百合展２０１９ 参加作家陣すべてが紹介されています

　百合をテーマにした展示イベント、「百合展」はヴィレッジヴァンガードの主催でこれまで３回行われています。第４回となる「百合展２０１９」は、3/16(土)の東京会場から始まり、全国５会場で開催されます。そのイベントに作品を展示する作家陣がすべて紹介されています。

　参加されるのは３１組の作家さんやブランドです。かなりの数ですね。一覧は公式サイトの「CREATORS/作家紹介」のページにカラーイラスト付きで載せられている他、イベントの公式Twitterアカウントからのメッセージで紹介されています。

　森永みるくさんや雪子さん、平尾アウリさんといったコミック作家の方、須崎祐次さんや高橋みのりさん、長谷川圭佑さんといった写真家の方、SukeraSparoやInnocent Greyといったゲームブランド、それにコミック誌「ガレット」を発行しているガレットワークスなど、幅広い参加があるようです。会場では、様々な百合の姿を見られそうです。

　今年のメインビジュアルは、高橋みのりさんによる写真と、仲谷鳰さんによるイラストとなっています。このイベントでは、写真とイラストで同じ構図を描く場合がよくあったように思いますが、今度のは別のテーマを描き出しているようです。

　高橋さんの写真では、抱えきれないほどの花束を手にした２人の女性が仲むつまじく抱き合っている姿が見られます。海を背景にした２人は、水色をベースにした同じ柄のワンピースを着ています。この服装は、どこか某アイドルグループを思い出させる感じかも、、、？　彼女達はお互いに顔を寄せ、とても嬉しそうに笑っています。一緒にいられる事の喜びが表されているのではないでしょうか。

　仲谷さんのイラストでは、教室のような場所で２人の女の子が向き合って椅子に座っている構図になっています。この２人は、アニメ化もされたコミック「やがて君になる」の登場人物ですね。左側の侑が、眠っている右側の燈子の髪に触れています。外からの光があふれる教室の中で、そこにいるのは２人だけ。誰も知らない彼女達の秘密のふれあいが、愛しさとともに描かれているように感じられます。

　さて「EVENT/イベント」のページによると、開催会場は、東京、大阪、仙台、名古屋、福岡とされています。各会場では９日間ぐらいの開催（土曜日から次の日曜日までなど）の予定です。
　まだ詳しい開催内容が定められていない会場もありますし、開催情報が更新される場合もあります。なのでイベントのページをこまめにチェックしておくのが良いかもしれません。

　私もこのイベントには何度か行きました。会場は、レースのカーテンや花が飾られたりしていて、白を基調にした柔らかな雰囲気になっています。百合な気分をより高めてくれる感じでした。

　一方で、あまりにも人気が高くて、時間帯によっては入場者が多くなり、場合によっては入場制限がかけられる事もありました。（去年のイベントも人の多さに圧倒されて会場には入れませんでした、、、。）人出についてはTwitterアカウントからのメッセージで紹介されたりもするみたいですので、そういった情報を参考にすると良いかもしれません。

　このイベントは、少しずつ規模を拡大しながら開催が続いています。新しい展示内容などの工夫もされているようですので、百合を楽しめる時間が過ごせそうですね。

【百合展2019】
開催会場とスケジュールの告知です！#百合展 pic.twitter.com/ASgakurLFD

— 百合展2019 (@yuri_fair) 2019年2月12日

【百合展2019】
以上をもちまして全31名に及ぶ『百合展2019』の
参加クリエイター発表とさせていただきます！

みなさまご協力いただき、本当にありがとうございます！

日曜日からは百合展2019特製グッズの紹介を行ってまいります！
乞うご期待！#百合展 pic.twitter.com/qvpupHBozW

— 百合展2019 (@yuri_fair) 2019年2月22日