アイドルタイム プリパラ 第４２話

　テレビアニメ「アイドルタイム プリパラ」、第４２話「ディア・マイ・トモダチ！」です。

　前回第４１話で、自分が相手に好意を抱いていたと気づくのとほとんど同時に、相手に裏切られたような気持ちになってしまったしゅうかとガァララ。２人とも相手とまた仲良くなりたいと強く思っているのですが、また拒否されるのではないかと思うと、顔を合わせるのが怖くなっているようです。

　そういう彼女達の気持ちにいち早く気づいたのは、ガァルルでした。彼女は、プリパラアイドル達の負の感情が集まって生まれたボーカルドール。ですから、ガァララやしゅうかの胸にある痛みには敏感だったのでしょう。

　２人を何とか元通りにしてあげたい、そう思ったガァルルは、らぁらやゆい達に助けを求めます。その時、らぁら達は、ガァルルの話す事を聞いてちょっと驚いていますね。

　皆は、しゅうかとガァララが友達だった事を知らなかったようです。２人がそんな素振りを全く見せていなかった、というのもあるのでしょう。でもそれと一緒に、２人の取り合わせに意外さを感じているみたいです。

　周りから見た時に、全然お似合いには思えなかったとしても、さらには本人達でさえつい最近までほとんど意識していなかったとしても、しゅうかとガァララの絆はとても強いものなのではないでしょうか。だから彼女達は、こんなにもお互いに相手を求めているのでは、という気がします。

　仲直りしたがっている友達がいる、と気づいたらぁら達は、２人の間を取り持とうと作戦を開始します。ばっちりうまくいく方法を、彼女達なりに一生懸命考えて実行に移しています、けど、すぐに大成功とはいかないようです。それに、しゅうかとガァララ本人達もなかなか気持ちの準備ができなくて、ちゃんと向き合えずにいる感じです。

　そこへ乗り出してくるのが、華園みあなのですね。彼女はしゅうかの姉であり、らぁら達よりも前に神アイドルになった女の子です。大事な妹のピンチを救うため、彼女は久しぶりにプリパラでステージを披露します。
（ちなみに、プリパラの前シリーズに当たる「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」には、上葉（あげは）みあというキャラが登場します。「いっちばーん！」という口癖や、声の担当が大久保瑠美さんという所も共通してますね。）

　みあのライブは、しゅうかとガァララを「明るい未来」へと連れて行ってくれるのでしょうか。２人の関係がどうなるかは、彼女達次第なのでしょう。

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