Go! プリンセスプリキュア 第１４話

　テレビアニメ「Go! プリンセスプリキュア」第１４話「大好きのカタチ！ 春野ファミリーの夢！」です。

　はるかは朝からうきうきしています。この日は、ノーブル学園に入学した１年生の家族を招いておもてなしする「ファミリーデイ」で、はるかは３ヶ月ぶりに両親と妹のももかに会えるのが楽しみなのでした。
（ももかというと、別シリーズに登場するキュアマリンの姉を思い出しますけれど、特に関係はない、ですよね？　ちなみにあちらのももかはファッション雑誌の読者モデルをしているそうです。）
　はるか達は学園の女子寮に暮らしていますが、彼女が話していた感じでは、４月の入学以来、実家へは帰っていないようです。学園側で取り決めがあるのかどうかはわかりませんけれど、生徒達が帰省するのは、例えば夏休みと冬休みだけ、とかなのかも。はるかやみなみ、きらら達の実家の様子が描かれるとしたら、その辺りの時期になるのでしょうか。

　ファミリーデイでは１年生対象の行事なため、２年生のみなみの家族は来ていません。彼女が時々口にする「お兄様」をはじめ、海藤家の人々ってどういう雰囲気なのでしょうね。
　きららとゆいは１年生ですから、彼女達の家族も招待されているはずですけれど、ここでは姿を見せていませんね。きららの母親、スーパーモデルのステラの人となりとか、ゆいの家の人達がどんななのかも気になる所です。

　さて、はるかの両親はというと、はるかに似て朗らかな人達のようです。父親は和菓子職人だそうで、この日は、いつも娘がお世話になっているお礼に、と、娘のイラスト入りどら焼きを皆に配っています（味は、あの物静かなゆいが思わず叫んでしまうほどおいしいらしいです）。母親もそれを微笑ましく見守っていますし、はるかの根っからの明るさは、この２人に育てられたたまものなのかもです。
（両親とももかの夢が、はるかがプリンセスになる事だというのも、春野家らしさの表れだったり？）

　妹のももかはというと、何だかすねたような表情で、はるかに笑顔を見せてくれません。ついには学園の事を「嫌い」とまで言い出すほどですが、本当に嫌っているわけではないのでしょう。
　母親によれば、彼女は姉が努力してノーブル学園に入学した事を友達に自慢していたそうです。それに、学園に来るのを楽しみにしていたのだとか。

　それなのに、姉に対して冷たい態度をとってしまうのは、自分の抱いている気持ちと、久しぶりに会った姉の様子との間に、差がある、と感じたからなのかもしれません。自分は、そして両親も、姉に会えなくて寂しく感じているのに、姉は前にも増して元気で明るくお茶目に振る舞っています。優しいみなみや美しいきららに囲まれて、何だか嬉しそう。もしかしたら姉は、自分達と一緒にいるのがつまらなくて、家を飛び出しノーブル学園に入学したんじゃないか、そ ういう風にまで考えてしまったのかも。

　はるかとももか、それぞれから相手への思いが伝わるかどうかは後半で描かれていきます。最後には今までの関係を取り戻す事ができるのではないでしょうか。
　仲が元通りになった彼女達のふれあいの様子も、この後どこかの話数で見てみたいですね。何しろはるかは、きららから「妹ラブ」と言われてうなずいていますし、さらに自分から「ラブラブ」とも言っていますので、これはかなりのいちゃつきが見られるのでは、とも思えます。

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