マナリアフレンズ 第3話
テレビアニメ「マナリアフレンズ」、第3話「姫様の休日」です。
ノックに応えて部屋の扉を開けたグレアの目の前にいたのは、だて眼鏡をかけたアンでした。お忍びで街へ出かけるのに、他の人達に正体がばれないよう変装してきたのです。
やはり一国のお姫様ともなると、自由に出歩く事は難しいのでしょうか。アンは(第1話で描かれているように)学院内でもかなり注目を集めていますけれど、街へ出たらそれどころではないほどなのでしょう。王宮の側としては、物騒な事件に巻き込まれたりしないよう、アンには行動を慎むようにいつも厳しく言われているのかもしれません。(その割にオーウェンが何も反対せずにアンについていってますね。この人的には、王宮の考え方よりもアンのしたい事を優先しているのかもです。)
実際に出かけてみると、アンの存在はたちまち知れ渡ってしまったようです。隠しきれない王女のオーラが漂いまくっていたから、とも言えそうですが、まあ眼鏡をかけたぐらいではすぐにわかってしまうのでしょう。それにたぶん、グレアという竜族と人間のハーフは、マナリアでは(というかミスタルシアの世界全体で見ても)珍しい存在も、この2人を際立たせているのではないでしょうか。
何とか街の騒ぎを逃れて、アンとグレアはあちこちを歩き回ります。王族としては、街のにぎわい具合や人々の暮らしなどに常に気を配らなければならない所だとは思われます。まだ学生でしかないアンがそこまで意識しているのかどうかはわかりませんけれど、彼女にもいつかはそういう事を求められる日が来るのでしょう。
この事は、グレアにとっても同じです。生粋の竜族ではないとしても彼女だってお姫様ですから、その地位にいる責任を全うしなければならなくなるのではと思われます。
といっても少なくとも今は、彼女達はお互いに一緒にいられる事を素直に楽しんでいるようです。人通りの少ない奥まった場所にあるお店を見つけた2人は、いつもとはちょっと違う相手の姿を発見できているみたいです。
この話数でも、彼女達は、ちょっとしたふれあいにときめきを感じているようですね。ここではアンがその一歩先(といってもほんのちょっとだけっぽいですけれど)へ進もうとしていますが、なかなか思う通りにはいかないようで。前にも書きましたけれど物語的にはこの調子でシリーズをずっと進んでいく事になるのでしょうか。できればいちゃいちゃな百合関係を見せていってもらいたい気がします。
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