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2015年1月29日 (木)

探偵歌劇ミルキィホームズTD 第2話

 テレビアニメ「探偵歌劇ミルキィホームズTD」、第2話「パーフェクト・フール」です。

 歌の源、「エレメント」を奪われてしまった茉莉音を救うために立ち上がった、ミルキィホームズの4人、シャロ、コーデリア、ネロ、エリー。少ない手がかりから推理を働かせて、彼女達なりの捜査を進めていきます。

 けど、そのやり方がかなり向こう見ずというか無鉄砲というか、彼女達らしいです。途中に挟まれるギャグも、ネタがわかるようなわからないような、とにかく考える間もなく次々に繰り広げられています。この辺りは思わず笑ってしまいますね。それに、今度のシリーズでは「毎回別の挿入歌が流れる」という縛り(?)をこなすためにちょっと無理矢理な感じで曲が流れたりもしています。
 周りはそれに巻き込まれてしまうわけですけれど、そのために怒ったりとかはあまりしていないようです。第1話に無実の罪で投獄されたカズミも、平謝りするシャロ達に対して、文句を言ったりなどはしていません。基本的にシャロ達は、愛されるタイプで、ヨコハマ市民からは憧れられているみたいです。

 シャロ達に怒りをぶつける人といえば、小衣という事になるのでしょう。この話数でも彼女の出番はありますが、なぜか仮面のアイドル、花崎マミュとして登場しています。アイドルになる事については、以前の経験からかなり抵抗があったらしいものの、警子(ウェディングピーチ?)の差し金で踊らされてしまっていました。
 怪盗としての警子は、エレメントや、それを奪った怪盗に興味があるようです。でも(今の所)それ以上の考えはないっぽいですね。彼女やアルセーヌなど、他の怪盗達はしばらく様子を見ている事になるのでしょうか、それとも事件の核心に関わってくる?

 茉莉音は前回、エレメントの1人、メロディアを取り戻していますけれど、それだけでは「奇跡の歌」はよみがえりません。芸能活動を続けていくために、歌以外の仕事も何でも引き受けようとしています。この話数では、映画の吹き替えという仕事をもらっていますが、その配役は自分のこれまでのスタイルとはかけ離れたもののようです。それでも彼女は、力の限り挑戦しています。
 こうなると、もう「歌」とは関係のない仕事になってしまいそうです。それなのに、茉莉音が全力を出す事にこだわっているのはなぜなのでしょう。その点について彼女の考えが明らかになる場面がいずれ描かれたりするでしょうか。(それと、この方向で進んでいくと、シャロ達どころではないぐらいにキャラが崩れてしまいそうな気もしますけれど、そこは大丈夫でしょうか。)

 そういえば、シャロ達って、本作ではトイズが戻っているっぽいですね。第1期や第2期では戻っていなかったみたいですし、第3期「ふたりはミルキィホームズ」でも、自分達の能力を発揮して事件を解決、といった場面はなかったように思います。
 本作でも、第1話では力を使う素振りは見せていなかったため、今度もその方式なのかなと思っていたのですけれど、ここではコーデリアがトイズを使ってますね。これからは、彼女達はトイズも使ってさらに派手なギャグを見せてくれるのかも?

 百合的には、茉莉音とエレメント達の絆とかにも期待したい所です。が、エレメントが全部で何人いるか、茉莉音はよく知らないみたいです。彼女にとってエレメントがそんなにどうでもいい存在だとは思えませんし、茉莉音がエレメント達をすべて取り戻し、また仲良くできるようになると良いかもです。

 それから、小衣が、捜査資料だと言い訳しながら、茉莉音のステージの映像を楽しそうに見てますね。第1話では、何だか茉莉音に惹かれているような振る舞いをしていましたけれど、やはり本当に茉莉音ラブなのかも? 茉莉音と小衣の関係が発展していったりすると面白いかもです。そしてその時、シャロがどう感じるか、なんていう辺りも百合的にはポイントになりそうです。

・「ミルキィホームズ」レビューリストレビューセンター

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