２０１９年１月からとその後のアニメ作品リストなど

　１月から始まるアニメ作品の中で百合テイストのありそうなものを少し調べてみました。この頃だと、アニメ化の発表をする時、１シリーズだけでなくその先の予定も一挙にアナウンスされる場合があったりしますね。しかも何年も先の、、、！　それだけ長くシリーズが続いていってもらえると、見ている方も楽しみになりますね。

○１月から開始のテレビアニメ

・私に天使が舞い降りた！
　引っ込み思案の女子大生、星野みやこ（ほしのみやこ）は、家に閉じこもりがちで、服装といえば高校時代のジャージという出で立ち。いつものように家にいると、妹で小学生のひなたが友達を連れてきます。その子の名前は白咲花（しろさきはな）。その可憐さに、みやこは目を奪われてしまいます。
　こちらはコミック百合姫からのアニメ化作品ですね。設定(?)的には年の差百合という感じでもありますが、恋愛というよりはコミカルな部分がメインになっているでしょうか。みやこは花に一方的に思いを寄せていますが、ひなたの天然な（危険な？）姉ラブなどもありますね。後はひなたや花の友達も次々にみやこの前に姿を現しますが、そのたびにみやこと花以外のエピソードの比重が大きくなってきているような、、、？　みやこにとっての「天使」との物語は、アニメでどのように描かれていくのでしょうか。

・マナリアフレンズ
　「人」、「神」、「魔」、それぞれの存在が入り交じり生活する神秘の世界、ミスタルシア。この世界にあるマナリア王国には、マナリア魔法学院という学校があります。そこに通う王国の姫、アンは、竜と人間との間に生まれた竜族の姫、グレアと出会います。
　スマートフォン用ゲーム「神撃のバハムート」より、アンとグレアの関係を中心に描くストーリーとなっているようです。彼女達は、ゲーム中のイベント「マナリアに咲く双輪の華」などでもフィーチャーされていて、有名なコンビなのかもです（私はゲーム版はプレイしていなかったりします、、、）。
　さらに、講談社コミックプラスのサイコミレーベルから、水田ケンジさんによるコミック版「神撃のバハムート マナリアフレンズ」が発行されています。今度のアニメ版は、こちらの作品のストーリーを元にしているのでしょうか。
　現在配信されているPV第２弾は、静かなピアノ曲を背景に、しっとりとした雰囲気が演出されています。せりふはほとんどなく、登場するのもアンとグレアだけ。途中には、彼女達のシルエットが１つに重なる場面も、、、。これだけいろいろ描かれていると、彼女達の恋愛関係を期待したくなる所ですけれど、どうなるでしょうか。

・けものフレンズ２（第２期）
　野生動物が人間の女の子の姿に変身して住んでいる「ジャパリパーク」を舞台に、サーバル達「フレンズ」のストーリーが紡がれていきます。前作からスタッフを一新して新たな物語となるようです。
　今配信されているPV第２弾によると、今度はサーバル達フレンズが、「キュルル」と名付けられた人（男子なのか女子なのかは今ひとつわかりません、、、）を、元いた巣（家）へ連れて行く、という展開になるみたいです。、、、けれど、これは前シリーズの「かばん」の時とかなり似ているような？　何か別の描かれ方になったりするのでしょうか。（アライグマやフェネック、PPP（ペンギン・パフォーマンス・プロジェクト）のアイドル達など、前シリーズから引き続き登場するキャラ達も多いようです。）
　百合的には、フレンズの女の子同士の親密さなどの描かれ方が重要になりそうです。それとやはり、キュルルが女の子なのかどうかでかなり変わってきそうかも。まあ本作の場合、（少なくとも前シリーズは）かわいらしいキャラとちょっとシュールな笑いがポイントだと思いますので、そこに女の子達の絆が暖かく描かれるような内容になるかどうかが気になる所です。

・BanG Dream! 2nd Season（第２期）
　戸山香澄（とやまかすみ）、花園たえ（はなぞのたえ）、牛込りみ（うしごめりみ）、山吹沙綾（やまぶきさあや）、市ヶ谷有咲（いちがやありさ）、Poppin'Partyメンバーの彼女達は、そろって花咲川女子学園の２年生に。でもそれぞれに忙しくなり、バンドの練習場所でもある「蔵」にもなかなか集まれません。そこへ、ライブのお誘いが舞い込みます。
　本作は、アニメ以外にスマートフォン用ゲームやライブ活動などいろいろな企画が行われているようです（ちなみにアニメも、本シリーズ以外に「BanG Dream! ガルパ☆ピコ」というタイトルでミニキャラ達が活躍する５分枠のシリーズがあるようです）。
　個人的には第１期の第１話だけしか見ていないため、どういうストーリーなのかはよくわからなかったりします、、、。バンドに打ち込む女の子達がたくさん登場していますけれど、そこで百合な展開とかはあったりするでしょうか。

・みにとじ
　衛藤可奈美（えとうかなみ）や十条姫和（じゅうじょうひより）、安桜美炎（あさくらみほの）達は、刀使（とじ）と呼ばれる巫女で、御刀（おかたな）を使い、人々を脅かす異形の存在、荒魂（あらだま）を祓う役目を負っています。が、今度のシリーズでは、ミニキャラになった彼女達の、お役目以外の生活にスポットが当てられるみたいです。
　彼女達の活躍は、テレビアニメ「刀使ノ巫女」やスマートフォン用ゲーム「刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火」で描かれていますね。今度の作品は５分枠となるようで、コミカルな雰囲気を楽しむ感じでしょうか。
　百合的には、可奈美と柳瀬舞衣（やなせまい）の、同じ学校の同級生の関係、と見せかけて(?)、可奈美と姫和、舞衣と糸見沙耶香（いとみさやか）の関係や、益子薫（ましこかおる）と古波蔵エレン（こはぐらえれん）のつながりが強そうです。特に舞衣から沙耶香への気持ちは、ブルーレイ＆DVDのCMとかでも取り上げられるぐらいの本気度？　といってもまあ今度のシリーズが百合的にどのようになるのかはちょっとわからないかもです。

・スター☆トゥインクルプリキュア
　宇宙や星座が大好きな中２の女の子、星奈ひかる（ほしなひかる）が、ある夜、星空を観察していると突然、宇宙人の女の子ララと、宇宙妖精のフワ、プルンスが目の前に現れます。地球から遠い場所にある「星空界（ほしぞらかい）」の聖域、「スターパレス」にいたスタープリンセス達が、何者かに襲われて行方不明になってしまったというのです。ララ達は星空界を救うため、「伝説の戦士プリキュア」を探して旅をしていたのでした。宇宙を支配しようとするノットレイダーにフワが襲われそうになった瞬間、フワを助けたいと願う強い思いによって、ひかるはプリキュア、キュアスターへと変身します。
　今度のシリーズでは、宇宙がモチーフになるようですね。ララ（羽衣ララ（はごろもらら））はキュアミルキーになるそうで、宇宙人がプリキュアになるというのはシリーズ的に珍しいかもです。今紹介されている他のプリキュアは、天宮えれな（あまみやえれな）がキュアソレイユに、香久矢まどか（かぐやまどか）がキュアセレーネになるそうです。えれなはエキゾチックな顔立ちで、海外の人なのではという気もします（海外の人というと、以前のシリーズ「ハピネスチャージプリキュア」の白雪ひめ（しらゆきひめ）がブルースカイ王国のお姫様でしたけれど、彼女の雰囲気にはそんなに異国情緒はないですね）。彼女は太陽を象徴し、純和風なまどかは月を象徴するプリキュアになっている（さらに彼女達は、通っている観星（みほし）中学でそれぞれ「太陽」、「月」と呼ばれているそうです）みたいなので、この女の子２人のつながりは強いものになるのかも。
　ひかるとララの関係にも注目したいですね。ひかるは星に憧れる女の子、ララは星から来た女の子。彼女達は最初から、お互いをずっと見つめ合っていたのでは、と思えます（プリキュアを探し続けてきたララの目の前で、ひかるがプリキュアになる、というのも象徴的なような）。２人の間では、それぞれに相手への期待が強すぎて、相手の視線の強さに耐えられなくなる事もあるかもしれません。けれどそれを乗り越えた時、彼女達は、自分達が同じ思いを抱き、同じ強さや弱さを持つ同じ年頃の女の子なんだという事に気づけるのではないでしょうか。そうなれれば、彼女達は、それまで以上に寄り添い合えるようになるのかなと思えます。
（ところで作品自体とは別なのですけれど、「ひかる」という名前からは、「ふたりはプリキュアMax Heart」の九条ひかりや、その弟のひかるがイメージされますね。「ララ」という語感には「Yes! プリキュア５」の春日野うららや「Go! プリンセスプリキュア」の天ノ川きららのイメージがあります。「えれな」は、「スイートプリキュア♪」の黒川エレンの雰囲気があります。それぞれのキャラ達の間で何かつながりとかあったりするでしょうか。（特にきららは「きらめく星のプリンセス」の「キュアトゥインクル」に変身しますので、さらに印象は近い？））

○劇場版作品

・ラブライブ！ サンシャイン！！ The School Idol Movie Over the Rainbow
　「新しいAqours」を見つけようと行動し始める千歌達。一方で、卒業旅行に出かけたダイヤ達３年生が行方不明に、、、?!　３年生を追って１、２年生がたどり着いたのは、イタリアでした。といった感じで、テレビシリーズと変わらない（というかそれ以上の？）大騒ぎもありつつ、感動的なストーリーが見られるのではないでしょうか。

・映画プリキュアミラクルユニバース
　宇宙へと飛び出したひかるが、プリキュア達に力を与えてくれるミラクルライトを作っているという星を探すみたいです。でも宇宙から星々の光が消え始めるという事態が。プリキュア達は力を合わせてこのピンチを救おうとします。
　２月から放送開始予定のテレビアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」の世界観をベースに、「HUGっと！ プリキュア」と「キラキラ☆プリキュアアラモード」のキャラ達が登場するようです。「オールスターズ」という形ではないみたいですけれど、星の世界の中で、シリーズを超えたプリキュア達のつながりが見られるのでしょう。

◯放送継続の作品

・HUGっと！ プリキュア

・アイカツフレンズ！

・キラッとプリ☆チャン

○再放送

・ハイスクール・フリート
　本作は劇場版の制作が発表されています。１月からテレビシリーズの再放送をするという事は、、、劇場版の公開は４月以降？　イベントが４月に開催される予定もありますから、そこで何か発表があるかもですね。

◯４月からの制作予定作品

・キャロル＆チューズデイ

・八月のシンデレラナイン

・ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ！

・響け！ ユーフォニアム～誓いのフィナーレ～（劇場版、４月）

・ガールズ＆パンツァー 最終章 第２話（劇場版、６月）

・フレームアームズ・ガール ～きゃっきゃうふふなワンダーランド～（劇場版、６月）
　特報PVの中では、「きゃっきゃうふふな思い出が 新作カットと共に帰ってくる」と紹介されています。、、、という事は、ストーリー的にはテレビシリーズと同じで、一部新作映像が加えられている、みたいな構成になるのでしょうか？

◯さらにその後または時期未定の制作予定作品

・戦姫絶唱シンフォギアＸＶ（第５期、７月）
　以前は４月から放送開始とされていましたが、放送時期の変更が発表されています。本作の場合、物語として描かれている時期が短い期間に集中していて、第３期「～ＧＸ」や第４期「～ＡＸＺ」は夏頃が舞台になっていますから、第５期も同じぐらいだとすると放送時期とはある程度マッチする事になるかもです。

・プリンセス・プリンシパル（劇場版、２０１９年）

・ゆるゆり、（OVA、２０１９年）
　本作は、OVAの制作が発表された後、クラウドファンディングが行われています。今の段階で、既に目標額の何倍もの金額が集まっているようで、盛り上がっている感じですね。

・ご注文はうさぎですか？？（OVA ２０１９年、第３期 ２０２０年）
　本作は、２０１９年に新作OVAが発売され、２０２０年にテレビアニメ第３期が放送予定となっています。OVAは、以前の「～Dear My Sister」と同じように、劇場上映とかされたりするでしょうか。ちなみに「～Dear My Sister」は、今年元日の0:00からテレビ放送が行われましたね。今年は亥年ですけれど「ごちうさ」イヤーにもなる？

・ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN（２０２０年）

・連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ（２０２１年）
　以前は「音楽隊ウィッチーズ（仮）」と紹介されていましたが、タイトル募集企画で、この作品名に正式に決まったそうです。「戦わないウィッチ」である隊員の女の子達が、苦しむ人々の希望の光になろうと努力する、という意味があるようです。彼女達の活躍が見られるのは２年後(!)となりそうですけれど、そこにはどんな物語が待ち受けているのでしょうか。

・ゆるキャン△（ショートアニメ、テレビアニメ第２期、劇場版映画）
　こちらの作品は、制作時期は詳しく発表されていませんけれど、３種類の企画が進行しているそうです。ショートアニメは、第１期の本編の後に短い時間流されていた、野クルの狭い部室で繰り広げられるエピソード「へやキャン△」になるようです。テレビアニメ第２期でも「へやキャン△」は放送される、のかな？
　この頃は女性のキャンパーが増えているとも言われています。それが本作から始まった流れかどうかはわかりませんけれど、この作品が、自然と親しみたいと思っている女性達の手引きなどになると面白いかもですね。

・ハイスクール・フリート（劇場版）

・推しが武道館いってくれたら死ぬ
　岡山のマイナーなアイドルユニット「Cham Jam」の中でも人気最下位の市井舞菜（いちいまいな）を一目見た瞬間、大ファンになったえり。舞菜を推すためのCDを買いあさろうとアルバイト代を全額注ぎ込み、洋服も売り払って、今は高校の時のジャージぐらいしか着るものがありません。ファンの間では「伝説の女えりぴよ」として知られる彼女と、舞菜とのふれあいを中心に、ファン達とアイドル達、それぞれの人間模様が描かれていきます。百合的には、えりと舞菜のお互いへの思いが描かれつつ、それだけでなく眞妃とゆめ莉の親密さも着実に進展している感じです。他にはれおと空音、文と優佳も意外と距離が近い雰囲気があります。
　アニメ化については、作品の掲載誌「コミックリュウ」の７月号で発表されています。どういう形態になるのかなど詳しくはこれから発表されていくのでしょう。

・とある科学の超電磁砲（第３期）

・グランブルーファンタジー（第２期）

・フルーツバスケット（２０１９年）
　とある理由から今まで住んでいた親戚の家を出て、山の中でテント生活を始めた高校生の女の子、本田透（ほんだとおる）。実はその場所は透のクラスメイトの男子、草摩由希（そうまゆき）の家の土地で、成り行きから透は由希の家で暮らす事になります。そこで彼女は、由希の親戚の草摩紫呉（そうましぐれ）や草摩夾（そうまきょう）とも同居するのですが、草摩の一族には秘密が。一族の中には動物、特に十二支の物の怪が憑依する子供が生まれる事があり、由希達もその「十二支憑き」の人間なのでした。
　本作はコミック作品が原作で、以前一度アニメ化されています（コミックの方は、同じ世界観で時代設定が別の「フルーツバスケットanother」が連載中です）。その時はまだ原作が連載途中だったため部分的なアニメ化でした。今度は「全編テレビアニメ化」されるそうです。もう連載されていない物語が今からアニメ化されるというのは珍しいかもですけれど、それだけ人気があるという事なのでしょう。
　百合的には、、、それほどない感じでしょうか。透が、年下の草摩杞紗（そうまきさ、彼女は虎の十二支憑きです）を愛でまくっていて、２人が出会うと必ずきつくハグし合い、透の膝の上に杞紗がちょこんと座っている場面がよく描かれていたりします。後は、透の友達の魚谷ありさ（うおたにありさ、元ヤンです）と花島咲（はなじまさき、「電波」を感じ取れます（けど草摩の人間というわけではありません））、３人のつながりなどもあるでしょうか。といっても彼女達の場合は厚い友情、という感じです。

・マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

・アズールレーン