のんのんびより りぴーと 第4話
テレビアニメ「のんのんびより りぴーと」、第4話「てるてるぼうずを作った」です。
れんげ達の暮らしている場所でも雨の時期に入ったらしく、雨が降り続く日が多くなっているようです。れんげは、プレゼントしてもらった自転車に乗るチャンスがなかなかなくてつまらなく感じています。てるてる坊主を作って早く晴れるようにお願いしようとするのですが、それが思わぬ結果になっていくのですね。れんげ本人にその気がなくても、彼女の振るまいが、周りに話題を振りまいていくみたいです。
後半のエピソードでは、れんげ、蛍、夏海、小鞠が、田んぼで一緒に遊んでいます。この時期田んぼにはいろいろな虫や動物がいて、興味を引くものがたくさんあるようです。
その中でれんげが特に気に入ったのが、カブトエビでした。たくさん捕まえて学校の水槽で飼い、名前をつけて観察日記も書いています。
毎日熱心に、れんげはカブトエビの相手をしていたのですが、ある日、という展開になっています。れんげも、蛍達も、生き物とのふれあいを通じて、世界の仕組みを少しずつ学んでいくのでしょうね。
れんげは、普段からあまり感情を顔に表さない女の子みたいです。泣く姿が描かれるのも、第1期の第4話辺りだけだったような。喜怒哀楽を表情で示すのが苦手だったりするのでしょうか。
この話数でも、喜びや悲しみは、ノートに描いた絵ぐらいにしか表現されていません。それが良くない事なのかどうかはわかりません。けれど蛍達は、そんなれんげの人となりを理解していて、優しく見守っているのでしょう。
この話数での百合部分はというと、最初の方で、雨の中皆で下校する場面とかでしょうか。傘を忘れてしまった小鞠は、妹の夏海の傘に入れていってもらおうとしています。姉妹なので帰る家は同じですから(一応兄の卓も同じですけど)、一緒の傘で帰るのは自然な流れでしょう。
姉とくっついて帰る事を夏海が面倒くさそうにしていると、蛍が名乗りを上げています。さすがに家までは一緒に行けませんが、バス停まで自分の傘に小鞠を入れてあげようとしています。
蛍の場合、小鞠という気になる女の子といちゃついてみたいとか、相合い傘をしてみたいとか、そこまでの考えは浮かんでいないのかなという気がします。まだまだ幼い彼女としてはとにかく、大好きな小鞠の近くにいたい、という気持ちが強いのではないでしょうか。触れあうぐらいそばに寄り添っていられるだけで、蛍は嬉しいのかもしれません。
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