「月刊」コミック百合姫２０１７年１月号の表紙画像が紹介されています＆新連載作品をカウントダウンで紹介他

　発行一迅社によるコミック誌、「コミック百合姫」は11/18発売の２０１７年１月号から月刊化されます。その表紙画像がAmazonなどの通販サイトで紹介されています。
　、、、と思ったら、編集長の中村成太郎さんのTwitterアカウントからのメッセージで既に披露されていたんですね。

　表紙イラストを担当されているのは、べにしゃけさんです。描かれているのは、学校の門の前、入学式の日でしょうか。満開の桜から花びらがちらほらと舞う中、制服姿の２人の女の子がたたずんでいます。制服は同じデザインでタイの形だけが違っています。左側の眼鏡をかけたふわふわ（ぼさぼさ？）ショートの子が新入生、右側の黒髪ストレートロングの子が上級生、という感じですね。右側の子が、左側の子の胸にコサージュをつけてあげています。

　右側の子が柔らかな微笑みを浮かべ相手を見つめているのに対して、左側の子は手を強く握りしめて視線を落とし、顔を真っ赤にしています。照れて緊張しているのでしょう。

　イラストの左側には、「初恋。」の言葉が書かれています。その他の文章からもありありとわかるように、後輩ちゃんは先輩に恋しちゃったのかも。

　彼女達が、この日初めて会ったのか、それとも前からの知り合いなのかはわかりません。ですが、ここに描かれているのが恋愛感情なのは間違いないでしょう。
　添えてある文章には、「この気持ちの、名前を見つけた。」とも書かれています。後輩ちゃんにとっては、自分（女の子）が相手（女の子）に抱く気持ちを何と呼んだらいいのかわからなくて迷っていた時に、「恋」という言葉が浮かんで、それをとてもすんなりと受け入れられたのかもしれません。

　さてそうだったとして、後輩ちゃんはどうするのでしょう。初恋、しかも相手が女の子なんていったら、どう振る舞えば良いのか、彼女には想像もつかないのでは。この日から、彼女のときめきの日々が始まりそうな予感です。

　表紙イラストは、これから１年間、べにしゃけさんが担当されるそうです。このストーリーが続き物になるとしたら、１２枚の絵で、彼女達の恋の行方が描かれていくのかもです。
（これまで（２０１１年１月号以来）隔月刊だった時も、表紙イラストは１人の方が１年間担当されていました。が、その時はイラストの数は６枚だったんですよね。月刊化された事で、倍の枚数のイラストが楽しめそうです。Amazonでは「２月号」のエントリーがもう作られていて、月刊らしいペースの速さが頼もしい(?)です。）

　Twitterのメッセージでは、新連載作品についても紹介されています。11/7付けのメッセージから始まって、１日につき１作品のあらすじが、イラスト入りで見られるようになっています。１月号では１０作品の新連載がスタートするそうなので、作品紹介は本誌の発売直前まで、カウントダウンするように続くようです。

　連載が始まる作品名は次のようになっています（作者敬称略）。

・「明日、きみに会えたら」（あおと響）
・「ロク＋イチ暮らし」（梅原うめ）
・「晴れの国のあっぱれ団！」（竹嶋えく）
・「たとえとどかぬ糸だとしても」（tMnR）
・「いつかみのれば」（西あすか）
・「私に天使が舞い降りた！」（椋木ななつ）
・「週末なにしにいこう？」（Hitoto*）
・「みみみっくす！」（広瀬まどか）
・「Now Loading...!」（みかん氏）
・「私の百合はお仕事です！」（未幡）

　これまでに本誌に作品が掲載された事がある方もない方もいらっしゃいます。どのような雰囲気の誌面になるのか気になる所です。
（表紙に書かれているタイトルは、この１年間つかわれてきた丸っこい字体の「ゆりひめ」ではなく、「再誕。」後の字体の「百合姫」に戻っています。「中身」は変わるのでしょうか、それとも同じなのでしょうか？）

　それから、本誌発売に合わせて百合姫コミックスも発売されます。11/17には、発売が一時延期されていたねがさん作の「カワイイとサヨナラ、」が、11/18にはコダマナオコ さん作の「捏造トラップ-NTR-」第３巻が出ます。コミックスの方も引き続きリリースされていくようです。