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2015年6月 2日 (火)

魔法少女リリカルなのはViVid 第2話

 テレビアニメ「魔法少女リリカルなのはViVid」、第2話「アインハルト・ストラトス」です。

 アインハルトは、ノーヴェとの戦いの後、傷ついて倒れていたのを、ティアナとスバルに保護されます。次の日、落ち着きを取り戻した彼女は、自分の身の上を少しずつ語り始めます。

 彼女は、「記憶継承者」なのだそうです。彼女を診察した医師が「症例」と言っている所からすると、病気の一種みたいです。といっても医師の話している雰囲気では、あまり深刻な病気ではないらしく、気をつけていればやがて症状は治まっていくのだとか。
(一方で歴史を研究している人達にとっては、アインハルトが持っている「記憶」は、貴重な資料になるかも。ヴィヴィオ達が調べていた中で、覇王は謎の多い人物だったらしいですから、その記憶が今の時代に残されていると知ったら、放ってはおかないでしょう。)

 記憶継承がどういう性質のものなのかはよくわかりませんけれど、アインハルトが自分自身を保てているのなら(彼女は第1話で、 「覇王を名乗らせていただいています」と言っていたので、覇王に自我を乗っ取られたりしているわけではなさそうです)、それほど心配はいらないでしょうか。(もっとも、会った事もない昔の人物、しかも男性の大人の記憶がいつも頭の中にちらついているというのは、中学生の女の子であるアインハルトにとっては、あまり気分が良くないものかもです。)問題なのは、「覇王」という存在に対してアインハルトの思い入れが強すぎる事だとも考えられます。実際そのおかげで、何の罪もないストライクアーツの実力者が、何人も病院送りにされているみたいですし。(起訴されていないとはいっても、傷害沙汰は起きたわけですから、アインハルトはちゃんとけりをつけなければならないような気もします。)

 といった感じでこの話数では、アインハルトについてのエピソードがかなり多くなっています。そのためか、主役のヴィヴィオが登場したのは後半が始まってしばらくしてから、という状態でしたね。

 まだヴィヴィオとアインハルトが出会っていない事もあるからでしょうか、百合な雰囲気は少なめになっています。スバルとティアナは変わらずに親しくしているみたいですので、彼女達の親密さが感じられるストーリーとかが、この後の話数で見られたりするでしょうか。(この話数では、ティアナを頼りにしているスバルと、スバルにお願いされたらすぐに駆けつけちゃうティアナの距離感の近さが描かれています。)

 後は、なのはとフェイトとヴィヴィオの家族のエピソードも描かれています。学校から帰ってきたヴィヴィオはなのはママに、フェイトママがどこにいるのか聞きます。フェイトはなぜかちょうどよく(?)入浴中。ヴィヴィオは一緒にお風呂に入ろうとするのですけれど、なのはもついてきちゃいます。フェイトはこの後仕事でしばらくなのは達には会えないらしいので、なのはもたくさんフェイトとスキンシップをとっておきたかったのかもですね。フェイトも、なのはが久しぶりに髪を洗ってくれると聞いて、顔を赤くしています。2人とも、そばにいられる時はできるだけ一緒にいたい、と考えているのでは。

・「リリカルなのは」レビューリストレビューセンター

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