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2015年5月28日 (木)

Go! プリンセスプリキュア 第11話

 テレビアニメ「Go! プリンセスプリキュア」第11話「大大大ピンチ!? プリキュアVSクローズ!」です。

 キュアフローラ達は、ディスピアが作り出した絶望の檻の中に、クローズとともに閉じ込められてしまいます。さらにゼツボーグが2体も出現し、ちりぢりになったフローラ、マーメイド、トゥインクルは、それぞれに激しい戦いを繰り広げます。

 でもそれだけではありません。この檻の中には、はるかのルームメイトのゆいも閉じ込められていました。

 前回第10話で、ゆいは、はるか達がプリキュアである事を知ってしまいました。さらにこの話数では、パフやアロマから教えられて、はるか達が人知れずずっと戦ってきた事、ゆいも一度絶望に閉じ込められ、それを助けてくれたのがはるかだった事を知ります。

 第10話でのゆいは、はるかに誘いを断られたり、自分に内緒ではるかがみなみやきららと一緒にいるのを見つけてしまったりしていました。はるかは自分といるよりみなみ達といる方がよほど楽しいに違いない、と、彼女は感じたのではないでしょうか。

 でははるか達の真実を知った今、彼女はどうするのか、という部分が、ここで描かれていきます。カナタからクリスタルプリンセスロッドの事を教えてもらったゆいは、カナタの頼みを聞いてフローラ達の所へ。ロッドを呼び寄せる方法を彼女達に伝えに行きます。

 ディスダークの勢力圏のまっただ中、伝説の戦士プリキュアでさえ簡単に打ちのめされてしまっている場所に、普通の中学生が飛び込んでいくなんて、危険以外のなにものでもありません。でもゆいは、何のためらいもなく、まっすぐにはるかを目指しています。

 この行動が、ゆいの気持ちをそのまま表しているのでは、と思えます。はるかとみなみ達の関係を疑っていた自分を恥じるのとともに、皆のために一生懸命戦っているはるか達の力になりたい、という願いが、ゆいを突き動かしていたのでしょう。

 その後も、ゆいは重要な役割を果たしています。彼女の「夢」はささやかなものかもしれません。けれどそれが加わる事で、プリキュアは無敵のパワーを発揮できています。夢を信じ、未来に向かって努力する事は、とても素晴らしく、また大切なんだという事を、ゆいは自分の行動で示しているように感じます。

 この経験を通して、はるかとゆいは、今までよりずっと深くつながっていけるのではないでしょうか。お互いに抱く気持ちが、彼女達の親密さをもっと高めていってもらえると素敵かもです。

 途中の場面で、ゆいはカナタに向かって、自分ははるかの「友達」だと言っています。それが最後の場面では、はるかに答えようとした時に遮ったパフが「友達」と言っているんですよね。なぜこんな表現になっているのでしょう。

 ゆいは、はるかの事を特別に思っている、という可能性を持たせているのかな、とも感じられます。初対面のカナタには、自分の考えを知られたくなくて友達という言葉を使ったけれど、はるか本人には、単なる友達の1人として見てほしくないと願っている、とか。この後の話数で、できればはるかとゆい2人きりで、お互い相手に対して普通の友達以上の気持ちを抱いていると確かめ合うようなエピソードがあると良いですね。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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