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2019年2月18日 (月)

スター☆トゥインクルプリキュア 第3話

 テレビアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」、第3話「プリキュア解散!? スタープリンセスの力を探せ☆」です。

 姿を消した12人のスタープリンセスを探そうとするひかるとララ。2人をプリキュアに変身させるアイテムであるペンとペンダントが鍵らしい事はわかったのですが、その先をどうすれば良いのかがつかめません。ララは自分が乗ってきたロケットに備え付けられているAIで分析を続けようとするのですが、ひかるは待ちきれず街へ飛び出していってしまいます。

 ひかるとララは、何かにつけて意見が対立しているようです。こうなってしまうのには、彼女達の立場の違いも影響しているのでしょうか。、、、ララは宇宙人、ひかるは地球人。ララは大人でひかるは子供(ララは地球年齢で言うと13歳でひかると同い年ですが、彼女の星ではこの年齢の人は既に大人として扱われるのだそうです)。ララはデータ重視、ひかるは行動派。
 確かに彼女達が歩んできた人生は全く別物なのでしょう。けれど2人の間を険悪にさせてしまったのは、その事よりも、相手をあまりにも知らず、また知ろうとしなかった事が、大きく影響していたみたいです。

 相手がどんな思いでいるのかをきちんと受け止め、その上でどうしたら良いか一緒に考える。13歳でしかない彼女達は、もしかしたらこれまでそういう行動の仕方がうまくできていなかったのかもしれません。
 でも心配はいらないのでしょう。彼女達がこれからも行動を共にしていくなら、その中でお互いを補い合い、それぞれが素敵な大人になっていけるのでは、という気がします。また同時に、彼女達の絆もより深まっていくのではないでしょうか。

 この話数では、ひかるとララが同時に変身するシーケンスと、その時の歌のユニゾン、それに合体技も見られました。反対に、新しいプリキュアの登場はありませんでしたね。そこは次回に期待、でしょうか。

 その代わりというわけではありませんが、「観星中の太陽」こと天宮えれなが姿を見せています。ひかるとララにさりげなくアドバイスしていますね。

 彼女は陽気で明るく、確かに太陽のような存在みたいです。ひかるとララを仲裁をするのに一輪の花(マーガレットでしょうか)を使う辺り、ややきざ(女たらし)な面もある? (ちなみにマーガレットの花言葉には「真実の友情」という意味や、「秘めた恋」という意味もあるようです。)

 えれなと話したひかるの反応を見る限りでは、普段は近寄る事もできない憧れの先輩、といった雰囲気がありそうです。けれど、その人と親しく話した割には、ひかる自身は頬を赤くしたりとかそういう感じにはなっていません。実はひかるは、えれなにはあまり(他の生徒達ほど)興味がない、とか? 実際はどうなのでしょうね。

 次回には新たなプリキュアが誕生するようです。そこではどんなエピソードが描かれていくのでしょうか。

(個人的には、ひかる、えれな、まどかが先にプリキュアになって、後からララが変身できるようになる、という展開もあるかなと思っていました。ララもプリンセス達を救いたいという気持ちが人一倍強いものの、プリキュアになるのは(「辺境の辺境」に住む)地球人達ばかり。地球人でない事に疎外感を覚えていた彼女が、それでも皆の役に立ちたいと願う時、魔法のペンが彼女の目の前に現れる、みたいな流れとか。まあそうではなかったわけですけれど、この第3話のようなエピソードがあると、ひかるとララのつながりが特に重要になっている感じがします。プリキュアのコスチュームも、キュアスターとキュアミルキー、キュアソレイユとキュアセレーネがデザインの対称性もあって、近い雰囲気があります。今度のシリーズでは、この2組がカップルになる?)

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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