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2019年3月11日 (月)

スター☆トゥインクルプリキュア 第6話

 テレビアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」、第6話「闇のイマジネーション!? ダークペン出現!」です。

 星空界にいて宇宙の平和を守護する12人のスタープリンセス。彼女達は闇の勢力、ノットレイダーにより宇宙のどこかへと離ればなれにされてしまいました。
 ララは、彼女達を見つけ出すため、惑星サマーンから1人で広大な宇宙へと旅立ちました。出発した時、彼女には探す当てはなかったかもしれません。それでも、AI搭載の自分のロケットさえあればどこへだって行ける、そう考えていたのでしょう。

 ですが、ロケットは壊れてしまいました。旅の途中で会ったフワとプルンスによると、プリンセス達が戻らなければすべての星々の輝きが失われ、世界は闇に閉ざされるといいます。
 もうこれは、行方不明者を捜すだけのミッションではありません。世界の命運を分ける重要な使命なのです。

 まずロケットで宇宙へ出なければどうにもならない。そう思えば思うほど、ララは焦っていきます。だからなのか、お気楽そうにしているひかるに、つい当たり散らしてしまったり。
 ララは、サマーンではもう大人として扱われる年頃だそうで(でも地球人の年齢で言うとひかると同い年になります)、自分の力だけで何でもできる事を求められていたとも考えられそうです。そこにこだわりすぎて、彼女はひかる達を遠ざけようとしたのかも。

 ひかる達に対する自分の態度が良くなかったという事は、ララもわかってはいるのでしょう。といってもすぐに謝る事もできず決まりが悪くなっている所で、背中を押してくれたのは、天文台を管理している「遼じぃ」こと空見遼太郎でした。

 遼太郎は、ララ、ひかる、えれな、まどかを南十字座(南十字星)にたとえて、お互いを思いやる気持ちの尊さを伝えています。この言葉はララの気持ちにきちんと届いたようですね。戦いの中でも、ララ達の結束の強さが発揮されています。
 ララやひかるについて、遼太郎は、4人が「友達になったばかり」だと指摘しています。確かに、物語上では、彼女達は知り合ってからあまり時間がたっていませんね。えれなやまどかもついこの前プリキュアになった所です。
 4人とも、フワを助け星空界を元に戻すという大きな目標を持っている点では同じです。とはいっても、お互いの考え方や振る舞いなどについてはまだまだ知らない事の方が多いでしょう。これから少しずつでもお互いを知って、その上で絆を深めていけるようになると良いのではないでしょうか。

 えれなやまどかについては特に、胸の中に抱いている思いや、ひかる達と話したい事などが、まだ言えてない印象があります。先輩だからといて黙ったりせず、同じプリキュアとしての立場で、2人の考えを示し、(成り行きでなったなどとは考えず)プリキュアへの関わりをもっと強くしていってもらいたいものです。

 この他、カッパード、テンジョウに続いて、アイワーンとバケニャーンがプリキュア達の前に姿を現しました。それぞれ、かっぱ、天狗、一つ目小僧(アイワーンは女の子らしいですけれど)、化け猫といった妖怪がモチーフでしょうか。アイワーンは子供扱いされると怒ってしまうみたいで、そういう部分はララと近いかも?

 また、ダークペンという闇の武器も登場しています。これまでの戦闘員とは代わって「ノットリガー」と名付けられたモンスターも出てくるなど、ノットレイダー側もパワーアップしています。プリキュアも4人になったものの、よりいっそう厳しい戦いを仕掛けられそうです。

 それから、少し気になっているのは、スタープリンセス達、ですね。彼女達はスターパレスにいて宇宙を見守るのが役目みたいですけれど、彼女達自身の個人的な思いはどのようなものなのでしょうか。
 プリンセス達の間にどういう関係があるのかも気になります。彼女達の間の百合エピソードなどあると楽しいかもです。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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