「ゆりひめ＠ピクシブ」の配信が始まっています

　発行一迅社、月刊コミック百合姫より、Webコミックの配信が8/8からスタートしています。タイトルは、「ゆりひめ＠ピクシブ」です。名前の通り、Pixivで配信されています。（タイトルにひらがなが使われているのは、（漢字を使っている）本誌とはちょっとテイストが別、という意味？）

　このWebコミックは、毎月8日と28日の2回更新される予定だそうです。18日辺りには本誌が発行されますから、だいたい10日おきに新作百合コミックに出会える、という感じでしょうか。

　最初の配信となる8/8分は、次のようなラインアップになっています。

（・作品名（作者名（敬称略）））

・リリウム・テラリウム（ED）
　女の子達の日々のエピソードと百合を描いていくオムニバスストーリーだそうです。第１話「ゆりごっこ」は、女の子同士の初々しいふれあいにときめきが込められている感じです。青春な雰囲気が良いですね。また、モノクロームの絵にポイントで色が加えられている画面構成がスタイリッシュです。
・昼下がりに、また。（片倉アコ）
　マンションで夫と二人暮らしの奥様、澄香が主人公となるようです。けれど、今配信されている分では特に百合な展開にはなっていないかも、、、。
・三日月のカルテ（七坂なな）
　研修医の月州先生と、彼女が担当する入院患者の明星橋透花は、夜になるごとに「デート」を楽しんでいる様子。でも透花の病状などには何か秘密がありそうです。それに、彼女達も本物の恋人同士では（まだ？）ないらしく、そちらが発展するかどうかも謎です。
・大室家（なもり）
・コイゴコロクリップ（みもと）
　世話焼きで「いい人」な自分を変えようとしていた紅は、クールそうに見えて実はけっこうドジっ娘な蒼海を放っておけずつい手を差し伸べてしまいます。でも２人の間にはそれ以上の感情がっそだっているみたいです。カラーの表紙には彼女達以外の女の子も描かれていますので、こちらもオムニバス形式だったりするでしょうか。
・橘館Ce Lebらいふ（merryhachi）

　「大室家」と「橘館Ce Lebらいふ」は、前にニコニコ百合姫で連載されていた作品ですね。あちらは更新されなくなっていましたので、こちらで改めて読めるようになる、という事のようです。というか今読めるのは以前公開されていたものと同じのような、、、？　これから新作は見られるでしょうか。
（ちなみに、２作品とも本誌連載作品のスピンオフタイトルとなっています。「大室家」の元作品は「ゆるゆり」、「橘館～」の方は「立花館To Lieあんぐる」ですね。）

　本誌の方も電子書籍版がありますけれど、「ゆりひめ～」の方は無料配信でPixivへの会員登録なども必要なさそうですので、さらに手軽に読めるかもです。本誌を読んだ事がない人が、百合作品や百合姫に興味を持つきっかけになれそうでしょうか。
（そういえば、Amazonで本誌掲載の作品の一部などを収録した無料の電子書籍版も配信されたりしているようです。）