スター☆トゥインクルプリキュア 第１話

　テレビ放送が始まったアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」を見てみました。第１話のサブタイトルは「キラやば～☆ 宇宙に輝くキュアスター誕生！」です。

　中学生の星奈ひかる（ほしなひかる）は、星や宇宙だけでなく、不思議やオカルトも大好きな女の子。夜に天体観測をしては、自分で考え出した新しい星座を、天文台でもらったノートに書きためています。ある夜の事、そのノートが光り始め、中からぬいぐるみのような生き物が飛び出してきました。

　ひかるにとっては、宇宙から来た不思議な生き物、フワやプルンスは、興味の対象ど真ん中なのでしょう。ロケットに乗って飛んできた、頭に触覚があって宇宙の言葉を話すララにも、彼女は興味津々のはず。それどころか、カッパードやノットレイダーでさえ、宇宙の事をいろいろ聞いてみたい相手だったとも言えそうです。
　でも、ララ達とカッパード達の間には、明らかな違いがありました。か弱い生き物であるフワを、大切にして本人の気持ちを尊重しようとするのか、物扱いして自分達の欲望のためだけに利用ようとするのか、、、。

　どちらが良い行いなのか。自分はどちらの側に味方すべきなのか。ひかるの答えははっきりしていたようです。

　キュアスターの戦い方は、かなりアクロバティックな感じですね。星の形をしたバリアのようなものを出現させて、防御や攻撃をするだけでなく、足場にして自由にジャンプする事ができています（何となく、キュアロゼッタのロゼッタウォールや、キュアミントのエメラルドソーサーとも似ているような？）。スターは、ノットレイダー達のように自分で飛ぶ事はできないみたいですけれど、このジャンプ力で対抗できているようです。バトルの舞台が毎回宇宙空間（っぽい場所？）になるのかどうかはわかりませんが、地面がない所でも行動できる能力は重要になってきそうです。

　さて、ララは、ずっと探し求めていた「伝説の戦士プリキュア」に出会えました。プルンスが言うには、地球は「辺境の辺境、、、」みたいな場所らしいですから、ここに来るまでに相当な苦労をしたのではと思われます。ついに見つけた相手に対して、ララはこの後どうするのでしょう。ここは是非、相手に興味を持って、親密になっていってほしいものです。
（といっても、彼女もプリキュアになっちゃうっぽいんですよね。それでひかるへの興味が失われる、なんて事にはならないでもらいたいかも。）

　フワには、「１２人のスタープリンセス」達の願いが託されています。また、オープニング映像の感じでは、ノットレイダー側にも女の子のキャラがいるみたいです。ひかるを中心に紡がれていく物語の中で、ララや天宮えれな（あまみやえれな）、香久矢まどか（かぐやまどか）をはじめ、たくさんの女の子達の思いやふれあいが描かれていくのではと思います。その中で、女の子同士の親しさや愛情がより深く感じられるようになっていると良いですね。

・「ふたりはプリキュア」レビューリスト、レビューセンター