２０１８年４月から５月辺り発行の百合なコミック作品などのリスト

　この時期（もう過去ですけれど、、、）発行のコミックスを中心に百合テイストのありそうなものを少し調べてみました。単発の作品や第１巻のもの、それとアンソロジーが割とありますね。新しい作品や作家さんを知る機会が増えるかもです。

◯4/12
・はなにあらし 第１巻（古鉢るか 作、サンデーうぇぶりSSCコミックス、小学館 発行）
　女子高生の千鳥となのはは、実は恋人同士。でもその事は友達には内緒にしています。何かといちゃつきたい彼女達ですが、友達にはばれないようにしなければならず、もどかしさの中で何とかチャンスを見つけ出してお互いを確かめ合う姿が描かれていきます。
・うちのメイドがウザすぎる！ 第３巻（中村カンコ 作、アクションコミックス、双葉社 発行）
　元自衛官のつばめが選んだ新しい仕事は、メイド。父親と２人で暮らしている小さい女の子、ミーシャにご奉仕するため、彼女は日夜マニアックなまでに励んでいます。第３巻ではつばめの元上司でつばめを愛しているみどりもメイドになり、さらににぎやかになっていくみたいです。
　本作は、以前ピュア百合アンソロジー「ひらり、」のVol.12とVol.13に、「つばくま！」というタイトルで掲載されていました。出版社が変わっても、つばめのアクティブさは同じまたはそれ以上になっているようですね。
　それから、この作品はアニメ化が発表されています。アニメでは、コミカルさだけではなく百合テイストも押し出していってもらいたいかもです。
・ハナヤマタ 第１０巻（浜弓場双 作、まんがタイムきららコミックス、芳文社 発行）
　本作は、この巻が完結巻となります。

◯4/18
・コミック百合姫 ２０１８年６月号（一迅社 発行）
・立花館To Lieあんぐる 第６巻 特装版、通常版（merryhachi 作、百合姫コミックス、一迅社 発行）
　４月からテレビアニメ版が放送中の本作最新巻となります。特装版にはドラマCDが付いてきます。
・私の百合はお仕事です！ 第３巻（未幡 作、百合姫コミックス、一迅社 発行）
・キミイロ少女 完全版（未幡 作、百合姫コミックス、一迅社 発行）
　元になると思われる「キミイロ少女」は、２０１４年９月に発行されています。さらにその一部は、新書館発行の百合アンソロジー「ひらり、」のVol.10にも収録されています。
・徒然日和 第１巻（土室圭 作、百合姫コミックス、一迅社 発行）
　真冬は、高校入学と同時に東京から田舎へと引っ越してきます。そこで出会ったのは、小さい頃よく一緒に遊んでいた小春。彼女達２人と、幼なじみ同士の実里と七椰、この４人が過ごす日々が、暖かく描かれていきます。
　第１話では真冬と小春が感動的な再会をしていたので、彼女達の関係性をドラマティックに描く百合ラブストーリーが続いていくのかと思っていたら、第２話では４人のまったりとしたコミカルなエピソードが描かれていたため、実は「何も起きない毎日が大事件」な、あの作品っぽい流れなのかなという雰囲気でした。が、話数が進むにつれて、真冬と小春が寄り添い合い、実里と七椰の方も良い雰囲気になってきています。ゆるやかな空気の中でも、女の子同士のかけがえのない愛が紡がれていくような作品になると素敵ですね。

◯4/20
・FLOWERS オリジナルサウンドドラマCD「スノウホワイト」

◯4/26
・ふじょ子とユリ子 第１巻（モル 作、まんがタイムきららコミックス、芳文社 発行）
　ふじょ子とユリ子は幼なじみですが、彼女達は２人とも相手に秘密にしている事があります。ふじょ子は男性同士の恋愛もののファン、そしてユリ子はふじょ子に恋をしているのでした。ストーリーの展開上、男性同士の描写が多く出てきそうな気もしますけれど、百合度の方はどうなるでしょうか。
・こみっくがーるず アンソロジーコミック 第１巻（アンソロジー、まんがタイムきららコミックス、芳文社 発行）
　４月からアニメ版が放送の作品のアンソロジーです。

◯4/27
・あの娘と目が合うたび私は 社会人百合アンソロジー（アンソロジー、KADOKAWA 発行）
　奥たまむしさんや雪子さんなどたくさんの作家さん達が、タイトル通り社会人百合をたっぷりと描かれています。
・熱帯魚は雪に焦がれる 第２巻（萩埜まこと 作、電撃コミックスNEXT、KADOKAWA 発行）
　海辺の町にある七浜高校に転校してきた小夏と、高嶺の花で誰もが近寄りがたく感じている小雪、ひとりぼっちになりがちだった２人は、「水族館部」で一緒に活動を始めます。第１巻の雰囲気は、なかなか人に打ち解けられない彼女達が、それぞれに努力する中で、お互いを大事に思うようになっていく、といった流れのように感じます。
　作品的には、このまま普通に友情を育んでいくストーリーになってしまうのかなと思っていたのですけれど、第１巻の一番最後で急展開が、、、。ここから百合度は高まっていくでしょうか。

◯5/5
・ガレット Vol.6（ガレットワークス 発行）

◯5/7
・姫のためなら死ねる 第８巻（くずしろ 作、バンブーコミックスWINセレクション、竹書房 発行）

◯5/10
・ガールズ&パンツァーWalker 2（ウォーカームック、KADOKAWA 発行）

◯5/11
・柚子森さん 第５巻（江島絵理 作、ビッグ コミックススペシャル、小学館 発行）
　本作は、この巻が完結巻となります。みみかと楓（柚子森さん）のふれあいのストーリーをもっとたくさん見てみたい所だったのですけれど、、、ちょっと寂しいですね。高校生と小学生の女の子同士の恋愛はどのようになっていくのでしょうか。
・推しが武道館いってくれたら死ぬ 第４巻（平尾アウリ 作、リュウコミックス、徳間書店 発行）
　岡山のローカルアイドルユニット、Cham Jamが、アイドルフェスに参加する事に。メンバーの舞菜を推しまくっているえりぴよは、ここでも暴走気味に彼女を応援するようです。
　舞菜の方は、たぶんもうアイドルと女性ファンという関係を超えてえりぴよに恋心を抱いちゃっているように思えます。えりぴよの方は、舞菜に向かって何度も愛を語っていますが、相手と自分の関係を、アイドルとファンという型に当てはめてしまっているような。自分は「ガチ恋勢」ではないと思っているからそういう反応になっているのでしょうけれど、彼女達にはそこを超えて恋人同士になってもらいたい気がします。
　ところで作品とは全然関係ないのですけれど、コープのデリで、「舞菜御膳」とか「舞菜弁当」というのがあるらしいです。ここでの「舞菜」は「まいさい」と読むみたいなので「まいな」とつながりがあるわけではなさそうですけど、字面的にはちょっと面白いですね。

◯5/12
・サキュバスじゃないモン！ 第１巻（ほりとも 作、ヤングアンリアルコミックス、キルタイムコミュニケーション 発行）

◯5/18
・コミック百合姫 ２０１８年７月号（一迅社 発行）
・まいにちゆるゆり（なもり 作、百合姫コミックス、一迅社 発行）
　「ゆるゆり」の日めくりカレンダーだそうです。日付は６月１８日から始まっているのだとか。
・2DK、Gペン、目覚まし時計。 第７巻（大沢やよい 作、百合姫コミックス、一迅社 発行）
・昼下がりに、また。 第１巻（片倉アコ 作、百合姫コミックス、一迅社 発行）
・エデンの処女 第２巻（渡邉嘘海 作、リュエルコミックス、実業之日本社 発行）

◯5/19
・さくらと加瀬さん。 特装版、通常版（高嶋ひろみ 作、ひらり、コミックス、新書館 発行）
　特装版にはドラマCDが付いてきます。６月からのOVA劇場公開を前に、山田や加瀬の声がたっぷり聞けそうです。

◯5/22
・ガールズ×セクハライフ 第１巻（河合朗 作、ガンガンコミックスJOKER、スクウェア・エニックス 発行）

◯5/23
・ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です！ 第１０巻（弐尉マルコ 作画、 ガールズ＆パンツァー製作委員会 原作、MFコミックス アライブシリーズ、メディアファクトリー 発行）

◯5/24
・百合+カノジョ -ヒロイン同士のハッピーエンド-（アンソロジー、Beコミックス、ふゅーじょんぷろだくと 発行）
　百合な物語の主人公の視点でストーリーが描かれていく、「体験型アンソロジー」の第３弾です。２０人以上の作家さんが参加されて、様々なシチュエーションの百合が描かれています。第１弾が１２月、第２弾が２月に発行されていて、なかなかのペースですね。

◯5/26
・今日も女の子を攻略した。 第３巻（むく 作、MFコミックス キューンシリーズ、メディアファクトリー 発行）
・かなえるLoveSick 第３巻（タチ 作、MFコミックス キューンシリーズ、メディアファクトリー 発行）
　本作は、この巻が完結巻となります。
・キリング・ミー！ 第１巻（あきやま 作、MFコミックス キューンシリーズ、メディアファクトリー 発行）
・ゆりぐらし（くるくる姫 作、KADOKAWA 発行）
　社会人百合カップル達のストーリーとなるようです。
・Ａチャンネル 第９巻（黒田bb 作、まんがタイムきららコミックス、芳文社 発行）
・スロウスタートTVアニメガイドブック Slow-blooming flower（篤見唯子 原作、まんがタイムきらら 編集、芳文社 発行）