のんのんびより りぴーと 第8話
テレビアニメ「のんのんびより りぴーと」、第8話「給食当番をした」です。
旭丘分校では、午前の授業が終わり、給食の時間になりました。今日の献立は、皆が大好きなカレー。でもれんげが給食当番するのを見て、小鞠や夏海は昔の出来事を思い出すのでした。
そこから、何年か前のエピソードが描かれていきます。分校の校舎の様子は変わりませんが、その頃学校に通っていたのは、楓(駄菓子屋)、このみ、ひかげ、卓、小鞠、夏海でした。いつもと同じ場所だけど、そこにいるキャラが違っていて年齢も違うというのがちょっと面白いですね。
ひかげは、家の都合があって、まだ赤ん坊だったれんげを学校に連れてきました。他の皆はれんげを初めて見るらしく、どう扱ったらいいのか迷っている感じです。
楓も、ひかげにれんげを押しつけられて、ちょっと危なっかしい手つきで抱き上げています。でもれんげは、楓を気に入った様子。楓の方も、不思議とれんげの事が気になっているみたいです。
この2人の関係については、以前別の話数で少し語られていました。楓は昔かられんげの面倒を見ていて、れんげも彼女にすっかりなついているのですが、その出会いはこういう形で生まれたのですね。
後は、楓とこのみのつながりもあるようです。分校に一緒に通っていた頃から仲は良かったっぽいですが、その関係は今でも続いていて、このみはよく楓の駄菓子屋に来ているみたいです。同じ思い出を語り合えるから、というだけでなく、2人はお互いにもっと親しみを感じているのかもです。
後半のエピソードでは、昔の思い出からつながりつつ、舞台は現在に戻ってきます。小鞠は、昔大事にしていた人形を見つけました。けれどぼろぼろになっていたため、直そうと思い立ちます。
彼女が頼りにしたのは、蛍でした。蛍が裁縫上手なのを知っていたのでしょう。
小鞠は早速蛍の家へ行くのですが、そこで見かけたのは、小鞠をかたどった大量のぬいぐるみ。蛍がせっせと手作りしていたものですね。
ぬいぐるみを見られた蛍は、慌てふためいています。それは、変な趣味を知られたと思ったから、というのとはちょっと別のような気もします。
蛍の場合、小鞠のぬいぐるみだけを一生懸命作っているのは、小鞠が小さくてかわいらしいから、なのではと思われます。ぬいぐるみのモチーフとしてはうってつけで、どんなにたくさん作っても、自分の周りに置いておくと何だか気持ちが和む、だから蛍はあんなに作り続けているのかなと感じられます。
蛍がぬいぐるみを見せたくなかったのは、その小ささやかわいらしさに原因があったのではないでしょうか。自分が、先輩である小鞠をかわいらしいと思っていると知られたら、小鞠は怒ってしまうに違いない、と考えたとか。
では小鞠の方はどう感じていたかというと、別に蛍を嫌いになったりはしていませんね。蛍の部屋にたくさんの「こまぐるみ」があるのを見ても、特に反応はしていません。自分のぬいぐるみばかり作らなくても、れんげや他の子達のも作ったっていいんじゃない、ぐらいに考えているようです。
小鞠としては、ちょっと嬉しい気持ちもあるのでしょう。れんげや夏海だってぬいぐるみのモチーフになるかわいらしさがあるのに、それでも自分を選んでくれて、しかもこんなにたくさん作ってくれているなんて、自分にはそんなに魅力があったんだ、と感じているのかもです。
何にしても、小鞠も蛍も、お互いに相手に好意を抱いているのは変わらないでしょう。これまでも、教室や家や外やいろいろな所で、2人は一緒に寄り添ってきました。これからも、彼女達は親しく触れあっていくのでしょう。
・「のんのんびより」レビューリスト
| 固定リンク
「百合情報」カテゴリの記事
- 戦姫絶唱シンフォギア 「PROJECT SYMPHOGEAR -next-」のサイトがオープンしています&出展情報続報他(2024.07.20)
- 魔法つかいプリキュア!! ~MIRAI DAYS~ キャラデザインなどが公開されています他(2024.07.19)
- この頃の百合なイベントなど(2024.07.16)
- 戦姫絶唱シンフォギア 「~XV」のBD-BOXがリリース予定です他(2024.07.08)
- 2024年7月からとその後のアニメ作品など(2024.07.07)
「作品 のんのんびより」カテゴリの記事
- 2022年3月辺り発行の百合なコミック作品など(2022.03.20)
- 2021年6月辺り発行の百合なコミック作品など(2021.06.22)
- 2021年4月辺り発行の百合なコミック作品など(2021.04.22)
- 2021年3月辺り発行の百合なコミック作品など(2021.03.24)
- のんのんびより のんすとっぷ ミュージアム企画が行われる予定です他(2021.02.11)
コメント