい出で立ちのハンナが、歌で物語の世界観に誘ってくれるようです。
が、この歌がとても素晴らしくて、これだけで一つの演目になってしまいそうなほど、、、。アンもグレアもよけいに緊張してしまって、この後どうなってしまうのかが気がかりですね。
(作品の演出的にも、ハンナの場面は絵がとても細やかに描かれていて、気合いが入っている感じです。ハンナの声を担当されている水樹奈々さんの素敵な歌声もあって、華やかな場面になっているのでは。)
前回第7話では、アンとグレアの関係がかなり親密になった雰囲気でした。1クールの折り返しの話数でこういうエピソードが描かれるという事は、ここから彼女達のラブラブがたっぷり見られるのでは、と期待していたのですけれど、少なくともこの話数はそういう様子ではなさそうですね。この後の話数は盛り上がっていってもらえるでしょうか。
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