艦隊これくしょん -艦これ- 第9話
テレビアニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」、第9話「改二っぽい?!」です。
吹雪達艦娘は、FS作戦遂行のためにトラック島に集結しています。そこで夕立に突然変化が。体全体が輝きだして、本人によると少し熱っぽい「っぽい」感覚になっているようです。
これは、彼女がレベルアップするサインだったようです(ちなみに睦月はなぜか恋愛と結びつけていました。彼女ってそういう話題に持って行きたがる女の子、なのかな?)。島にある工廠に連れて行かれた彼女は、無事「改二」になりました。
大規模改装されると、いろいろな部分がパワーアップするようですね。武装もそうですが、ボディも?
それだけではなく、顔つきや言葉遣いまで変わってきています。性格もややアグレッシブになっているかも。「っぽい」以外の語尾も使うようになっていて、こうなると夕立らしさは声だけになってしまうような。
戦力としては改装した方が頼もしくなるのでしょう。けれど、元の夕立に思い入れがある人は、少し複雑な気持ちになってしまう場合もあるのかも。原作ゲーム版ではこの辺りがどのように扱われるのかはよくわからない(プレイした事がないため、、、)のですが、例えばこれは艦娘の成長の過程とかだったりするでしょうか。
さて百合的には、やはり大井と北上がばっちり見せてくれていますね。ちょっと薄暗い工廠の中の、カーテンで仕切られた一角に、2人きりでいる彼女達。装備の具合を確かめているはずではありますが、2人のふれあい方には、それ以上の意味がありそうにも見えます。
そんな大井と北上の水入らずの(?)ひとときに、吹雪と睦月は出くわしてしまいます。すぐにカーテンを閉めれば、後でにらまれずに済むのでしょうけれど、吹雪達は一部始終をずっと見守っていました。
視聴者的には、2人のおかげで、大井と北上のいちゃつきが見られた、とも言えそうです。その点では吹雪と睦月がいい仕事した、って事になるのでしょうね。
また同時に、ストーリー的に見ると、吹雪と睦月は、女の子同士がいちゃいちゃする場面に興味がある、とも考えられるかも。この後も是非彼女達の百合視点を花開かせていってもらいたいものです。
それから、吹雪が赤城からほめられるエピソードも良いですね。吹雪がとても憧れている、いえ、睦月や夕立から見れば恋心を抱いている赤城に頭をなでてもらったら、吹雪はもうたまらなくなっちゃうでしょう。赤城が自分の努力を見ていてくれたのも嬉しいでしょうけれど、それ以上の喜びを感じたのでは、と思えます。
でもその後は、吹雪にとって苦しい状況が待っていました。この流れだと、赤城とのふれあいも何だか色あせて感じられてしまう気がします。確かに艦娘は、戦って勝利する事が目指すべき目標ではあります。けれど、戦いに明け暮れるだけでなく、艦娘の、女の子同士の暖かな結びつきの中で癒やされたって良いですよね。そういうエピソードを多く見てみたい所です。
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